再生できない・削除した動画の復元・構造解析

動画データ復旧

動画トラブルでお困りの方へ

撮影した動画が再生できない、録画中に電源が切れた、動画を削除・フォーマットした、あるいは他社で「データが断片化していて復旧できない」と案内されたなど、動画のトラブルはさまざまです。ファイルや記録メディアにデータの一部でも残っていれば、復旧できる可能性があります。

秋葉原データ復旧スクラッチラボでは、動画の形式や記録状態に応じて最適な復旧アプローチを検討します。一般的な修復ソフトで再生できなかった動画も、残存データをバイナリレベルで調べ、自社開発ツールで映像・音声ストリームの回収を試みます。

当社の強みと安心の体制

  • 元警察庁技官(防犯カメラ・ドラレコ解析専門)が監修

    犯罪捜査の技術支援・デジタルフォレンジックに従事し、電磁的記録の証拠保全・解析を専門に行ってきたチーフエンジニアが対応します。

  • 機密性の高い撮影素材にも厳重配慮

    担当エンジニアは国家資格「情報処理安全確保支援士(第034151号)」を保有。情報セキュリティと機密保持を徹底しています。

  • プロの映像制作現場からの信頼

    トップYouTuberやプロカメラマンなど、撮り直しが難しい映像を扱うプロの方々から多くのリピート依頼をいただいています。

  • 「一部分だけ」の救出にも対応

    動画全体を完全に復元するのが難しい場合でも、必要な場面や一部の映像のみをピンポイントで取り出せる可能性があります。

対応機器・
ご相談の多い動画トラブル

GoPro・ドローン・一眼レフ・ハンディカム・防犯カメラ・ドライブレコーダーなど、多様な機器の動画に対応しています。
※スマートフォン本体からのデータ復旧には対応しておりません。スマートフォンで撮影した動画は、microSDカードに保存したものや、パソコン・外付けHDDなどに移した動画ファイルであればご相談いただけます。

機器ごとの記録方式や注意点は、ビデオカメラ・監視カメラ映像(DVR/NVR)・ドライブレコーダーのデータ復旧ページでも解説しています。

主な症状と対応アプローチ

症状 重点的な確認・対応アプローチ
MP4ファイルが開かない・再生エラー 管理情報(moov等)の破損状況と映像・音声の残存状態を確認し、管理情報の再構成や直接回収を検討。
録画中に電源遮断(バッテリー切れ) データがどこまで正常に記録されているかを調べ、途絶えた地点までの映像・音声を回収。
誤削除・フォーマットしてしまった ファイルシステム削除後の上書き状況と記録領域を調査し、残存している生データを復元。
他社で「データが断片化」と言われた 記録メディア全体から分散したデータパケットを探し出し、再構成や必要部分の切り出しを検討。
復元ソフトで取り出した動画が再生不能 復元ファイルの欠損や別データの混在を特定。元のメディアがあれば一から再解析を実施。
動画が途中で止まる・映像が乱れる データの欠損・破損箇所を解析し、正常に再生できる区間のみを綺麗に抽出。
映像はあるが音声がない・音がずれる 音声データ(AAC/PCM等)を映像と分けて個別に解析。残存している場合は同期を調整して再結合。

