Xiaomiのカメラ全42機種の保存方式まとめ|SDカード・クラウド・eMMC・NASの違いとデータ復旧のポイント

コラム|

Xiaomiのカメラは、保存方式が一つじゃない ― アクションカメラからドアホンまで全42機種の記録媒体を総整理

Xiaomi(シャオミ)は、スマートフォンだけでなく360度カメラやアクションカメラ、ドローン、屋内外の防犯カメラ、スマートドアホン、ドライブレコーダーまで、非常に幅広いカメラ関連製品を展開しているメーカーです。同じ「Xiaomiのカメラ」であっても、映像の保存先は機種ごとにまったく異なります。

MicroSDカードのみに保存するモデル、本体に内蔵eMMCを搭載しSDカードを使わないモデル、クラウド保存のみでカードスロット自体を持たないモデル、そしてSDカード・クラウド・NAS(ネットワーク接続ストレージ)のすべてに対応するモデルまで、保存方式は大きく分けて4パターン存在します。

映像が消えた、再生できない、カメラが起動しないといったトラブルが起きたとき、まず手元の機種がどの保存方式に当たるのかを把握することが、データ復旧の第一歩になります。この記事では、Xiaomiのカメラ関連製品を「アクション・360度・ドローン系」「屋内スマートカメラ」「屋外防犯カメラ」「ドアホン・ドライブレコーダー」の4つの系統に分け、機種ごとの記録媒体を整理しました。

アクションカメラ・360度カメラ・ドローンカメラの記録媒体

アクションカメラ・360度撮影カメラ・ドローン搭載カメラの系統は、いずれも本体に内蔵メモリを持たず、MicroSDカードへの保存を前提とした設計になっています。

製品名 保存方式 備考
Mi Sphere Camera(Mi Panoramic Camera 360°) MicroSDカードのみ(内蔵メモリなし)、最大128GB Xiaomi公式FAQに「内蔵メモリがなくMicroSDカードの挿入が必須」と明記
Xiaomi Mijia Mini Action Camera 4K MicroSDカードのみ、最大64GBと考えられます 複数の海外レビュー・スペックサイトで一致するが、メーカー公式ページでの直接確認は取れていません
Xiaomi Yi Action Camera(初代) MicroSDカードのみ、最大64GB Xiaomiが出資した「YI Technology(小蟻科技)」ブランドの製品で、発売当初は「Xiaomi Yi」と呼ばれていました
Xiaomi Yi 4K / Yi 4K+ Action Camera MicroSDカードのみ、最大64GB 公式マニュアルの上限は64GBです。128GB以上のカードで動作したという非公式な報告はありますが、メーカー公式仕様ではありません
Xiaomi Mi Drone Camera(1080p / 4K) MicroSDカードのみ、最大64GB スロットはドローン本体ではなくカメラ(ジンバル)ユニット側に搭載されています

※本記載内容に誤りを含んでいる可能性もございます。

屋内スマートカメラ(Pan-Tiltタイプ・固定タイプ)の記録媒体

屋内向けのスマートカメラは、首振り(パン・チルト)機能を持つシリーズと、首振りをしない固定タイプに分かれます。いずれもMicroSDカードとクラウド保存を軸としていますが、NASへの書き出しに対応しているかどうかは機種によって差があり、すべてのモデルが対応しているわけではありません。

Cシリーズ(現行の主力ラインナップ)

製品名 最大対応容量 NAS対応 クラウド
C701 Pro / C701 256GB 対応 対応
C700 256GB 対応 対応
C500 Pro / C500 / C500 Neo 256GB 対応(C500 Neoは同一プラットフォームのため対応すると考えられます) 対応
C500 Dual 256GB 対応 対応
C401 512GB 対応 対応
C400 256GB 非対応(公式FAQに明記) 対応
C300 256GB 対応 対応
C301 / C302 256GB 対応する場合もあると考えられます(公式ソースでの確認は取れていません) 対応
C300 Dual 256GB 公式ページに記載がなく、確認が取れていません 公式ページに記載がなく、確認が取れていません
C201 / C200 256GB 対応(C200で公式確認。C201は同等と考えられます) 対応
C100 256GB 対応 対応

Mi 360°シリーズ(従来モデル)・Mijia初期モデル

製品名 最大対応容量 NAS対応 クラウド
Mi 360° Home Security Camera 1080p 64GB 公式ページに記載がなく、確認が取れていません 対応
Mi 360° Camera 2K 32GB 対応 対応
Mi 360° Home Security Camera 2K Pro 32GB 対応 対応
Xiaomi Mijia Smart PTZ Camera(云台版・1080p) 32GB 公式ページに記載がなく、確認が取れていません 公式ページに記載がなく、確認が取れていません

屋内固定タイプ(首振りなし)

