# 秋葉原データ復旧スクラッチラボ > 他社で「復旧不可」と判断されたHDD・SSD・NAS・MacBook等の重度物理障害・スクラッチ障害に特化したデータ復旧サービス。再生できない・削除した動画の構造解析による復旧にも対応。元警察庁技官が監修し、世界標準の復旧ツール「PC-3000」シリーズと自社クリーン設備を完備。初期診断・見積り0円の完全成功報酬制で、復旧データを確認後のお支払い。秋葉原・高田馬場の都内3拠点で予約不要・最短即日対応、全国宅配・関東出張訪問にも対応。運営会社は2003年創業の株式会社FIX(2013年法人化、データ復旧サービスは2014年開始)。 このファイルは [llms.txt](https://media-sos.com/llms.txt) の詳細版(llms-full.txt)です。サイト全体の主要コンテンツをLLMが取り込みやすい形で統合した、サイトの包括的なコンテキスト情報です。 --- ## 基本情報 - 屋号: 秋葉原データ復旧スクラッチラボ(略称: スクラッチラボ) - 運営会社: 株式会社FIX - 代表責任者: 代表取締役 飯野 文広 - 事業内容: パソコン修理、データ復旧、各種システムトラブルサポート - 創業: 2003年(代表 飯野文広が個人事業として創業)/設立: 2013年4月8日(株式会社FIXとして法人化) - 事業の開始: パソコン修理 2008年5月(現・PC Fixs)/データ復旧 2014年11月(現・スクラッチラボ)/重度物理障害への対応 2016年5月 - 従業員数: 13名 - 本店所在地(登記): 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-14-5 第一いさみやビル8F - 本社: 〒101-0021 東京都千代田区外神田4-13-6 秋葉原STビル6F - データ復旧ラボ: 〒101-0021 東京都千代田区外神田4-9-7 スペーシア秋葉原B1(スクラッチラボ 秋葉原店) - 受付電話: 0120-905-910(フリーダイヤル、受付10:00〜19:00)/固定電話 050-5577-5733(フリーダイヤルと同じ窓口。海外や一部のIP電話などフリーダイヤルにかからない場合) - PC Fixs(受付店)の電話: 0120-185-090(フリーダイヤル)/050-5577-5734。データ復旧のご相談は 0120-905-910 - 公式サイト: https://media-sos.com/ - 営業時間: 10:00〜19:00(本店スクラッチラボ秋葉原店は土日祝定休、受付店のPC Fixs 秋葉原店・高田馬場店は年中無休〈年末年始を除く〉) - 対応言語: 店舗での英語対応はスクラッチラボ秋葉原店(本店)のみ。オンライン(Scratch Lab の窓口)では英語・ロシア語でエンジニアが直接対応、その他の言語はAI翻訳 - 料金体系: 完全成功報酬制(初期診断・解析・見積り0円、開封済み追加料金なし) - 最低料金: HDD・SSD・外付けHDD・SDカード・USBメモリーなど 27,500円(税込)〜 - 対応支払方法: 現金、銀行振込、各種クレジットカード、PayPay、商品代引き(宅配のみ)、法人後払い(条件付き) - 対応エリア: 全国(宅配・郵送)/東京23区内 出張費無料(サーバー・NAS。外付けHDD・コンシューマPCは出張費8,800円)/関東近郊 出張訪問対応/海外(国・地域の制限なし、国際発送で受付。詳細は https://media-sos.com/overseas/ ) - 外部評価: Google ビジネスプロフィール 平均評価5.0 - 取引実績: 大手パソコンショップを含む120社以上のデータ復旧パートナー - 認証・認定: SECURITY ACTION(独立行政法人情報処理推進機構)自己宣言 - 外部掲載: 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「情報処理安全確保支援士制度 企業・組織における活用事例」に掲載 - 加盟団体: NPO法人 データ復旧技術研究会(IDR) - 関連サイト: 株式会社FIX 公式サイト https://www.fixinc.co.jp/ / PC Fixs(パソコン修理)https://www.pc-fixs.com/ / Scratch Lab(海外・法人パートナー向け英語サイト)https://scratchlab.pro/ --- ## トップページ(サイト概要) URL: https://media-sos.com/ ### サービスの特徴 2003年創業。元警察庁技官が率いる精鋭集団による、最高峰のデータ復旧サービス。「3社で復旧不可と言われたHDDが直った」「10年前の家族写真が蘇った」といった声がGoogle ビジネスプロフィール(平均評価5.0)に多数寄せられている。警察庁技官として犯罪捜査の技術支援に従事してきたチーフエンジニアが、すべての高難易度案件を直接監修。クリーンベンチでの微細な部品交換や独自のファームウェア解析など、一般の業者では対応できない重度物理障害・スクラッチ障害に特化した技術を提供する。 初期診断・お見積りは完全無料(0円)、データを確認したうえで納品を希望する場合のみ費用が発生する完全成功報酬制を採用。土日祝も受付店で対応し(本店スクラッチラボ秋葉原店は土日祝定休)、最短即日での復旧が可能。 ### 主要セクション(掲載順) - お知らせ(最新のお知らせ/緊急のお知らせ) - 最新の復旧事例 - 公式YouTube - 対応メディア / OS - ご依頼の流れ(店舗持込/宅配・郵送/出張訪問) - 料金案内(完全成功報酬制・0円診断) - 技術と評価(チーフエンジニア紹介・お客様の声) - 私たちの強み --- ## 私たちの強み URL: https://media-sos.com/strengths/ 最新のデータ復旧ツール「PC-3000」シリーズと自社内クリーンルームを完備。HDDのスクラッチ障害や基板修復が必要なSSD、他社で復旧不可とされた高難度案件に対しても、独自の制御技術で「最後の砦」としてデータを救い出す。強みは以下の5点。 ### 1. 世界最高クラスの設備 世界最高クラスのデータ復旧ツール「PC-3000シリーズ」をはじめ、最新設備やクリーン設備を自社内に完備。すべての工程を一貫して自社内で行うことで、迅速かつ安全なデータ復旧を実現。大手パソコンショップや修理業者、さらには同業のデータ復旧業者からも多くの依頼を請け負っている。 - **PC-3000を含むデータ復旧装置を自社内に完備**: 軽度なものから重度なものまで全てを自社で一貫作業。外部にメディアを渡さないため、データ流出リスクを最小限に抑制。 - **クリーン設備完備**: 記憶メディアの分解や基板回路修復が必要な場合はクリーン設備で作業。 ### 2. ベテランエンジニアの技術力 チーフエンジニアは、元警察庁技官として犯罪捜査の技術支援に従事したデータ復旧のスペシャリスト。民間大手でも他社「復旧不可」の重度物理障害を数多く完遂。国家資格「情報処理安全確保支援士」に裏打ちされた高いセキュリティ意識と緻密な解析技術を持つ。 - 電子回路に精通し、他社が対応困難とするSSDやUSBメモリの基板修復、HDDのファームウェア制御において深いレベルの技術を保有 - 記録面に傷がある場合もバイパス技術を駆使し復旧 - 世界基準の復旧装置PC-3000開発元のACE Lab社と代理店を通さず直接連携。新モデルの障害も開発元と共同で解析 - コンポーネントレベルの基板診断・精密マイクロはんだ付けを専門とするデータ復旧エンジニアも在籍。SSDやMacBookのロジックボード障害に対応(詳細: https://media-sos.com/engineer/) 代表的な実績ジャンル: - マザーボードに半田付けされたSSDからのデータ復旧(Surface Pro 5、Surface Pro 6、DELL Venue 5130 Pro、Lenovo S21e-20 eMMC等) - プラッターの傷による重度物理障害の復旧(東芝DT01ACA300、Seagate ST2000DM001、Seagate ST3000DM001、WD WD1001FAES-55W7A0等) ### 3. 徹底したセキュリティ対策 - **オフライン作業**: データ復旧は全てオフライン環境下で実施。ネット経由でのデータ流出リスクを排除 - **監視カメラでの監視**: 従業員の動きは機械警備システム・監視カメラ・入退室システムでほぼ全て確認可能 - **セコムによる機械警備導入**: 内部スタッフの移動の把握、および外部からの侵入防止を強化 - **全従業員への倫理教育**: 情報処理安全確保支援士が統括し、機密保持教育と誓約書の締結を徹底 - 秘密保持契約(NDA)の締結に対応 ### 4. 安心の完全「成功報酬制」 「初期診断」「キャンセル料」は0円の完全成功報酬制。事前に復旧できるデータの確認と見積りを提出するため、依頼後に追加費用が発生しない。 - 最低料金: HDD・SSD・外付けHDD・SDカード・USBメモリーなど 27,500円(税込)〜 - 支払方法: 現金、銀行振込、各種クレジットカード、PayPay - 法人は請求書による後払いも可能(諸条件を相談し、双方納得した場合のみ) ### 5. 