※症状の一覧は復旧成功を保証するものではありません。機器・記録形式・データの上書き状態により対応可否が異なります。

機器カテゴリ別の
対応機器・記録形式

カテゴリ 代表的なメーカー・シリーズ 主な記録形式
アクションカメラ GoPro HERO、DJI Osmo Action、Insta360 Ace/GO、SJCAM、AKASO MP4(H.264/H.265)、GoProは.LRV(低解像度プロキシ)
360度カメラ Insta360 X、GoPro MAX、RICOH THETA、DJI Osmo 360 .insv、.360、MP4(映像トラック2系統)
ドローン DJI Mini/Air/Mavic/Avata/Inspire/Matrice、Autel、Parrot、FPV機(墜落時の電源断が多い) MP4/MOV、DJIは.LRF(プロキシ)、Inspire 3はProRes RAW
ジンバル・Vlogカメラ DJI Osmo Pocket、Sony ZV、Canon PowerShot V MP4
ミラーレス・一眼レフ Sony α/FX3・FX30、Canon EOS R、Nikon Z、Panasonic LUMIX、FUJIFILM X/GFX、OM SYSTEM MP4(XAVC S/HS)、MOV、ProRes、RAW動画(.CRM、N-RAW等)
コンパクトデジカメ Sony RX、Canon PowerShot、RICOH GR、旧機種各社 MP4/MOV、旧機種はMotion JPEG(AVI/MOV)
家庭用ビデオカメラ Sony Handycam、Panasonic、JVC Everio、Canon iVIS AVCHD(.MTS/.M2TS)、XAVC S、旧HDDムービーはMPEG-2(.MOD/.TOD/.MPG)
業務用・放送用カメラ Sony XDCAM/XAVC(PXW)、Panasonic P2/AVC-ULTRA、Canon XF、JVC GY-HM MXF(OP1a、P2はOP-Atomで映像・音声が別ファイル)、MOV/MP4
シネマカメラ Sony VENICE/BURANO/FX6/FX9、Canon Cinema EOS、Blackmagic、RED、ARRI、Panasonic VARICAM MXF(XAVC/XF-AVC/X-OCN)、ProRes MOV、BRAW、R3D、ARRIRAW
外部レコーダー Atomos Ninja/Shogun、Blackmagic Video Assist/HyperDeck MOV(ProRes/ProRes RAW/DNxHR)
スマートフォン・タブレット iPhone/iPad、Android(Galaxy、Pixel、Xperia、AQUOS等)、iPhoneの外付けSSD録画※本体からのデータ復旧には対応しておりません。microSDカードや外付けSSD、パソコンなどに保存した動画ファイルが対象です。 MOV(HEVC/ProRes)、MP4
防犯カメラ・監視レコーダー Hikvision、Dahua、i-PRO、Hanwha Vision、Axis、国内OEM各社/家庭用:ATOM Cam、Tapo、SwitchBot、Eufy 独自形式(.dav等)、生のH.264/H.265、独自ファイルシステム
ドライブレコーダー コムテック、ユピテル、ケンウッド、セルスター、パイオニア、Garmin、VIOFO、BlackVue、Transcend、純正品、バイク用(ミツバサンコーワ等) MP4/MOV/AVI、独自形式、ループ・イベント録画
ウェアラブル・ボディカメラ 警備・建設現場などの業務用ウェアラブルカメラ MP4
トレイルカメラ(自動撮影) Bushnell、Browning、TREL等(獣害調査・不法投棄監視など) AVI(Motion JPEG)/MP4
PC・ゲーム・配信録画 OBS Studio、Bandicam、GPU録画機能、キャプチャーボード(Elgato、AVerMedia、I-O DATA)、PS5/Switch、Zoomローカル録画 MP4/MKV/FLV、Zoomの変換前ファイル

動画が再生できない・
見つからない原因

動画トラブルは大きく分けて「①ファイルの破損」「②削除・フォーマット」「③データの断片化」「④メディアの故障」があります。

1. ファイルはあるのに再生できない(管理情報の不足)

動画は「映像・音声を再生するための案内(目次)」と「実際のデータ本体」で構成されています。撮影中の電源断などで目次データが書き込まれないと、ファイル自体はあってもプレーヤーで開けなくなります。

2. 削除・フォーマットで動画が消えた

ファイルシステム上の目次(ファイル管理情報)が消えて見えなくなった状態です。メディアの深層領域にデータ本体が残っていれば復元できます。

※トラブル発生後の追加撮影・書き込みは厳禁です。

3. 【重要】動画データの「断片化」とは?

