Seagate ST3000DM001 重度物理障害データ復旧
復旧事例|(更新:)
Seagate ST3000DM001のデータ復旧事例です。
Lacie製の外付けHDDに内蔵されていました。
こちらの機種、他社復旧不可や高額見積などで弊社へご依頼いただきました。
故障状態は磁気ヘッド故障です。
磁気ヘッド交換を実施してデータ復旧作業を行いますが、ただ交換するだけでは、ほぼ100%に近いくらいデータ復旧できません。
理由はSeagate製HDDは磁気ヘッド故障が発生すると、プラッタにもスクラッチと呼ばれるダメージ(磁性体剥離)が発生しているためです。
磁気ヘッドを良品に交換しても、プラッタのスクラッチにより再度、磁気ヘッドが損傷しデータ復旧不可となります。
今回も確認したところ想定通り、スクラッチを確認しました。

弊社では損傷箇所をバイパスしてデータ復旧を行うことが可能ですので、難易度の高いこちらのモデルでもデータ復旧できる可能性が残されています。(残念ながら必ずうまくいくわけではありません。)
ただし、データが保存されているプラッタをバイパスしますので、ファイル単位での復旧率はどうしても下がります。
この辺りは損傷程度で毎度変わるのですが、今回のケースでは、運も味方し約8割近くのデータを救出することができました。
なお国内では、まだこういった作業を実施しているデータ復旧業者は少数であるようです。
データ復旧業者数社を経て弊社に再依頼になることがあるのですが、復旧不可と決めつけているのか、または顧客にキャンセルされたからか、いい加減な取り扱いをされ、プラッタに本来なかったはずの傷や汚れが付いた状態で送られてくることもあります。
こういった状態ではデータ復旧できたものもできなくなってしまい非常に歯がゆいです。
データ復旧業者選びは慎重にされることをお勧めいたします。
執筆者プロフィール
情報処理安全確保支援士。新卒で警察庁技官としてフォレンジック業務に従事。情報通信局長賞をはじめ、警察大学校附属の情報通信学校長賞など多数の表彰経験がある。その後、大手データ復旧業者を経て、株式会社FIXに入社。同社にてHDDやSSD、フラッシュメモリ、RAIDの論理障害から物理障害まで復旧業務の全工程に携わる。特にHDDの重度物理障害を得意とし、プラッターに傷が発生したスクラッチ障害を年間100件近く取り扱い、その多くを復旧に導いている。
Seagate ST3000DM001 重度物理障害データ復旧
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スクラッチ障害は、1秒ごとの通電がデータの破壊を進めます。手遅れになる前に、ぜひご相談ください。
お見積りも、作業費も、0円※です。 ※復旧データリストをご確認いただき、納品を希望される場合にのみ費用が発生いたします。
キャンセルの場合、機器の送付・返却にかかる往復の送料は、お客様のご負担となります。