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スクラッチラボ 秋葉原店
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業界トップクラスのデータ復旧率!最新の設備とベテランエンジニアが大切なデータを復旧・復元します。

目次
今回ご相談いただいたのは、Buffalo製SSD「SSD-PUT500U3-BKC」です。
誤ってフォーマットしてしまった後、他社様では「ゼロフィルされている」と診断されたとのことで、秋葉原データ復旧スクラッチラボへご相談いただきました。
通常の読み取り方法では、Trimの影響によりほとんどの領域がゼロセクターとして返ってくる状態でした。
そのため、一般的な解析ではお客様のデータがほとんど確認できない状態です。
下の画像は、今回の復旧対象となったBuffalo SSD-PUT500U3-BKCです。

本件では、通常の読み取りでは取得できない領域に対して、SSDコントローラーへ直接アクセスする特殊な読み取り方法を用い、写真やOffice系ファイルを多数復旧できました。
ご相談時点では、SSDはすでに分解された状態でした。
他社様ではゼロフィルされていると診断されており、通常の手順ではデータが出てこない状態と考えられていました。
下の写真は、入庫時のSSDの状態です。

基板やコントローラーの状態を確認し、読み取り経路を確保できるかを慎重に確認しました。
外装や基板構成を確認した結果、USB変換コントローラーとSSDコントローラーが同一基板上に実装されているタイプであることが分かりました。
まず通常の読み取り方法で状態を確認したところ、ほとんどのセクターがゼロとして返ってくる状態でした。
1,000,215,216個のセクター中、1,000,083,605個がゼロセクターで、非ゼロセクターは131,611個のみでした。
下の画像は、通常の読み取り方法で確認した際のセクター状態です。

非ゼロセクターは512バイトセクター換算で約64MB相当しかなく、このままではお客様のデータはほとんど確認できません。
ただし、Trim後にゼロセクターが返ってくる状態でも、データそのものが物理的に消えているとは限らないため、別の読み取り方法を検討しました。
SSDでは、フォーマットや削除の後にTrimが送られることがあります。
Trimが送られると、SSD側は該当領域を「使用されていない領域」として扱います。
その状態で通常の読み取りを行うと、実際の記録内容を読み出すのではなく、SSD側が即座にゼロセクターを返すことがあります。
そのため、一般的な復旧方法では「何も残っていない」ように見えてしまいます。
しかし、内部に残存しているデータへ別の経路からアクセスできる場合があります。
本件では、その可能性を確認するため、SSDコントローラーへ直接アクセスする方法を選択しました。
基板上の構成を確認したところ、本SSDにはSM2259XTというSSDコントローラーが使用されていました。
この情報は、特殊な読み取り方法が適用できるかを判断するうえで重要です。
下の写真は、SM2259XTコントローラーを確認した際の基板写真です。

本件のSSDは、SSDコントローラーとUSB変換コントローラーが同一基板上に実装されています。
特殊な読み取り方法を使うには、USB変換コントローラーを経由せず、SSDコントローラー側へ直接アクセスする必要がありました。
特殊な読み取りを行うため、基板上にワイアアップ作業を行い、USB変換コントローラーをバイパスして、SSDコントローラーとSATAで通信できる状態を作りました。
下の写真は、実際にUSB変換コントローラーのバイパス処置を施した際の様子です。
※技術的な企業秘密を含むため、一部はぼかし処理を行っています。

この経路を確保することで、通常の読み取りではゼロセクターしか返ってこない領域に対して、別の方法で直接読み取りを試みることができました。
特殊な読み取り方法で取得したデータを解析したところ、フォーマット前のフォルダー構造までは残念ながら復元できませんでした。
これは、フォーマット後の構造情報しか残っていなかったためです。
一方で、写真、Excel、PowerPoint、Wordファイルなどは多数確認できました。
下の画像は、シグネチャスキャンの結果で確認できたファイルの一部です。
※一部ぼかし処理を行っています。

Office系ファイルも複数確認でき、フォルダー構造は失われたものの、ファイル単位での復旧につながりました。
本件では、フォーマット前のフォルダー構造までは復旧できませんでした。
ただし、通常の読み取りではほぼゼロセクターしか返ってこない状態から、特殊な読み取り方法により、写真やExcel、PowerPoint、Wordファイルを多数復旧できました。
このように、誤ってフォーマットしたSSDで、他社様にてゼロフィルされていると診断された場合でも、SSDコントローラーや基板構成によっては、データを回収できる可能性があります。
TrimされたSSDからのデータ復旧は、SSDコントローラーの種類によって対応可否が変わります。
秋葉原データ復旧スクラッチラボでは、Silicon Motion製およびPhison製のSSDコントローラーが使用されているSSDについて、同様の方法で対応できる場合があります。
すべてのSSDで同じ方法が使えるわけではありませんが、通常の読み取りでゼロセクターしか返ってこない場合でも、コントローラーや構成によっては復旧の可能性が残ります。
SSDは、削除やフォーマット後にTrimが動作すると、通常の読み取りではデータが存在しないように見えることがあります。
そのため、他社様でゼロフィルと診断された場合でも、内部的にデータが完全に消去されているとは限りません。
本件では、USB変換コントローラーを経由しない通信経路を確保し、SSDコントローラー側へ直接アクセスすることで、通常の読み取りでは取得できないデータの回収を試みました。
SSDの誤フォーマットや削除トラブルでは、通電や追加保存によって状況が変わることがあります。
重要なデータがある場合は、追加操作を避けたうえで早めにご相談ください。
本事例は、Buffalo SSD-PUT500U3-BKCを誤ってフォーマットし、他社様でゼロフィルと診断されたSSDからのデータ復旧事例です。
通常の読み取りでは1,000,215,216個のセクター中、1,000,083,605個がゼロセクターとして返る状態でしたが、
USB変換コントローラーをバイパスし、SSDコントローラー側へ直接アクセスすることで、写真やOffice系ファイルを多数復旧できました。
フォルダー構造までは戻せないケースもありますが、ファイル単位で復旧できる可能性は残されています。
TrimされたSSDや、ゼロフィルと診断されたSSDでお困りの際は、秋葉原データ復旧スクラッチラボまでご相談ください。
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