最短即日対応 土日祝日も受付店(PC Fixs 秋葉原店・高田馬場店)で営業(本店スクラッチラボ秋葉原店は土日祝定休)。秋葉原駅徒歩6分・高田馬場駅徒歩1分の好立地で、直接持ち込みなら最短即日でデータ復旧が可能。 3つの受付方法を用意: - **宅配・郵送データ復旧**: 店舗や出張訪問が困難な顧客向け。全国対応 - **店舗持込データ復旧**: 都内3拠点で最短即日対応 - **出張訪問データ復旧**: 機密保持で持ち出し不可の媒体や大型サーバには、自社エンジニアが現地でオンサイト復旧 --- ## エンジニア紹介 URL: https://media-sos.com/engineer/ 物理・基板・論理のそれぞれに専門のエンジニアを配置し、障害の性質に応じて最適な技術者が担当する体制。重度物理障害はチーフエンジニアが、コンポーネントレベルの基板修復は専任のデータ復旧エンジニアが対応する。 ### チーフエンジニア(重度物理障害復旧) N. 「官」の厳格な倫理観と「民」の最先端技術を併せ持つスペシャリスト。データ復旧の「最終防衛ライン」として重度障害も解決へ導く。 #### プロフィール 1. **新卒で警察庁技官として入庁**: 犯罪捜査の技術支援およびデジタルフォレンジックに従事。電磁的記録の証拠保全・解析の第一線で、国家レベルの機密性と正確性が求められる事案を担当し、情報通信局長賞など複数の表彰を受けている。 2. **大手データ復旧企業の技術部門へ**: 年間300件超のトラブルに対応。HDDの開封作業を伴う重度物理障害の執刀において業界トップクラスの成功率を記録。 3. **現職でチーフエンジニアとして参画**: 最新設備と独自復旧手法を導入。すべての高難易度案件を直接監修し、技術指導も担当。 #### 得意領域 プラッターの傷を含む物理障害全般/緻密なファームウェア解析/復旧ツールの製作 - 傷(スクラッチ)を伴う案件は年間100件近くを手がけ、その大半を復旧させている - クリーンベンチ内での微細な部品交換やファームウェア解析において、データ復旧企業時代に培った緻密な解析手法を応用。他社で難しいとされたケースも解決に導く #### 保有資格 - **情報処理安全確保支援士**(国家資格/登録セキスペ) - 登録番号: 第034151号(登録確認: https://riss.ipa.go.jp/r?r=034151) - サイバーセキュリティに関する高度な知識・技能を国が証明するIT系の難関国家資格 - 法律で守秘義務が課せられる本資格の知見を活かし、お預かりする情報の機密保持を徹底するとともに、高い倫理観に基づいた安全なデータ復旧プロセスを提供 - 同資格を活かしたスクラッチラボの取り組みは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「情報処理安全確保支援士制度 企業・組織における活用事例」に掲載(https://www.ipa.go.jp/jinzai/riss/interview/business-case.html) #### チーフエンジニアより 他社で復旧不可能と判断されたケースであっても、異なるアプローチによる可能性が残されている場合がある。顧客の大切な資産に対し、技術者として誠実に向き合い、最善の結果を追求する。 ### データ復旧エンジニア(物理復旧/基板修復) K. ロシアで培った豊富なハードウェアエンジニアリングの知見を持ち、コンポーネントレベルでの基板診断と精密マイクロはんだ付けを専門とする。日本語での顧客対応も直接担当。 #### 対応範囲 - ROMの移植、TVS・コントローラの交換といった基本的な処置 - SSD・MacBookの複雑なロジックボード障害への対応 - 顕微鏡下での外科手術レベルの修復により、通電しない・認識しないハードウェアを復活させる #### 得意領域 物理障害全般/コンポーネントレベルの基板修復/SSDコントローラ障害 #### 参考: PC-3000を生んだ国、ロシア データ復旧の分野において、ロシアは世界トップレベルの技術を持つ国。スクラッチラボが使用する復旧装置「PC-3000」シリーズも、ロシアに開発拠点を置くACE Laboratoryが開発している。創業メンバーは旧ソ連の研究所でハードディスクそのものを開発していた技術者たちで、つくる側の知識を復旧へ転じたところから生まれた装置が、現在は世界140か国で使われる業界標準となっている。 --- ## 設備紹介 URL: https://media-sos.com/equipment/ データ復旧の成否は、技術者の知見と「手足」となる設備の精度で決まる。スクラッチラボは世界最高クラスのPC-3000シリーズをはじめ、最新設備を自社ラボに完備し、外部委託せず社内完結で重度物理障害に対応する体制を整えている。 ### 設備一覧(13種類) 1. **PC-3000シリーズ(世界標準のデータ復旧装置)** - ACE Laboratory社が開発する、データ復旧業界世界標準の最高峰専門ツール - 物理障害が発生したストレージからのデータ救出のために設計 - 開発元ACE Laboratoryはロシアに開発拠点を置き、創業メンバーは旧ソ連の研究所でハードディスクそのものを開発していた技術者。現在は世界140か国で使用される業界標準 - 完備モデル: PC-3000 Portable Pro(最新NVMe SSD対応)、PC-3000 Portable III、PC-3000 Express、PC-3000 Flash 2. **NANDフラッシュメモリ解析・データ再構築設備**: USBメモリ・SDカード等のNANDフラッシュメモリから直接データを抽出。世界標準の3製品を導入 3. **USB to SATA プローブボード**: WDのUSB基板からSATA信号線を引き出すデータ復旧用アダプタ。PC-3000等からの制御を可能にする 4. **EMMC/Surface チップリーダー**: 基板からeMMC/SSDを剥離し、直接ソケットに載せてデータを読み取る専用機器。SurfaceなどのタブレットPCの復旧に使用 5. **SSD ヒーター アダプター**: SSDのNANDチップを温度制御しながら加熱する復旧ツール。常温で読めない劣化データを、熱による電荷の活性化で一時的に抽出可能 6. **オシロスコープ**: 電気信号の電圧の時間変化を波形として表示する電子計測器 7. **ナノはんだ付ステーション(JBC NASE-9C)**: 極小部品や極細配線を顕微鏡下で扱う超高精度はんだ付け装置。高密度実装基板の修復が可能 8. **ホットエア リワークステーション**: 高温熱風でハンダを溶かして電子部品を着脱する装置。多ピンICやBGAを含む微細な表面実装部品の交換に最適 9. **安定化電源**: 一定の直流電圧・電流を供給する装置。基板の動作テストやショート箇所の特定に不可欠 10. **デジタルマルチメータ**: 電圧、電流、抵抗を高精度測定するテスター。基板の導通チェックやショート箇所の特定、電子部品の故障診断に使用 11. **サーモグラフィーカメラ**: 熱を高精度に色分けして映すカメラ。異常発熱している部品を直接触らず特定可能 12. **三眼実体顕微鏡**: 微小な基板の修理作業に必須の顕微鏡。モニタへの映像出力機能を備える 13. **クリーンベンチ(クリーン設備)**: 記憶メディアの分解や基板回路修復作業を行うクリーン環境 --- ## 対応メディア / OS URL: https://media-sos.com/media-os/ 旧式から最新モデルまで、幅広いメディア・OSのデータ復旧に対応。以下に記載のないものも対応可能な場合があり、まずは相談を推奨。 ### 対応メディア(11種類) | メディア | 詳細ページ | 主な対応症状 | |---|---|---| | パソコン / Mac | https://media-sos.com/media-os/pc-mac/ | OSが起動しない、電源が入らない、フォーマット、ファイル削除、異音、OSアップグレード失敗、落下・衝撃 | | HDD(ハードディスク) | https://media-sos.com/media-os/hdd/ | 認識しない、ファイル削除、フォーマット、異音、落下・衝撃 | | SSD | https://media-sos.com/media-os/ssd/ | 認識しない、ファイル削除、フォーマット、落下・衝撃 | | NAS | https://media-sos.com/media-os/nas/ | 起動しない、異音、ステータスランプ異常、エラー音、ネットワーク経由でアクセス不可、停電後の起動不可 | | RAIDサーバー | https://media-sos.com/media-os/raid/ | 起動しない、ステータスランプ異常、ネットワーク経由でアクセス不可、停電後の起動不可 | | メモリーカード(USBメモリー / SD / microSD / CF) | https://media-sos.com/media-os/memory-card/ | 