他社で「断片化しているため復旧不可」と言われた場合も諦める必要はありません。「断片化」にはまったく異なる2つの意味が存在します。

  • ストレージ(メディア)上の断片化障害の原因

    SDカードやHDDのあちこちの隙間に、データが飛び飛びで保存された状態。

    撮影と削除を繰り返したSDカードなどで発生します。ファイルシステムの管理情報が失われると、どの断片が同じ動画でどう並ぶのかが特定しにくくなります。

  • 動画ファイル内部の構造的断片化正常な仕組み

    再生時に映像と音声をスムーズに同期するため、細かく刻んで交互に記録する構造。

    MXF形式(業務用カメラ等)
    映像・音声・メタデータをKLV(Key-Length-Value)という識別子付きの小箱に刻んで格納します(Keyは16バイトの識別子)。これらが時間に沿って交互に配置されます。
    MP4形式(GoPro等)
    Atom(Box)と呼ばれる構造でデータを管理します。GoProでは映像・音声のほか、GPS・ジャイロなどのセンサーデータ(GPMF)が独立したトラックとして含まれます。

これら内部の細分化・多重化は正常な記録構造です。しかし、管理情報(MP4のmoovやMXFのインデックス・パーティション)が壊れた場合、一般的な復元ソフトは「破損ファイル」と判定してしまいます。当社ではこの細分化されたパケットを直接解析して再構成を行います。

4. 記録メディア自体を読み込めない

SDカードや外付けHDD/SSDが認識しない場合は、ファイル解析の前に物理的なデータ読み出し処置を行います。異音がする場合や認識が不安定な場合は、通電を止めてそのままご相談ください。

当社の動画解析・
復旧アプローチ(MP4の例)

一般的な動画修復(目次修復)から、自社開発ツールによる「データ直接回収」まで、段階を追って精密に解析します。

  1. データが残っているかを確認

    記録領域をバイナリレベルで調べ、映像・音声のデータ自体が残っているか確認します。

  2. 一般的な修復方法で管理情報(moov)を再構成

    同じカメラ・同一の撮影設定(解像度・fps・コーデック等)で作られた正常な「参考動画」をテンプレートとし、壊れたmoov(目次情報)の再構成を試みます。

  3. 上記の方法で修復が困難な場合

    自社開発ツールによる映像ストリームの直接回収

    moovの再構成で再生できない場合や、ファイルシステム上で断片化している場合は、当社の独自解析ツールを投入します。ファイルやメディアの生の記録領域からH.264 / H.265などの映像ストリームを直接探索・回収します。

  4. 音声データの個別解析・回収

    映像の抽出後、AACやPCMなどの音声データも独立して解析・回収します。

  5. 映像と音声を動画として再構成

    回収した映像と音声を組み合わせて1つの動画ファイルに書き出します。映像の途切れや音ズレが無いかを厳密にチェックします。

※全体を1本にまとめられない場合でも、必要な場面のみを切り出したり、断片データのまま納品したりすることが可能です。

復旧が困難なケース

高度な解析技術を駆使いたしますが、以下の状況では復旧が困難、または一部制限される場合があります。

  1. 必要な映像・音声領域が完全に上書きされている場合

  2. 機器の不具合により、撮影時にそもそも映像が記録されていなかった場合

  3. 記録メディアの物理的損傷が著しく、該当領域の読み出しが不可能な場合

  4. 暗号化や特殊な独自記録方式により、データパケットの解析が不能な場合

  5. 複数の映像トラックが含まれるなど、構造が極めて複雑で正常に分離・結合できない場合

元警察庁技官の
解析経験と
独自開発ツールによる強み

1. 防犯カメラ・ドライブレコーダー映像解析の専門家が直接対応

チーフエンジニアは警察庁技官として犯罪捜査の技術支援とデジタルフォレンジックに従事し、特に防犯カメラやドライブレコーダーの映像解析を専門に担当していました。「再生できない」という表面的な症状だけで諦めず、記録領域の深層に残されたわずかな映像・音声の痕跡を慎重に手繰り寄せます。

2. 映像・音声ストリームを個別に調べる「自社開発解析ツール」

市販の修復ツールが「ファイル全体の目次を直す」ことしかできないのに対し、当社の自社開発ツールは「目次を無視して映像・音声を直接探して引っ張り出す」ことができます。他社で「断片化していて復旧不可」と判定されたファイルでも、このツールでストリームを抽出・再構成できる可能性があります。

