業界トップクラスのデータ復旧率!最新の設備とベテランエンジニアが大切なデータを復旧・復元します。

データ復旧のスクラッチラボ 他社復旧不可/スクラッチ完全対応の秋葉原のデータ復旧

データ復旧|HDD|ST31000524ASの重度障害からのデータ救出

カテゴリ :

【復旧事例】Seagate ST31000524AS|他社復旧不可・内部粉塵発生からのデータ救出

ご相談内容

他社様にて診断を行ったところ「復旧不可」と判定されたため、再調査のご依頼をいただきました。特に業務で使用するDocuWorksファイルが必要とのことですが、他社様では物理的な損傷が激しくデータの取り出しができないとの報告を受けておられます。

ST31000524AS 外観
データ救出作業を実施したHDD(ST31000524AS)の筐体外観。

ご依頼の背景

業務で使用されていたPC内蔵のハードディスクです。ある日突然PCが起動しなくなり、異音が確認されたため最初の業者様へ依頼されました。しかし、開封診断の結果、内部部品の損傷が深刻であることを理由に返却され、セカンドオピニオンとして当店へお問い合わせいただきました。

診断結果

初期診断の結果は以下の通りです。

  • – 対象媒体:Seagate ST31000524AS
  • – 障害区分:重度物理障害
  • – 状態概要:プラッター(記録面)の円周状スクラッチ、磁気ヘッドの破損、および摩耗による磁性体粉塵の筐体内飛散
HDD内部の粉塵
プラッターの摩耗によって発生した粉塵が内部フィルターや部品に付着している状態。
プラッターの傷
プラッター表面に確認される同心円状の深い傷(スクラッチ)。

対応内容

物理的な損傷が激しいため、以下の慎重な工程で復旧作業を実施いたしました。

  • – 開封および専用溶剤を用いたプラッター表面の精密洗浄(粉塵除去)
  • – 適合するドナー部品を用いた磁気ヘッド交換および読み取り調整
  • – ファームウェア制御によるアクセス領域の制限と安定化
  • – ファイルシステム破損に対応したファイル構造解析(カービング)によるデータ抽出
内部状態の詳細画像
ヘッド交換前に徹底的なクリーニングが必要な状態でした。

復旧結果

プラッター上のデータ記録層が一部削り取られている状態でしたが、残存している領域からの読み出しに成功しました。ファイルシステム情報は損傷していましたが、以下の成果を得ております。

  • – 最重要とされていたDocuWorksファイルの正常なオープンを確認
  • – その他、破損していない領域からのドキュメントデータの救出

担当者コメント

筐体内部に粉塵が飛散するほどの物理障害は、データ復旧において最も難易度の高い状態の一つです。今回は通常の読み取り方法ではなく、ファイルのバイナリ構造を直接解析する手法が功を奏しました。異音が発生した際、無理に通電を続けるとプラッターが削れ、粉塵が発生します。異変を感じた際は直ちに通電を停止し、専門家へご相談いただくことが重要です。

まとめ

他社様で「復旧不可」と診断された場合や、物理的な損傷が激しい場合でも、アプローチを変えることで解決できるケースがございます。同様の症状でお困りの際は、諦める前に一度お問い合わせください。


Shop
店舗情報

© FIX inc. All Rights Reserved.