認識しない、ファイル削除、破損・水没 | | ビデオカメラ | https://media-sos.com/media-os/video-camera/ | 電源が入らない、異音、映像消去、落下・衝撃 | | Surfaceシリーズ(オンボードSSDモデル含む) | https://media-sos.com/media-os/surface/ | OSが起動しない、電源が入らない、フォーマット、ファイル削除、異音、OSアップグレード失敗、落下・衝撃 | | TVレコーダー | https://media-sos.com/media-os/tv-recorder/ | 電源が入らない、HDDからの異音、HDD本体の故障で再生できない、落雷・停電による故障(誤消去・本体での初期化・ファイルシステム破損などの論理障害は対象外) | | 監視カメラ映像(DVR / NVR) | https://media-sos.com/media-os/security-camera/ | 電源が入らない、水没・落雷・火事、停電後の起動不可、映像消去 | | ドライブレコーダー | https://media-sos.com/media-os/drive-recorder/ | ループ録画による上書き消失、誤フォーマット、ファイルシステム破損、microSDカードの寿命・不良ブロック、事故による破損・水没・焼損 | ### 障害区分の考え方(全メディア共通) - **論理障害**: ファイルシステムや管理情報の損傷。部品自体は正常で、多くは分解を伴わない作業で対応。 - **物理障害**: 部品そのものの故障。分解・部品交換・基板修復などが必要。メディアによって「軽度/中度/重度」に細分。 - 論理障害と物理障害が複合しているケース(例:ヘッド劣化+ファイルシステム破損)も少なくない。 - 全メディア共通で「迷ったら電源を切って通電を止め、そのまま相談」が原則。通電・抜き差し・復旧ソフトでの上書き・初期化は状態を悪化させる。 --- ## パソコン(Windows PC / Mac)データ復旧 URL: https://media-sos.com/media-os/pc-mac/ Windows・Macを問わず、起動しないパソコンのデータ復旧に対応。起動しない原因は「ストレージ(HDD/SSD)の障害」「OS・システムファイルの破損」「電源・基板などのハード障害」のいずれか、あるいは複合。 ### 構造上のポイント - **内蔵ストレージ(HDD / SSD / NVMe / Fusion Drive)**: データが記録されている唯一の場所。障害内容はHDD・SSD単体と同じ。 - **OS・システム領域(Windows / macOS)**: 破損するとドライブ自体は正常でも起動しない(自動修復ループ、Macの?マーク・禁止マーク)。この場合データ本体は残っていることが多い。 - **マザーボード・電源ユニット**: 電源が入らない・画面が映らないだけならストレージは無事な場合が多い。ただしMacやSurfaceのようにストレージが基板直付けの機種では基板故障がデータの危機に直結。 - **暗号化(BitLocker / FileVault / T2・Appleシリコン)**: 近年はほぼ初期状態で有効。パスワード/回復キーがなければ復号できない。 ### 障害区分と料金 | 区分 | 内容 | 料金 | |---|---|---| | 論理 | ファイルシステム・システム領域の損傷。多くはドライブを取り出してデータのみ救出 | 27,500円(税込)〜 | | 中度・重度(物理) | 内蔵ドライブを取り出しHDD/SSDの物理復旧。暗号化の鍵対応が必要 | 44,000円(税込)〜 | ※Fusion Drive、Mac/Surfaceのオンボードストレージは別途追加費用。 ### Mac特有の注意点 - T2チップ搭載Mac/Appleシリコン(M1以降)はストレージが基板に直付けされ暗号化されており、基板レベルの対応が必要。 - FileVaultが有効な場合、復旧にはパスワード/回復キーが必要。 - Fusion Drive(SSDとHDDの結合構成)は片方の故障で全体にアクセスできなくなる。 ### NG行動 起動しないPCでの電源ON/OFF・再起動・自動修復の繰り返し/「PCを初期状態に戻す」「回復ドライブ再インストール」の実行/chkdsk・ディスクユーティリティ「First Aid」の安易な実行/水こぼし後の通電確認/OS再インストール。 --- ## HDDデータ復旧 URL: https://media-sos.com/media-os/hdd/ メーカー・型番を問わず、あらゆるHDDに対応。落下衝撃・経年劣化・停電などで突然故障する精密機械。異音や認識しない状態で通電を続けると内部のデータが破壊され復旧が難しくなる。クリーンベンチを完備し、旧式から最新モデルまで対応。 ### 構造上のポイント - **プラッター(磁気ディスク)**: データが記録される円盤。傷(スクラッチ)がつくと記録面が物理的に削れ、高度な専門処置が必要。 - **磁気ヘッド**: プラッター表面から数ナノメートル浮上して読み書き。ヘッド故障はHDD障害で最も多い。 - **アクチュエーター / VCM**: 固着・磁石劣化でヘッドが正しく移動できなくなる。 - **スピンドルモーター**: 軸受け劣化・焼き付きで回転不良、異音の原因。 - **制御基板(PCB)**: 過電流・停電・水没・落雷で焼損。TVSダイオード破損が典型。 - **ファームウェア領域(サービスエリア)**: 破損で容量誤認識(0MB表示)・BUSY・無限リトライ。 ### 障害区分と料金 | 区分 | 主な症状 | |---|---| | 論理 | 誤削除/ゴミ箱を空にした/RAW化/「フォーマットしますか?」表示/OSが起動しない | | 軽度(物理) | 認識しない/転送速度が極端に遅い/コピー中に固まる | | 中度(物理) | 不良セクタ多発/SMARTエラー/容量0MB・誤表示/異音/基板の焼損 | | 重度(物理) | 明確な異音(カチカチ)/全く認識しない/複数部品の同時故障。ドナーHDDからの部品移植で対応 | | スクラッチ | プラッターに傷/ヘッド変形でモーターが回らない。スクラッチラボの特化対応領域 | 物理障害 44,000円(税込)〜 / 論理障害(誤削除・フォーマット等)27,500円(税込)〜。SMR方式のHDDは中度・重度での復旧難易度・作業量が上がる傾向。 ### NG行動 異音がするのに電源を入れ直す・通電し続ける/何度も抜き差しする/冷凍庫・ドライヤーなどの民間療法/クリーン環境外での開封/chkdsk・ディスクの検査修復/元のドライブへの上書き/水没後の通電。 --- ## SSDデータ復旧 URL: https://media-sos.com/media-os/ssd/ SATA・M.2・mSATAを問わずあらゆるSSDに対応。可動部品を持たない一方で、コントローラーチップの突然死・電圧異常・NANDの書き換え寿命(セル劣化)など、SSD特有の原因で前触れなく故障する。 ### 構造上のポイント - **NANDフラッシュメモリチップ**: データ記録媒体本体。書き換え回数に寿命あり。 - **コントローラーチップ**: 読み書き制御・ウェアレベリング・暗号化を司る頭脳。 - **DRAMキャッシュ**: 管理テーブルの一時保持。省略モデルも多い。 - **制御基板(PCB)/電源回路**: 過電流・静電気・停電・落雷で断線・ショートし突然死を招く。 - **ファームウェア**: 破損すると認識不能に。 ### 障害区分と料金 | 区分 | 主な症状 | 対応 | |---|---|---| | 論理 | 誤削除・簡易フォーマット/RAW化/OS起動不可 | 専用ツールで対応。27,500円(税込)〜 | | 軽度(物理) | 速度低下・プチフリ/不良ブロック増加・SMART警告 | NANDセルの軽度劣化が原因 | | 中度(物理) | 容量誤認識・BUSY・認識不安定 | PC3000でファームウェア修復 | | 重度(物理) | 回路修復が必要/コントローラー故障/NAND故障 | 基板修復中心。44,000円(税込)〜 | ### SSD特有の注意点 - 「突然死」型の故障が多く予兆が乏しいため、定期バックアップが最も重要。 - TRIM機能により、削除データが物理的に即消去されることがあり、HDDより誤削除復旧の成功率が下がる(一部モデルはTRIM後の対処方法が確立)。 - 暗号化(BitLocker / FileVault / 自己暗号化SSD)は復旧に鍵情報が必要。 - コントローラーがデータを暗号化・分散するため、NANDを取り外して読み出す(チップオフ)だけでは復元できず、コントローラーを介した専門的な復旧が必要。 ### NG行動 認識しないSSDへの繰り返しの通電・抜き差し/復旧ソフトで元ドライブに書き込む/ファームウェア更新の無理な実行。 --- ## NASデータ復旧 URL: https://media-sos.com/media-os/nas/ RAID0・1・5・6・10まで、あらゆるNAS構成に対応。