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【復旧事例】Toshiba DT01ACA050|異音発生とプラッター汚れからのデータ復旧

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【復旧事例】Toshiba DT01ACA050|異音発生とプラッター汚れからのデータ復旧

DT01ACA050 開封診断時の内部状態
※開封時の内部状態。

ご相談内容

デスクトップパソコンに内蔵されていた東芝製HDD(DT01ACA050)が、通電すると異音を発して認識しなくなったため、データの復旧をご依頼いただきました。

ご依頼の背景

パソコンが突然起動しなくなり、内部から異音が聞こえる状態でした。業務で使用していた重要なデータが含まれており、確実なデータ取り出しをご希望でした。

診断結果

初期診断の結果は以下の通りです。

  • 対象媒体:Toshiba DT01ACA050 (500GB)
  • 障害区分:重度物理障害
  • 状態概要:磁気ヘッド故障およびプラッター外周部の汚損
故障した磁気ヘッド
※損傷が確認された磁気ヘッド。

クリーンルームにて開封点検を実施しました。
磁気ヘッドの故障に加え、プラッター(データ記録面)の外周部分に接触痕のような汚れを確認しました。

プラッター(データ記録面)の外周部分に接触痕のような汚れ
※プラッター(データ記録面)の外周部分に接触痕のような汚れ

これは本モデル(DT01シリーズ)特有の症状であり、ランプ(ヘッド退避場所のプラスチック部品)とプラッターが接触して削れた粉が付着したものです。一見すると重度なスクラッチ(傷)に見えますが、この段階では「汚れ」の性質が強く、適切な処置が可能と判断しました。

診断時の参考画像

対応内容

この汚れを放置して通電すると、深刻なスクラッチ障害へと発展するリスクがあります。そのため、以下の手順で慎重に作業を実施しました。

  • プラッター表面の精密クリーニング処理
  • 適合するドナー部品を用いた磁気ヘッド交換
  • HDDの正常起動および認識処理
  • 不良セクタをスキップ(回避)しながらのデータ抽出作業
  • 専用ツールによるファイル解析

復旧結果

クリーニングおよびヘッド交換により、HDDを正常に起動させることに成功しました。
データ領域の読み取りを実施したところ、一部に不良セクタが存在しましたが、これらをスキップして回収を進めました。

  • データ使用領域の約81%を回収
  • 専用ツールでの解析により、主要なファイルを復旧

担当者コメント

今回のケースで確認されたプラッター外周の汚れは、スクラッチ(ひっかき傷)と誤診されやすい症状です。適切なクリーニングを行わずにヘッド交換のみを行うと、すぐに新しいヘッドが破損し、データを完全に失う可能性があります。
当ラボでは、機種ごとの特性を熟知した上で、クリーニングを含めた最適な物理処置を行っております。

まとめ

異音が発生しているHDDでも、詳細な診断と適切な処置を行えばデータを救出できる可能性があります。諦めずに専門家へご相談ください。

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