3. 撮り直し不能な「仕事の動画」への対応力

YouTuber、プロカメラマン、映像制作会社など、プロの現場からのご依頼を多数受託。「全体復旧は無理でも、〇分〜〇分のカットだけ欲しい」といった現場のニーズに柔軟に対応します。

ご依頼・診断の流れ

  1. お問い合わせ・症状のヒアリング

    撮影機器のメーカー・型番、記録メディア、トラブルの状況をお知らせください。「特定の場面だけ必要」「映像だけでも助かる」といったご希望も承ります。

  2. メディア・ファイルの確認・お預かり

    復元済みファイルだけでなく、可能であれば「元のSDカードやHDD」もお送りください。元メディアから直接解析することで復旧率が格段に上がります。

    ※参考動画が必要な場合は別途ご案内します。

  3. 解析結果と復旧可能範囲のご案内

    動画全体の復旧可否、救出できる時間帯・場面、音声の状態(音ズレや欠損の有無)を明確にご説明します。

  4. データ確認・ご納品

    復旧結果をご確認いただいた後、ご指定の納品形式でお渡しいたします。

よくある質問

QMP4ファイルが再生できません。復旧できますか?

映像・音声データが残っていれば復旧できる可能性が十分にあります。管理情報の破損なのか、データ自体の欠損なのかを専門解析いたします。

Q他社で「データが断片化していて復旧できない」と言われました。

対応できる可能性があります。一般的な復元ソフトは断片化に対応できませんが、当社の独自ツールでメディア内部のパケットをバイナリ解析することで、映像・音声を直接回収できる場合があります。

QMP4以外の動画形式(MXFやMOVなど)にも対応していますか?

はい、対応可能です。業務用カメラで使われるMXF形式(KLV構造)やMOVなども解析いたします。機器のメーカー・型番と拡張子をお知らせください。

Q復元ソフトで取り出してみたけれど再生できない動画も相談できますか?

はい。取り出したファイル自体の修復だけでなく、可能であれば「元のSDカードやHDD」から再解析を行うことで、より綺麗な状態で復元できるケースが多くあります。

Q同じカメラで撮った「正常な動画(参考動画)」は必要ですか?

解析の「辞書(テンプレート)」としてお預かりする場合があります。なお、参考動画を用意するために障害の起きたSDカードで追加撮影することは絶対におやめください。

Q動画の一部分(必要な場面)だけでも取り出せますか?

可能です。データの一部が上書きされて全体が戻らない場合でも、特定の時間帯や残存しているカットのみを切り出して納品することができます。

Q音声も元どおりに戻りますか?

映像と音声は内部で別々のデータとして記録されているため、映像のみ回収できるケースや、音ズレが発生するケースがあります。解析後に正確な状態をご案内します。

Q元のファイル名や撮影日時も戻りますか?

ファイルシステムの管理情報が完全に失われている場合、ファイル名や日時スタンプは復元できないことがあります。ただし、映像・音声の中身自体は保護・回収可能です。

お問い合わせ・受付窓口

仕事で撮影した大切な素材、二度と撮れないイベントや記録映像。動画が開かなくなっても、データはまだそこに残っているかもしれません。まずは症状と機器の情報をお気軽にお知らせください。

お問い合わせ・ご相談

「もう無理かも」と諦める前に、まずはお気軽にご相談ください。
概算費用のお見積もりから状況のご相談まで、専門家が親身に対応いたします。
LINE・フォームからは24時間ご相談を受け付けております。

店舗での持ち込み対応

当社は、秋葉原駅(徒歩5分・6分)と高田馬場駅(徒歩1分)に店舗を構えております。 全店舗、事前予約なしでの受付が可能です。 お困りの際は、直接店舗までお越しください。

※データ復旧の専門設備はスクラッチラボ秋葉原店に集約されております。
ご依頼内容によっては秋葉原店に転送しての作業となりますので、予めご了承ください。
お急ぎの場合はスクラッチラボ秋葉原店へ直接ご来店ください。

※復旧データリストをご確認いただき、納品を希望される場合にのみ費用が発生いたします。

※キャンセルの場合、機器の送付・返却にかかる往復の送料は、お客様のご負担となります。