「冗長性があるから安心」とは限らず、複数台の同時故障・リビルド失敗・RAID構成情報の破損が起こり得る。各ディスクを個別に解析して復旧。 ### 構造上のポイント - **内蔵ディスク(HDD/SSD複数台)**: 24時間連続稼働が前提のため、同時期購入の同型ディスクが近い時期に寿命を迎えやすく、「1台の故障に気づかないまま2台目が故障する」ケースが多い。 - **RAIDコントローラー / RAID構成情報**: ディスクの並び順・ブロックサイズ・パリティの置き方を記録した規則。壊れるとディスクが正常でもボリュームが消え、共有フォルダが見えなくなる(典型的な論理障害)。 - **NAS本体基板・電源ユニット**: 故障するとディスクが無事でもNASが起動しない。 - **ファームウェア / OS(DSM, QTS等)**: 更新中の停電・更新失敗で起動しない/管理画面にログインできない。 - **独自ファイルシステム(Btrfs / ext4 / XFS / ZFS等)**: 突然の電源断やデグレード状態での書き込みで破損。 ### 料金区分 費用はRAID方式・ディスク台数・容量・障害内容により変動。 - RAID0 / JBOD(冗長性なし):2台 / 3〜4台 - RAID1(ミラー):2台 / 3〜4台 - RAID5・6・10 ほか:3〜4台 / 5台〜は別途お見積り ※ディスク台数が多いほど解析・イメージング作業が増える。RAID構成情報の破損・再構築を伴う場合はRAID区分。 ### よくある障害のケース 共有フォルダ内の誤削除/RAID構成情報の破損・設定消失(論理障害)/1台のディスク故障(冗長性の範囲内)/リビルド失敗・冗長数を超えるディスク故障(RAID5で2台、RAID6で3台)/複数ディスクの物理故障+RAID情報破損+本体故障の複合。各ディスクを個別にイメージング後、RAIDパラメータを解析して仮想的に再構築。 ### NG行動 ディスクを抜いて順番を入れ替える/焦ってリビルド・初期化・再構築を実行する/故障ディスクを新品に交換して自動リビルドを走らせる/ファームウェアを更新して直そうとする/ディスクの元の挿入位置・番号を記録せずに取り出す。 --- ## RAIDデータ復旧 URL: https://media-sos.com/media-os/raid/ DELL・HP・Fujitsuなど、あらゆるRAIDサーバーに対応。各ディスクを個別に解析したうえで仮想的にRAIDを組み直す「仮想再構築」で復旧。業務停止に直結するため緊急相談も受付。 ### 構造上のポイント - **構成ディスク(複数のHDD/SSD)**: 1ベイ機から数十台構成まで。 - **RAIDコントローラー / RAIDカード**: ストライピングとパリティ計算を担う。故障するとディスクが正常でもアレイを認識しない。束ね方はメーカー・カード世代ごとに独自仕様。 - **RAID構成情報(メタデータ)**: 並び順・ブロックサイズ・パリティ配置の管理情報。各ディスク上とカード上の両方に保持。 - **ホットスペア**: 気づかないうちに自動リビルドが走り、不良セクタの多いディスクへ負荷をかけ続けて状態を悪化させることがある。 - **バックプレーン / 電源 / サーバー本体**: 故障するとディスクが無事でもサーバーが起動しない。 ### RAIDレベル別の冗長性と危険性 - RAID0(ストライピング):冗長性なし。1台故障で全データ喪失。最も危険。 - RAID1(ミラーリング):1台故障まで許容。両方故障で喪失。 - RAID5(分散パリティ):1台故障まで許容。2台目故障で全喪失。 - RAID6(二重パリティ):2台故障まで許容。3台目故障で全喪失。 - RAID10:ミラー+ストライプ。ペアの両方が壊れると喪失。 - JBOD/スパン:冗長性なし。1台故障で該当範囲喪失。 ### 料金 RAIDサーバーのデータ復旧(構成復旧)88,000円(税込)〜。RAID方式・ディスク台数・容量・障害内容により変動し、5台〜の構成は別途お見積り。依頼時に「サーバー/RAIDボックスのメーカー・型番、RAIDレベルとディスク本数、各容量、障害発生の経緯、すでに行った操作(特にリビルド実行の有無)」を伝えると診断がスムーズ。 ### NG行動 焦ってリビルド・初期化・構成再作成(Force online)を実行する/故障ディスクを新品に交換して自動リビルドを走らせる/ディスクの挿入位置・順番を記録せずに取り出す・並べ替える/RAIDカードのファーム更新・設定変更/RAIDカードの交換(過去設定のインポートミスで上書きのリスク)/電源のON/OFFの繰り返し。 --- ## USBメモリ・メモリーカードデータ復旧 URL: https://media-sos.com/media-os/memory-card/ USBメモリ・SD・microSD・CFまで、すべてのメモリーカードに対応。NANDフラッシュとコントローラーを1枚の小さな基板に凝縮しているため、物理的な破損・端子の折損・水没・コントローラー故障に弱い。微細なハンダ付けやチップオフで対応。 ### 構造上のポイント - **NANDフラッシュメモリ**: 寿命を分散させるためデータはチップ内で絶えず移動しており、記録位置はファイルの並び順と一致しない。 - **コントローラーチップ**: 変換表の方式はメーカー・型番ごとに独自仕様。NANDチップだけを取り出してもそのままではファイルとして読めず、解析と再構成が必要。 - **基板(PCB)**: 外見に割れがなくても内部の細い配線だけが切れている場合がある。 - **端子・コネクタ部**: USBメモリは端子根元の折損、SDカードは端子面の削れ・欠けが多い。 - **モールド樹脂/一体成型(モノリス)構造**: microSDなどはNANDとコントローラーが樹脂に封止され分離できず、樹脂を削って内部の接点を露出し結線する作業が必要なため難易度が上がる。 ### 障害区分と料金 | 区分 | 主な症状 | 料金 | |---|---|---| | 論理 | 写真・動画の誤削除/簡易フォーマット/RAW化・フォーマット要求 | 27,500円(税込)〜 | | 物理 | 認識しない・容量0表示/コントローラー故障/端子折損・基板破損/水没・洗濯 | 38,500円(税込)〜 | ### NG行動 認識しないカードを何度も抜き差し・別機器で試し続ける/水没後に乾かさず通電、またはドライヤーで加熱/「フォーマットしますか?」に「はい」を押す/復旧ソフトで同じカードに書き込む・上書きする。 --- ## ビデオカメラデータ復旧 URL: https://media-sos.com/media-os/video-camera/ ハンディカムからGoProまで、あらゆるビデオカメラに対応。断片化して破損した動画の再構成など専門技術で復旧。 ### 構造上のポイント - **内蔵フラッシュメモリ型**: 本体基板にNAND+コントローラーを実装。取り外せないため本体が起動しない場合は基板からの読み出しが必要。 - **メモリーカード型**: 現在最も多い記録方式。規格ごとに構造と壊れ方が異なる(SD / SDHC / SDXC・microSD、CFカード・CFast=ピン曲がりによる認識不良、メモリースティック、XQD / CFexpress、SxS=専用スロットまたは専用リーダーが必要、P2 / microP2)。 - **本体基板・端子**: 内蔵メモリ型では基板の故障がデータへの影響に直結。 - **記録フォーマット・管理ファイル(AVCHD / MP4 / XAVC / XDCAM 等)**: 管理ファイルだけが壊れると映像本体が無事でも再生できない。本体の「修復しますか」表示は管理情報を書き換える動作のため、実行すると難易度が上がる。 ### 障害区分と料金 | 区分 | 主な症状 | 料金 | |---|---|---| | 論理 | 動画の誤削除・簡易フォーマット/記録中の電源断で動画ファイル破損/管理情報破損で再生不可 | 27,500円(税込)〜 | | 物理 | 接触不良・認識不安定/コントローラー故障/CFの端子ピン曲がり/水没・落下で本体破損 | 38,500円(税込)〜 | ※業務用のSxS・P2・XQD/CFexpressなど特殊規格のカードは専用の読み出し環境や内部構造の解析が必要となり、別途お見積り。 ### NG行動 消えた後も同じカメラで撮影を続ける/本体の「修復」機能や再フォーマットを実行する/水没後に電源を入れて動作確認する/認識しないSDカードを何度も抜き差しする。 --- ## Surfaceデータ復旧 URL: https://media-sos.com/media-os/surface/ Surface Pro・Laptop・Goまで対応。薄型化のためストレージ(SSD)が基板に直接はんだ付け(オンボード実装)されている機種が多く、ドライブだけを取り外してデータを救い出すことが難しい構造。基板レベルの技術とBitLocker暗号化への対応で復旧。 ### 構造上のポイント - **オンボードSSD(基板直付けの eMMC / NVMe)**: 取り出すには基板レベルの作業(はんだの除去)が必要。※一部の機種は取り外し可能なM.2 SSDを搭載。 - **基板(マザーボード)**: SSDが直付けされているため、基板の損傷がデータそのものへの影響に直結。 - **BitLocker暗号化**: 購入時から有効になっていることが多い。SSDから読み出せても回復キーがなければ解読できない。 - **バッテリー・電源回路**: バッテリーの膨張は画面の浮きや本体の変形を伴い、進行すると内部の基板を圧迫。 - **液晶一体型の筐体構造**: 画面が接着で固定され、分解には加熱と専用工具が必要。 ### 障害区分と料金 | 区分 | 主な症状 | 料金 | |---|---|---| | 論理 | ファイル誤削除/OS起動不可・システム破損/BitLocker回復画面から進めない | 27,500円(税込)〜 | | 中度・重度(物理) | 起動不安定+SSD劣化/オンボードSSDコントローラー故障/基板焼損・水没 | 44,000円(税込)〜 | ※オンボード(基板直付け)ストレージのため別途追加費用がかかる。 ### 最重要:BitLocker回復キー Surfaceの多くはBitLockerによる暗号化が自動的に有効。回復キーはMicrosoftアカウント(https://account.microsoft.com/devices/recoverykey)に紐づいて保存されている場合があり、事前に控えておくことを強く推奨。回復キーがない場合は、たとえSSDが無事であってもデータの解読は極めて難しくなる。 ### NG行動 起動しないSurfaceで再起動・自動修復・初期化を繰り返す/「このPCを初期状態に戻す」を実行する/回復キーを確認せずにリセット・再インストールを行う/水没・落下後に電源を入れて確認する。 --- ## TVレコーダー(HDD/ブルーレイレコーダー)データ復旧 URL: https://media-sos.com/media-os/tv-recorder/ HDD/ブルーレイレコーダーの内蔵HDDや本体の物理的・電気的な故障に起因するトラブルからの録画データ復旧に対応。録画データは独自の暗号化・独自ファイルシステムで保護され、暗号化の鍵が本体マザーボードに紐付いている(ペアリング)ため、誤消去・本体での初期化・ファイルシステムの破損といった論理障害や、別機器へのHDD載せ替えのみによる復旧には対応していない。著作権保護(ダビング10/CPRM)の制約もあり、他機での再生や単純なデータコピーはできない。 ### 構造上のポイント - **内蔵HDD**: 3.5インチが1台の構成が多い。長時間の連続稼働と放熱の少ない筐体で摩耗が早く、不良セクタやヘッド故障が起きやすい。 - **独自ファイルシステム・暗号化**: 暗号化の鍵は本体の基板に紐づいており、HDDを別のレコーダーへ載せ替えても再生できない。PCに繋いでも中身は見えず「フォーマットしますか」と表示されることがある(=故障ではない)。 - **録画管理情報(録画リスト)**: 破損すると映像データが残っていても番組一覧に表示されない。「HDDを初期化してください」の表示は管理情報が読めないときにも出るため、HDDそのものが壊れているとは限らない。 - **本体基板・電源ユニット**: 暗号化の鍵を保持している部分でもあり、基板の故障は録画番組の取扱いに直接影響。 - **BD/DVDドライブ**: 故障しても内蔵HDDの録画データ自体は残るが、ディスクへ書き出す手段が失われる。 ### 障害区分と料金 | 区分 | 主な症状 | 料金 | |---|---|---| | 論理 | 録画リスト消失・管理情報破損・独自FS破損で再生不可(HDDは正常)/「HDDを初期化してください」の表示 | 対応対象外(機器固有の暗号化・本体との紐付けのため) | | 物理 | 不良セクタで録画・再生が途中で止まる/カチカチ音・認識不良/ヘッド・基板故障/落雷後に電源が入らない | 38,500円(税込)〜 | 記録面に傷(スクラッチ)がある場合は、レコーダーでは復旧が困難。 ### 録画番組の取り扱いについて 著作権保護のしくみ(ダビング10/CPRM)により保護されており、「録画番組そのものを他機で再生できる形にすること」には制約がある。暗号化の鍵は本体基板に紐づくため別のレコーダーへの載せ替えでは再生できず、載せ替えによって初期化され状態が悪化する場合もある。復旧の対象は、機器やHDD本体の物理的・電気的な故障に起因するトラブルのみ。復旧の可否や範囲は機種と法的制約により異なる。 ### NG行動 本体で「HDD初期化」「フォーマット」を実行する/内蔵HDDを別レコーダーに載せ替えて再生を試す/異音のするレコーダーの電源を入れ直す・ON/OFFを繰り返す/録画を続けて空き容量を使い切る。 --- ## 監視カメラ・防犯カメラ映像(DVR / NVR)データ復旧 URL: https://media-sos.com/media-os/security-camera/ DVR・NVR・SDカード記録型まで対応。24時間連続稼働で負荷が大きく経年による物理故障が起きやすいうえ、多くが独自フォーマット・独自コーデックのため汎用PCでは映像を開けない。循環録画により必要な映像が上書きされて消えるため、消える前の迅速な保全が重要。 ### 構造上のポイント - **内蔵HDD(監視用・24時間稼働向け)**: 1台構成のほか複数台・RAID構成もある。複数台構成では1台の故障で全期間の映像が再生できなくなることがある。 - **DVR/NVR本体基板・電源ユニット**: 屋外や高温・粉塵の多い環境では故障が早まる傾向。 - **独自ファイルシステム・独自コーデック**: PCに繋いでも中身が見えず「フォーマットしますか」と表示されることがある(=故障ではない)。 - **循環録画(上書き)設定**: 上書きされた領域は復旧不可能。必要な映像があるときは録画を止めることが最優先。 ### 障害区分と料金 | 区分 | 主な症状 | 料金 | |---|---|---| | 論理 | 特定期間の録画が見えない/管理情報の破損/録画リスト消失で再生不可(HDDは正常) | 27,500円(税込)〜 | | 物理 | 不良セクタで録画抜け・再生停止/ヘッド・基板故障で認識不能/複数台のうち1台故障 | 44,000円(税込)〜 | | 複数HDD・RAID構成(重度) | 複数HDD同時故障/落雷で本体+HDD損傷/HDDのスクラッチ | 台数に応じて作業量・費用が増加 | ※複数台・RAID構成は台数に応じた別途費用がかかる場合がある。 ### NG行動 必要な映像がある状態で録画を継続する(循環録画で上書き消失)/DVR/NVR本体でHDD初期化・フォーマット・設定リセットを実行する/内蔵HDDをPCに繋いで汎用ソフトで開こうと試す/異音HDDの電源を入れ直す。 --- ## ドライブレコーダーデータ復旧 URL: https://media-sos.com/media-os/drive-recorder/ フロント・リア・360度カメラまで対応。ループ録画で動作しているため、必要な映像もそのまま使い続けているだけで時間の経過とともに消えていく。車内は高温・低温・振動という過酷な環境でカードの消耗が非常に早い。 ### 構造上のポイント - **microSDカード(記録媒体)**: 走行中は常に上書きを続けるため消耗が非常に早く、半年〜1年程度での交換が推奨される。機種により内蔵メモリやSSDの場合もある。 - **ループ録画(上書き)設定**: 故障していなくても電源が入っている限り必要な映像が消えていく。 - **記録制御基板・カメラ部**: 事故時の衝撃・水没・車内の高温で故障し、故障に気づかないまま「録画できていない期間」が生じているケースも多い。 - **電源・配線(シガーソケット/直結配線)**: 書き込み中の突然の電源断は映像ファイルや管理情報の破損を引き起こす。 - **記録フォーマット・イベントファイル**: 衝撃検知時は「イベント記録(保護ファイル)」として上書きされない領域へ別途保存される機種が多い。 ### 障害区分と料金 | 区分 | 主な症状 | 料金 | |---|---|---| | 論理 | 必要な映像が見当たらない(上書き前なら可能性あり)/誤って削除・フォーマット/書き込み中の電源断で映像ファイル破損 | 27,500円(税込)〜 | | 物理 | カードを認識しない・容量0バイト表示/コントローラー故障/端子の破損/事故・水没・焼損で本体ごと破損 | 38,500円(税込)〜 | 事故で本体が破損した場合も、カードが無事であれば復旧できる可能性があり、カードが取り出せない状態でも本体ごと持ち込み可能。 ### 事故・トラブル映像を守るために 事故やトラブルの直後は、まずエンジンを切り、microSDカードを抜くことが何より優先。抜いたカードはそのまま別の機器に入れたり、パソコンで開いて操作したりしない。イベント記録(保護ファイル)に保存されている場合も、カードの状態次第では読み出せないことがある。証拠性が問われる場面では取り扱いの経緯が重要になるため、行った操作を伝えると適切に対応できる。 ### NG行動 事故後もドラレコの電源を入れたまま走行・放置する/本体やパソコンで「フォーマット」「初期化」を実行する/認識しないカードを何度も抜き差し・別の機器で試し続ける/復旧ソフトで同じカードに書き込む・上書きする/水没・焼損したカードを乾かさず通電する。 --- ## 対応OS URL: https://media-sos.com/media-os/ - **Microsoft Windows**: Windows NT 3.1 / 95 / NT 4.0 / 98 / 2000 / Me / XP / Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10 / 11 - **Apple macOS**: Mac OS X Server 1.0〜1.2、Mac OS X 10.0 Cheetah〜10.7 Lion、OS X 10.8 Mountain Lion〜10.11 El Capitan、macOS 10.12 Sierra〜15 Sequoia、macOS 26 Tahoe、macOS 27 Golden Gate - **Linux**: Red Hat Enterprise Linux、CentOS、Fedora、Debian、Ubuntu、Slackware、Gentoo Linux、Arch Linux、Linux From Scratch --- ## スクラッチ障害 URL: https://media-sos.com/scratch/ HDDのスクラッチ(プラッター傷/プラッタ傷/磁性体剥離)からのデータ復旧。 ### 概要 プラッター(記録円盤)に傷(スクラッチ)が生じたHDDは、多くの復旧業者で「復旧不可」と判断される。スクラッチラボ(秋葉原データ復旧)では、プラッターの研磨を行わず、HDDの内部プログラム(ファームウェア)を直接コントロールするアプローチを導入。他社で復旧不可・開封済みの案件も含め、約7割の復旧率を実現。初期診断・お見積りは無料の完全成功報酬制。 ### スクラッチ障害(磁性体剥離・プラッター故障)とは HDD内部のプラッターに物理的な傷が生じた状態。業者によって「磁性体剥離(じせいたいはくり)」「プラッター故障」「メディア損傷」などとも呼ばれるが、すべて同じ現象。 データが記録されている円盤状の部品を「プラッター」と呼ぶ。プラッターは交換できないため、傷がつくと一般的なデータ復旧技術では対応できない。スクラッチは、データの読み書きを行う針状の部品「ヘッド」がプラッターと接触することで発生する(レコード盤と針の関係)。 - **発生原因**: 落下などの強い衝撃、あるいは経年劣化や環境変化(寒暖差・湿度)による微小な歪みで、動作中のヘッドが接触して起こる。 - **傷の形状**: プラッターが高速回転している状態で接触するため、基本的に同心円状(円形)の傷になる。 - **スクラッチラボの判定基準**: 目視で視認できる傷をスクラッチと判定。顕微鏡でしか確認できない微細な擦れはクリーニングとヘッド交換で対応できるケースが多く、スクラッチ障害とは区別する。 ### なぜ認識しなくなり「カッコン」と異音がするのか スクラッチそのものがHDDの通電を止めているわけではない。障害の直接的な原因は、スクラッチによってヘッドが破損し、正常に機能しなくなること。 #### HDDが正常に起動するまでの流れ | 段階 | 処理内容 | 止まった場合に疑われる故障 | |---|---|---| | ① 回転(スピンアップ) | 通電し、プラッターが正常な回転数に達する | 基板故障、モーター故障、ヘッド固着(スティクション) | | ② 位置追跡 | ヘッドがプラッター上の位置情報を読み取り、正常な軌道に乗る | ヘッド故障 | | ③ システム読み込み | プラッター上の制御用領域(ファームウェア)をロードする | ファームウェア(制御ソフト)障害、セクター劣化 | #### 異音が発生し、ヘッド交換だけでは直らない理由 1. **ヘッドの破損と異音**: ヘッドがプラッターと接触して傷を作ると、同時にヘッド自体も壊れる。通電すると「② 位置追跡」を試みるが位置を見失い、この反復動作が「カッコン、カッコン」という異音の正体。 2. **単純なヘッド交換が効かない理由**: 壊れたヘッドを新品に交換しても、スクラッチを通過した瞬間に新しいヘッドが再び破壊される。仮に一瞬起動できても、データ抽出中にヘッドが壊れ続ければ作業が成り立たない。 3. **ファームウェア障害の併発**: スクラッチができるほどの衝撃や接触が起きている場合、他の箇所にも微細なエラーが広範囲に発生しているケースがほとんど。特に制御情報が書かれた「システムエリア」上に傷があると、ファームウェアを読み込めず動作が完全に停止する。 ### 復旧を成功させる3つの技術的アプローチ スクラッチ障害からのデータ回収には次の3つのハードルをクリアする必要があり、スクラッチラボではこれらを一貫して処置できる体制を整えている。 1. **プラッタークリーニング(ダストの除去)**: ヘッドがプラッターを削った際に内部へ飛び散る微細なダスト(切削くず)は、新たなスクラッチやヘッドの汚損の原因になる。専用の作業環境下でダストを洗浄・除去してから処置に入る。 2. **ファームウェア制御方式(位置追跡のバイパス)**: 「プラッターの物理研磨」や「ヘッドの繰り返し交換」ではなく、ファームウェアの制御でアプローチする。HDDのヘッドは1本ごとに担当する記録面が分かれており、ファームウェアを書き換えて、スクラッチが存在する面を担当するヘッドの読み取り動作・位置追跡をスキップさせる。 - メリット: 傷の深さや状態に関わらず、制御さえ成功すれば安全に動作を継続できる。 - 留意点: 傷のある面のデータは諦めることになるため、プラッター枚数が少ないHDDほど全体の復旧割合は下がる。HDDのモデルや傷の位置によっては、傷がある面を読み取れる場合もある。 3. **併発したファームウェア障害の修復**: システムエリアの損傷で起動プロセスが進まない状態にも、ファームウェアレベルで修復・調整を行う。「ダスト除去」「ファーム制御」「ファーム修復」の組み合わせで、スクラッチ障害でも約7割の復旧率を維持。 ### 復旧が困難なケース 1. ファームウェアの制御ができないモデル(ヘリウム充填モデル、一部の最新型、極端に古い/マイナーなモデル) 2. システムエリア(SA)自体が完全に破壊されており、起動ステップを進められない場合 3. プラッター全面に傷が及んでおり、正常面が残っていない場合 ### 大手・他社設備とのアプローチの違い - **特別な大型装置ではなく「技術とノウハウ」で解決**: 研磨処理を行わないため、高価なプラッター研磨機や大きなクリーンルームは不要。一般的なデータ復旧設備と適切なクリーン設備(クラス100のクリーンベンチ)で物理作業は十分対応可能。重要なのは、モデルごとに異なるファームウェアの挙動・問題箇所を見極めるエンジニアの知見。 - **他社不可・開封済み案件の対応実績**: 全国の同業者やパソコン修理店からも、スクラッチ・異音系の高難度案件を定常的に受託。他社で「復旧不可」と返却された機器や、すでに内部が開けられた状態からでも診断を受け付ける。 ### 豊富な対応件数に裏付けられた復旧技術 - **約170件の対応実績(2024年3月〜2026年3月)**: 2年間で170件以上のスクラッチ障害に対応し、モデルごとの特性や挙動に関するノウハウを蓄積。 - **「運任せ」ではない再現性の高いアプローチ**: 一発勝負やヘッド交換の繰り返しではなく、内部プログラムの制御による再現性の高い手法を採用。 - **モデルごとに最適な処置を選択**: メーカーや型番ごとの構造的癖を把握し、個々の状態に合わせた手順で作業。 - **海外からのご依頼・受託実績(2026年〜)**: 2026年から海外向けサービスを本格スタートし、海外の顧客・パートナー企業からの復旧依頼・成功実績を重ねている。 ### 主な復旧事例 | 対象モデル | 発生していた症状 | 対応期間 | 対応概要 | |---|---|---|---| | [Seagate ST3000DM001](https://media-sos.com/case-studies/201204/) | 異音(カッコン音)が発生し認識不能 | 6日間 | プラッター傷を確認。傷のある面をバイパスし迅速にデータ抽出 | | [Seagate ST31000520AS](https://media-sos.com/case-studies/201358/) | 他社で復旧不可判定(開封済み) | 約1か月 | 内部のスクラッチダストを洗浄除去後、制御アプローチで復旧 | | [Western Digital WD20EZRX](https://media-sos.com/case-studies/201432/) | 他社不可・ROM(制御データ)消失 | 約10日間 | ファームウェアの再構築と傷面の回避処理を併用してデータを回収 | ### ご依頼の流れ・診断について - **復旧可能なファイルリストを事前確認**: 傷のある面をスキップしてデータを取り出す構造上、一部のファイルに欠損が生じる場合がある。納品前に、どのファイルが正常に開けるか(またはエラーを含むか)を記載した詳細なリストを提示し、必要なデータが無事か確認した上で正式に納品するかを判断できる。 - **初期診断・お見積りは無料(完全成功報酬制)**: 費用が発生するのは、診断後に提示する復旧データリストを確認し、納品を希望する場合のみ。 ### よくある質問 #### Q. プラッターに傷がついていてもデータは戻りますか? A. 復旧できる可能性は十分にある。傷のある面をソフトウェア・ファームウェア側で回避してデータを抽出するアプローチにより、スクラッチ障害の約7割でデータ救出に成功。ただし、傷が全体に及んでいる場合は復旧できない。 #### Q. 「スクラッチ」と「磁性体剥離」は違う症状ですか? A. 同じ症状を指す言葉。回転するプラッターに読み取りヘッドが接触して表面が削れた状態を意味する。 #### Q. 「カッコン」と音がして認識しません。電源を入れ続けても大丈夫ですか? A. 直ちに電源を切るべき。異音がしている状態での通電は、壊れたヘッドがプラッターを削り続け、救出できたはずのデータまで破壊する原因になる。 #### Q. 他社で「復旧不可」と言われたり、すでに開封されているHDDでも相談できますか? A. 対応可能。未開封に越したことはないが、開封済みの機器や何社目の相談でも歓迎。まずは無料で初期診断を行う。 #### Q. プラッターを研磨する業者と何が違うのですか? A. 研磨しても傷がついた箇所のデータそのものが復元するわけではない。研磨の目的は傷で隆起した箇所を平滑にし、交換したヘッドを損傷させないことにあるが、代償としてプラッター全体に本来なかった細かいキズをつけるリスクがある。スクラッチラボでは研磨を行わず、ファームウェア制御で傷のある箇所を回避し、傷のない領域から効率よくデータを回収する。 #### Q. データの欠損は発生しますか? A. 傷がある記録面のデータは抽出を回避するため、一定の欠損が発生する。発注前に「どのファイルが復旧できているか」の一覧リストを確認できる。 #### Q. 診断や見積りに費用が発生することはありますか? A. 発生しない。初期診断・お見積りは無料。完全成功報酬制のため、費用が発生するのは復旧データリストを確認し、納品を希望する場合のみ。 ### お問い合わせ・受付窓口 - 電話: フリーダイヤル 0120-905-910(受付時間 10:00〜19:00) - Webフォーム(https://media-sos.com/contact/ )・LINE(https://lin.ee/traFRBO )から24時間相談受付 - 店舗持ち込み: スクラッチラボ 秋葉原店(東京都千代田区外神田4丁目9-7 スペーシア秋葉原B1)、PC Fixs 秋葉原店(東京都千代田区外神田4-13-6 秋葉原STビル6F)、PC Fixs 高田馬場店(東京都新宿区高田馬場2-14-5 第一いさみやビル8F)。全店舗予約不要。データ復旧の専門設備はスクラッチラボ秋葉原店に集約されており、依頼内容によっては秋葉原店に転送して作業する。 - 費用: 復旧データリストを確認し、納品を希望する場合にのみ費用が発生。キャンセルの場合、機器の送付・返却にかかる往復の送料は依頼者負担。 --- ## 動画データ復旧 URL: https://media-sos.com/video/ 再生できない・削除した動画の復元と、動画ファイルのデータ構造解析(MP4/MXFなど)によるデータ復旧。元警察庁技官(デジタルフォレンジック専門)のチーフエンジニアが監修し、自社開発ツールで映像・音声ストリームを直接回収する。 ### 概要 撮影した動画が再生できない、録画中に電源が切れた、動画を削除・フォーマットした、他社で「データが断片化していて復旧できない」と案内された、といった動画トラブルに対応。ファイルや記録メディアにデータの一部でも残っていれば、復旧できる可能性がある。動画の形式や記録状態に応じて復旧アプローチを検討し、一般的な修復ソフトで再生できなかった動画も、残存データをバイナリレベルで調べ、自社開発ツールで映像・音声ストリームの回収を試みる。 ### 強みと安心の体制 - **元警察庁技官(防犯カメラ・ドラレコ解析専門)が監修**: 犯罪捜査の技術支援・デジタルフォレンジックに従事し、電磁的記録の証拠保全・解析を専門に行ってきたチーフエンジニアが対応。 - **機密性の高い撮影素材にも厳重配慮**: 担当エンジニアは国家資格「情報処理安全確保支援士(第034151号)」を保有し、情報セキュリティと機密保持を徹底。 - **プロの映像制作現場からの信頼**: トップYouTuberやプロカメラマンなど、撮り直しが難しい映像を扱うプロから多くのリピート依頼を受けている。 - **「一部分だけ」の救出にも対応**: 動画全体を完全に復元するのが難しい場合でも、必要な場面や一部の映像のみを取り出せる可能性がある。 ### 対応機器 GoPro・ドローン・一眼レフ・ハンディカム・防犯カメラ・ドライブレコーダーなど、多様な機器の動画に対応。スマートフォン本体からのデータ復旧には対応していない。スマートフォンで撮影した動画は、microSDカードに保存したものや、パソコン・外付けHDDなどに移した動画ファイルであれば相談できる。 機器ごとの記録方式や注意点は、ビデオカメラ(https://media-sos.com/media-os/video-camera/ )・監視カメラ映像(https://media-sos.com/media-os/security-camera/ )・ドライブレコーダー(https://media-sos.com/media-os/drive-recorder/ )の各データ復旧ページでも解説している。 ### 主な症状と対応アプローチ | 症状 | 重点的な確認・対応アプローチ | |---|---| | MP4ファイルが開かない・再生エラー | 管理情報(moov等)の破損状況と映像・音声の残存状態を確認し、管理情報の再構成や直接回収を検討 | | 録画中に電源遮断(バッテリー切れ) | データがどこまで正常に記録されているかを調べ、途絶えた地点までの映像・音声を回収 | | 誤削除・フォーマットしてしまった | ファイルシステム削除後の上書き状況と記録領域を調査し、残存している生データを復元 | | 他社で「データが断片化」と言われた | 記録メディア全体から分散したデータパケットを探し出し、再構成や必要部分の切り出しを検討 | | 復元ソフトで取り出した動画が再生不能 | 復元ファイルの欠損や別データの混在を特定。元のメディアがあれば一から再解析を実施 | | 動画が途中で止まる・映像が乱れる | データの欠損・破損箇所を解析し、正常に再生できる区間のみを抽出 | | 映像はあるが音声がない・音がずれる | 音声データ(AAC/PCM等)を映像と分けて個別に解析。残存している場合は同期を調整して再結合 | ※症状の一覧は復旧成功を保証するものではない。機器・記録形式・データの上書き状態により対応可否が異なる。 ### 機器カテゴリ別の対応機器・記録形式 | カテゴリ | 代表的なメーカー・シリーズ | 主な記録形式 | |---|---|---| | アクションカメラ | GoPro HERO、DJI Osmo Action、Insta360 Ace/GO、SJCAM、AKASO | MP4(H.264/H.265)、GoProは.LRV(低解像度プロキシ) | | 360度カメラ | Insta360 X、GoPro MAX、RICOH THETA、DJI Osmo 360 | .insv、.360、MP4(映像トラック2系統) | | ドローン | DJI Mini/Air/Mavic/Avata/Inspire/Matrice、Autel、Parrot、FPV機(墜落時の電源断が多い) | MP4/MOV、DJIは.LRF(プロキシ)、Inspire 3はProRes RAW | | ジンバル・Vlogカメラ | DJI Osmo Pocket、Sony ZV、Canon PowerShot V | MP4 | | ミラーレス・一眼レフ | Sony α/FX3・FX30、Canon EOS R、Nikon Z、Panasonic LUMIX、FUJIFILM X/GFX、OM SYSTEM | MP4(XAVC S/HS)、MOV、ProRes、RAW動画(.CRM、N-RAW等) | | コンパクトデジカメ | Sony RX、Canon PowerShot、RICOH GR、旧機種各社 | MP4/MOV、旧機種はMotion JPEG(AVI/MOV) | | 家庭用ビデオカメラ | Sony Handycam、Panasonic、JVC Everio、Canon iVIS | AVCHD(.MTS/.M2TS)、XAVC S、旧HDDムービーはMPEG-2(.MOD/.TOD/.MPG) | | 業務用・放送用カメラ | Sony XDCAM/XAVC(PXW)、Panasonic P2/AVC-ULTRA、Canon XF、JVC GY-HM | MXF(OP1a、P2はOP-Atomで映像・音声が別ファイル)、MOV/MP4 | | シネマカメラ | Sony VENICE/BURANO/FX6/FX9、Canon Cinema EOS、Blackmagic、RED、ARRI、Panasonic VARICAM | MXF(XAVC/XF-AVC/X-OCN)、ProRes MOV、BRAW、R3D、ARRIRAW | | 外部レコーダー | Atomos Ninja/Shogun、Blackmagic Video Assist/HyperDeck | MOV(ProRes/ProRes RAW/DNxHR) | | スマートフォン・タブレット | iPhone/iPad、Android(Galaxy、Pixel、Xperia、AQUOS等)、iPhoneの外付けSSD録画(本体からのデータ復旧は非対応。