製品名 最大対応容量 NAS対応 クラウド
Mi Camera 2K(Magnetic Mount) 32GB 非対応(公式FAQに明記) 有料オプションとして対応
Mi Home Security Camera Basic 1080P(標準タイプ) 128GBと考えられます 対応(SMB経由) 非対応
Xiaofang(小方)Smart Camera 公式な最大容量の記載が見当たらず、確認が取れていません 公式ページに記載がなく、確認が取れていません 公式ページに記載がなく、確認が取れていません
Dafang Smart Camera 公式な最大容量の記載が見当たらず、確認が取れていません 公式ページに記載がなく、確認が取れていません 公式ページに記載がなく、確認が取れていません

なお、「Xiaofang」は首振り(360度)機能を持たない固定タイプのカメラで、パン・チルト機能を持つ製品ではありません。

※本記載内容に誤りを含んでいる可能性もございます。

屋外防犯カメラ(CW・AWシリーズ)の記録媒体

屋外設置型の防犯カメラのうち、電源を常時接続して使うCWシリーズ(首振り・パノラマ対応)とAWシリーズ(壁掛け固定型)は、いずれもMicroSDカードを軸にクラウド保存を組み合わせる設計です。ただし、NASへの書き出しに対応しているかどうかは機種ごとに明確に分かれています。

製品名 最大対応容量 NAS対応 クラウド
Xiaomi Outdoor Camera CW700S 256GB 対応 対応
Xiaomi Outdoor Camera CW500 / CW500 Dual 256GB 対応 対応
Xiaomi Outdoor Camera CW400 256GB 非対応(公式FAQに明記) 対応
Xiaomi Outdoor Camera CW300 256GB 非対応(公式FAQに明記) 対応
Xiaomi Outdoor Camera CW100 Dual 256GB 対応 対応
Xiaomi Outdoor Camera AW300 256GB 非対応(公式FAQに明記) 対応
Xiaomi Outdoor Camera AW200 公式な最大容量の記載が見当たらず、確認が取れていません AW300と同様に非対応と考えられます(公式確認は取れていません) 公式ページに記載がなく、確認が取れていません

※本記載内容に誤りを含んでいる可能性もございます。

屋外防犯カメラ(BWシリーズ・ワイヤレスタイプ)は保存方式が根本的に異なります

バッテリー駆動でコードレス設置ができるBWシリーズと、屋内の受信機(ベースステーション)を必要とするワイヤレスモデルは、これまでのCW・AWシリーズとは保存の仕組みが根本的に異なります。カメラ本体にMicroSDカードスロットを持たない機種が多く、代わりに本体の内蔵ストレージ、クラウド、あるいは屋内ベースステーション側のSDカードに保存する構成になっています。

  1. Xiaomi Outdoor Camera BW500:本体に内蔵eMMC(8GB)を搭載しており、MicroSDカードスロットはありません。ただしクラウド保存にも対応しており、内蔵ストレージだけに保存が限定されるわけではありません。
  2. Xiaomi Outdoor Camera BW400 Pro Set:カメラ本体にはMicroSDカードスロットがなく、クラウド保存が基本です。セットに含まれる屋内ベースステーション側にMicroSDカードスロットがあり、そちらに保存することができます。
  3. Xiaomi Outdoor Camera BW300:完全コードレス設計で、カメラ本体にはMicroSDカードスロットがありません。クラウド(無料の3日間ローリング保存)を基本とし、ベースステーションとペアリングした場合はベース側のSDカードにも保存できます。
  4. Mi Wireless Outdoor Security Camera 1080p:カメラ本体は屋内の受信機(ベースステーション)経由で動作し、受信機にMicroSDカード(最大32GB)またはUSBメモリを接続して保存します。クラウド(無料の3日間ローリング保存)にも対応しています。

このように、BWシリーズとワイヤレスモデルでは「カメラ本体」「屋内ベースステーション」「クラウド」のどこに映像が保存されているかを切り分けて考える必要があります。データが消失した際は、まずご自身の運用でどこに保存されていたかを確認いただくことが重要です。

※本記載内容に誤りを含んでいる可能性もございます。

スマートドアホン・ドライブレコーダーの記録媒体

スマートドアホンはクラウド保存のみに対応し、カードスロットを持たない機種が中心です。一方でドライブレコーダーは逆に、MicroSDカードのみで動作するモデルと、内蔵eMMCのみでSDカードを一切使わないモデルの両方が存在します。

