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スクラッチラボ 秋葉原店
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エクスプレス A1出口徒歩7分PC Fixs 秋葉原店
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東京都千代田区外神田4-13-6 秋葉原STビル6FJR秋葉原駅 電気街口徒歩5分、東京メトロ日比谷線3番出口徒歩6分、
エクスプレス A1出口徒歩6分
業界トップクラスのデータ復旧率!最新の設備とベテランエンジニアが大切なデータを復旧・復元します。

他社にて開封済みかつ「復旧不可」と診断されたHDDのデータ復旧事例です。
以前の業者では物理的な処置が行われた形跡がありましたが、データの取り出しには至らなかった案件です。
スクラッチラボにて再診断を行ったところ、障害の本質は物理的な損傷ではなく、HDDの制御プログラムである「ファームウェア」の重篤な損傷にあることが判明しました。
ご依頼いただいたHDDは開封済みの状態でした。
クリーンベンチ内で内部確認を行ったところ、プラッター(磁気ディスク)等の主要部品に目立つ傷はなく、物理的にはきれいな状態が保たれています。
専用設備(PC-3000 Express)に接続し通電を確認します。
通電直後からビジー状態(Busy)となり、操作を受け付けない状態でフリーズしています。
通常の制御コマンドが通らない状態ですが、エラーフラグを確認すると「No Host FIS-ReadyStatusFlags」が表示されています。

※PC-3000上でのステータス確認。右側のログおよびエラーフラグから、ファームウェアが正常に応答していないことが分かります。
この特定のビジー状態は、PC-3000の機能を用いることでバイパス(回避)可能です。
処置を行い、ドライブのモデル名やシリアル番号などの認識に成功しました。
認識自体は可能になりましたが、HDDを正常に動作させるためのファームウェア領域にアクセスするとエラーが発生します。
バックアップを試みましたが、データの読み書きに不可欠なパラメータを含むモジュール群で読み込みエラーが多発しています。

※赤色で表示されている箇所が読み込みに失敗したモジュールです。
特に以下の重要なモジュールが損傷しています。
これらはプラッター上の物理的な位置と、データのアドレス(番地)を変換するための重要な「変換テーブル(トランスレイター)」です。
これらが欠損していると、HDDはデータがどこに保存されているかを正しく認識できません。
通常、ファームウェアはメインとバックアップの2箇所に保存されていますが、本件ではその両方でエラーが発生しており、正常なモジュールが一つも読み出せない状態でした。
重要なファームウェアがメモリ(RAM)にロードされていない状態で、強制的にデータエリアへのアクセスを試みます。

※画面左側のマップにおいて、緑色は読み込み成功、黒色は読み込み失敗を示します。
最初は一部のセクタが読めますが、アドレス変換情報がないため、途中からデータが全く追えなくなり、読み込み不能(黒色のブロック)となります。
損傷したモジュール(特に028番)を何度か読み込もうと試みましたが、エラーが返されるのみで読み出しは不可能です。
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※重要なモジュールが「DEAD(読み込み不可)」となっている様子。
通常の読み出し手順では復旧不可と判断されるケースですが、読み出せた一部の正常な情報(01B等)を解析・再利用し、破損したトランスレイター(028)を論理的に再構築する処置を行いました。
この再構築プロセスは、手順を誤るとHDDのシステムエリアを破壊するリスクがあります。
弊社では解析に基づいた安全な手順で実施し、正常なアクセスの復元に成功しました。

最終的に、不良セクタはわずか24セクタのみに留まり、全体の99.99%以上のデータを回収しました。
フォルダ構造やファイル名も維持された状態で復旧完了となりました。
本件は「開封済み」かつ「復旧不可」と診断された案件でしたが、適切な診断とファームウェアレベルでの高度な修復により、ほぼ全てのデータを救出できました。
他社で断られた場合でも、技術的なアプローチを変えることで解決できる可能性があります。諦める前に一度ご相談ください。
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