WD20EARS-00MVWB0 重度物理障害データ復旧

復旧事例|2022年11月6日

WD20EARS−00MVWB0のデータ復旧事例です。
「誤ったACアダプタを使用して以降、モーターが回らない」とのことでご依頼頂きました。

こういった場合、基板故障で間違いありません。

通常であれば基板交換を行い、データ復旧完了となるのですが、今回は異なりました。

基板交換後、モーターは回るようになったものの、カチカチと異音が鳴り全く認識しません。

調査を進めた結果、今回は磁気ヘッドも故障してしまっているようです。

ドナーヘッドへの交換も追加で実施して、無事認識に成功、復旧完了となりました。

基板故障時にヘッドも道連れに壊れてしまうのは100回に1回か2回程度でしょうか。

以前もこの頃のWDで遭遇した記憶があるので、構造に問題があるのかもしれませんね。

ご依頼誠にありがとうございました。

執筆者プロフィール

情報処理安全確保支援士。新卒で警察庁技官としてフォレンジック業務に従事。情報通信局長賞をはじめ、警察大学校附属の情報通信学校長賞など多数の表彰経験がある。その後、大手データ復旧業者を経て、株式会社FIXに入社。同社にてHDDやSSD、フラッシュメモリ、RAIDの論理障害から物理障害まで復旧業務の全工程に携わる。特にHDDの重度物理障害を得意とし、プラッターに傷が発生したスクラッチ障害を年間100件近く取り扱い、その多くを復旧に導いている。

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WD20EARS-00MVWB0 重度物理障害データ復旧

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