カテゴリ 製品名 保存方式
スマートドアホン Xiaomi Smart Doorbell 3 / 3S クラウド保存のみ(無料の3日間ローリング保存)、MicroSDカードスロットなし
スマートドアホン Xiaomi Smart Doorbell 2 / 2 Lite クラウド保存のみ、MicroSDカードスロットなし
ドライブレコーダー Xiaomi Mijia Dash Cam(1080p / 1S) MicroSDカードのみ、最大64GB
ドライブレコーダー 70mai Dash Cam Pro MicroSDカードのみ、最大64GB
ドライブレコーダー 70mai Dash Cam Pro Plus+(型番A500S) MicroSDカードのみ、最大128GB
ドライブレコーダー 70mai Dash Cam A800S MicroSDカードのみ、最大128GB
ドライブレコーダー 70mai Dash Cam Omni 内蔵eMMCのみ(32GB / 64GB / 128GBの3容量展開)、MicroSDカードスロットなし

なお、70maiはXiaomiのエコシステム(生態链)企業が展開するブランドで、Xiaomi自社ブランドとは別の製造元です。

※本記載内容に誤りを含んでいる可能性もございます。

秋葉原データ復旧スクラッチラボが選ばれる理由

MicroSDカードの破損や、カメラ本体内蔵のeMMCチップの故障など、機種ごとに異なる保存方式のトラブルに対応するため、スクラッチラボでは以下のような体制でデータ復旧に取り組んでいます。

  1. 高度な基板修復・チップオフ技術:カメラ本体やSDカードの基板が損傷している場合でも、チップ単体を取り外して直接データを読み出す技術に対応しています。
  2. 対象メディア特有のデータ構造解析:MicroSDカード、内蔵eMMC、SSDなど、記録媒体ごとに異なるデータ構造を解析し、それぞれに適した手法で復旧を行います。
  3. 情報管理体制(NDA対応):お預かりするデータには個人情報や機密情報が含まれる可能性があるため、秘密保持契約(NDA)に対応した情報管理体制を整えています。
  4. 初期診断無料・完全成功報酬制:診断の時点では費用はかからず、データが復旧できた場合にのみ料金が発生する完全成功報酬制を採用しています。
  5. お支払い前に「復旧データリスト」を確認可能:復旧できたデータの一覧を事前にご確認いただいた上で、正式にご依頼いただけます。

これまでにご利用いただいたお客様からのGoogleレビュー(星5)は、こちらからご確認いただけます。
https://share.google/EH9lSquxPh8dO7KdR

ご依頼の流れ

Xiaomi製カメラ・ドアホン・ドライブレコーダーのデータ復旧は、以下の流れでご依頼いただけます。

  1. お問い合わせ:お電話またはWebフォームより、カメラの機種名や症状をお知らせください。
  2. 初期診断(無料):お預かりした機器・MicroSDカードの状態を診断し、復旧の可否や概算費用をご案内します。
  3. 復旧データリストのご確認:実際に復旧できたデータの一覧をお見せし、内容をご確認いただきます。
  4. ご契約・お支払い:復旧データの内容にご納得いただいた上で、正式にご契約・お支払いいただきます(完全成功報酬制)。
  5. データのお渡し:ご希望の記録媒体(SDカード・USBメモリ・外付けドライブなど)にデータを保存してお渡しします。

お使いのXiaomi製カメラ・ドアホン・ドライブレコーダーのデータでお困りの際は、まずはお気軽にご相談ください。

まとめ:機種によって「消えたデータ」がある場所は異なります

ここまで見てきたように、Xiaomiのカメラ関連製品は同じブランドの中でも保存方式が大きく異なります。アクションカメラや360度カメラ、ドローンカメラはMicroSDカード一択に近い設計ですが、屋内外の防犯カメラはMicroSD・クラウド・NASを組み合わせる機種が中心で、その中でもBWシリーズのようにカメラ本体が内蔵ストレージのみ、あるいはカードスロットを持たずクラウドや屋内ベースステーション側に保存する特殊な構成の機種も存在します。ドアホンはクラウド保存が中心で、ドライブレコーダーはMicroSDカードのモデルと内蔵eMMCのみのモデルが混在しています。

映像や写真が消えてしまった、あるいはカメラ本体が破損して取り出せなくなったという場合、まず手元の機種がどの保存方式に当たるのかを確認することが、適切な対処の第一歩になります。SDカード自体の破損なのか、カメラ本体内部のストレージチップの故障なのか、あるいはクラウド側の問題なのかによって、必要な対応はまったく異なります。

そのデータ、
まだ諦めないでください

現在、お手元のHDDやSSDなどで、認識しない・異音がするといったトラブルが発生していませんか?
症状が出たまま使用や通電を続けると、状態が悪化して復旧が難しくなることがあります。
手遅れになる前に、ぜひご相談ください。

\ 重度障害も対応可能 / お支払いは、データを見てから。
お見積りも、作業費も、0円※です。
※復旧データリストをご確認いただき、納品を希望される場合にのみ費用が発生いたします。
キャンセルの場合、機器の送付・返却にかかる往復の送料は、お客様のご負担となります。