ProS6 series SSD 256GB 読み取り不良からのデータ復旧事例|他社復旧不可案件
復旧事例|2026年02月18日
ご相談内容
SSDはパソコン上で認識はするものの、データのコピーが途中で止まってしまい、
正常にバックアップが取れないというご相談です。
アクセスすると極端に速度が低下し、実用的な読み取りができない状態でした。
ご依頼の背景
他社にて復旧不可と判断された後のご相談です。
通電時には認識表示はあるものの、読み出しが著しく不安定で、
一般的な環境では安定取得が困難な状態でした。
診断結果
対象媒体は ProS6 series SSD 256GB。
アクセス時に強い速度低下が発生し、
通常のデータ取得作業では停止を繰り返す状況を確認しました。
論理的な破損ではなく、読み取り制御レベルでの不安定挙動が主な要因と判断しています。
対応内容
- 専用機器にて詳細な状態確認を実施
- リーディング時のパラメータを個別調整
- 負荷を抑えながら段階的にデータ抽出
- 不安定領域を慎重に回避し、安定領域から順に取得
復旧結果
- 必要データの取得を確認
- 時間を要したもののデータ抽出に成功
- ほぼ全てのご希望データを復旧
担当者コメント
SSDは認識している状態でも、内部的に読み取りが極端に不安定になることがあります。
無理にコピーを繰り返すと状態が悪化する可能性もあります。
速度低下やコピー停止が発生した場合は、早めの専門対応が重要です。
まとめ
認識しているから安全とは限りません。
読み取り挙動に異常が見られた場合は、通電や操作を最小限に抑え、
適切な環境での診断をおすすめします。
本体画像

執筆者プロフィール
情報処理安全確保支援士。新卒で警察庁技官としてフォレンジック業務に従事。情報通信局長賞をはじめ、警察大学校附属の情報通信学校長賞など多数の表彰経験がある。その後、大手データ復旧業者を経て、株式会社FIXに入社。同社にてHDDやSSD、フラッシュメモリ、RAIDの論理障害から物理障害まで復旧業務の全工程に携わる。特にHDDの重度物理障害を得意とし、プラッターに傷が発生したスクラッチ障害を年間100件近く取り扱い、その多くを復旧に導いている。
ProS6 series SSD 256GB 読み取り不良からのデータ復旧事例|他社復旧不可案件
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