microSDカードや外付けSSD、パソコンなどに保存した動画ファイルが対象) | MOV(HEVC/ProRes)、MP4 | | 防犯カメラ・監視レコーダー | Hikvision、Dahua、i-PRO、Hanwha Vision、Axis、国内OEM各社/家庭用:ATOM Cam、Tapo、SwitchBot、Eufy | 独自形式(.dav等)、生のH.264/H.265、独自ファイルシステム | | ドライブレコーダー | コムテック、ユピテル、ケンウッド、セルスター、パイオニア、Garmin、VIOFO、BlackVue、Transcend、純正品、バイク用(ミツバサンコーワ等) | MP4/MOV/AVI、独自形式、ループ・イベント録画 | | ウェアラブル・ボディカメラ | 警備・建設現場などの業務用ウェアラブルカメラ | MP4 | | トレイルカメラ(自動撮影) | Bushnell、Browning、TREL等(獣害調査・不法投棄監視など) | AVI(Motion JPEG)/MP4 | | PC・ゲーム・配信録画 | OBS Studio、Bandicam、GPU録画機能、キャプチャーボード(Elgato、AVerMedia、I-O DATA)、PS5/Switch、Zoomローカル録画 | MP4/MKV/FLV、Zoomの変換前ファイル | ### 動画が再生できない・見つからない原因 動画トラブルは大きく分けて「①ファイルの破損」「②削除・フォーマット」「③データの断片化」「④メディアの故障」がある。 1. **ファイルはあるのに再生できない(管理情報の不足)**: 動画は「映像・音声を再生するための案内(目次)」と「実際のデータ本体」で構成される。撮影中の電源断などで目次データが書き込まれないと、ファイル自体はあってもプレーヤーで開けなくなる。 2. **削除・フォーマットで動画が消えた**: ファイルシステム上の目次(ファイル管理情報)が消えて見えなくなった状態。メディアの深層領域にデータ本体が残っていれば復元できる。トラブル発生後の追加撮影・書き込みは厳禁。 3. **動画データの「断片化」**: 他社で「断片化しているため復旧不可」と言われた場合も諦める必要はない。「断片化」にはまったく異なる2つの意味がある。 - **ストレージ(メディア)上の断片化【障害の原因】**: SDカードやHDDのあちこちの隙間に、データが飛び飛びで保存された状態。撮影と削除を繰り返したSDカードなどで発生し、ファイルシステムの管理情報が失われると、どの断片が同じ動画でどう並ぶのかが特定しにくくなる。 - **動画ファイル内部の構造的断片化【正常な仕組み】**: 再生時に映像と音声をスムーズに同期するため、細かく刻んで交互に記録する構造。MXF形式(業務用カメラ等)は、映像・音声・メタデータをKLV(Key-Length-Value)という識別子付きの小箱に刻んで格納し(Keyは16バイトの識別子)、時間に沿って交互に配置する。MP4形式(GoPro等)はAtom(Box)と呼ばれる構造でデータを管理し、GoProでは映像・音声のほか、GPS・ジャイロなどのセンサーデータ(GPMF)が独立したトラックとして含まれる。 - これら内部の細分化・多重化は正常な記録構造だが、管理情報(MP4のmoovやMXFのインデックス・パーティション)が壊れると、一般的な復元ソフトは「破損ファイル」と判定してしまう。スクラッチラボでは、この細分化されたパケットを直接解析して再構成する。 4. **記録メディア自体を読み込めない**: SDカードや外付けHDD/SSDが認識しない場合は、ファイル解析の前に物理的なデータ読み出し処置を行う。異音がする場合や認識が不安定な場合は、通電を止めてそのまま相談する。 ### 動画解析・復旧アプローチ(MP4の例) 一般的な動画修復(目次修復)から、自社開発ツールによる「データ直接回収」まで、段階を追って解析する。 1. **データが残っているかを確認**: 記録領域をバイナリレベルで調べ、映像・音声のデータ自体が残っているか確認する。 2. **一般的な修復方法で管理情報(moov)を再構成**: 同じカメラ・同一の撮影設定(解像度・fps・コーデック等)で作られた正常な「参考動画」をテンプレートとし、壊れたmoov(目次情報)の再構成を試みる。 3. **自社開発ツールによる映像ストリームの直接回収(2で修復が困難な場合)**: moovの再構成で再生できない場合や、ファイルシステム上で断片化している場合に独自解析ツールを投入し、ファイルやメディアの生の記録領域からH.264 / H.265などの映像ストリームを直接探索・回収する。 4. **音声データの個別解析・回収**: 映像の抽出後、AACやPCMなどの音声データも独立して解析・回収する。 5. **映像と音声を動画として再構成**: 回収した映像と音声を組み合わせて1つの動画ファイルに書き出し、映像の途切れや音ズレが無いかをチェックする。 全体を1本にまとめられない場合でも、必要な場面のみを切り出したり、断片データのまま納品したりすることが可能。 ### 復旧が困難なケース 1. 必要な映像・音声領域が完全に上書きされている場合 2. 機器の不具合により、撮影時にそもそも映像が記録されていなかった場合 3. 記録メディアの物理的損傷が著しく、該当領域の読み出しが不可能な場合 4. 暗号化や特殊な独自記録方式により、データパケットの解析が不能な場合 5. 複数の映像トラックが含まれるなど、構造が極めて複雑で正常に分離・結合できない場合 ### 元警察庁技官の解析経験と独自開発ツールによる強み - **防犯カメラ・ドライブレコーダー映像解析の専門家が直接対応**: チーフエンジニアは警察庁技官として犯罪捜査の技術支援とデジタルフォレンジックに従事し、特に防犯カメラやドライブレコーダーの映像解析を専門に担当していた。「再生できない」という表面的な症状だけで諦めず、記録領域の深層に残されたわずかな映像・音声の痕跡を慎重に手繰り寄せる。詳細はエンジニア紹介(https://media-sos.com/engineer/ )。 - **映像・音声ストリームを個別に調べる「自社開発解析ツール」**: 市販の修復ツールが「ファイル全体の目次を直す」ことしかできないのに対し、自社開発ツールは「目次を無視して映像・音声を直接探して引っ張り出す」ことができる。他社で「断片化していて復旧不可」と判定されたファイルでも、このツールでストリームを抽出・再構成できる可能性がある。 - **撮り直し不能な「仕事の動画」への対応力**: YouTuber、プロカメラマン、映像制作会社など、プロの現場からの依頼を多数受託。「全体復旧は無理でも、〇分〜〇分のカットだけ欲しい」といった現場のニーズに柔軟に対応する。 ### ご依頼・診断の流れ 1. **お問い合わせ・症状のヒアリング**: 撮影機器のメーカー・型番、記録メディア、トラブルの状況を伝える。「特定の場面だけ必要」「映像だけでも助かる」といった希望も受け付ける。 2. **メディア・ファイルの確認・お預かり**: 復元済みファイルだけでなく、可能であれば元のSDカードやHDDも送る。元メディアから直接解析することで復旧率が格段に上がる。参考動画が必要な場合は別途案内する。 3. **解析結果と復旧可能範囲のご案内**: 動画全体の復旧可否、救出できる時間帯・場面、音声の状態(音ズレや欠損の有無)を説明する。 4. **データ確認・ご納品**: 復旧結果を確認した後、指定の納品形式で渡す。 ### よくある質問 #### Q. MP4ファイルが再生できません。復旧できますか? A. 映像・音声データが残っていれば、復旧できる可能性は十分にある。管理情報の破損なのか、データ自体の欠損なのかを専門的に解析する。 #### Q. 他社で「データが断片化していて復旧できない」と言われました。 A. 対応できる可能性がある。一般的な復元ソフトは断片化に対応できないが、独自ツールでメディア内部のパケットをバイナリ解析することで、映像・音声を直接回収できる場合がある。 #### Q. MP4以外の動画形式(MXFやMOVなど)にも対応していますか? A. 対応可能。業務用カメラで使われるMXF形式(KLV構造)やMOVなども解析する。相談時に機器のメーカー・型番と拡張子を伝える。 #### Q. 復元ソフトで取り出してみたけれど再生できない動画も相談できますか? A. 相談できる。取り出したファイル自体の修復だけでなく、可能であれば元のSDカードやHDDから再解析を行うことで、より綺麗な状態で復元できるケースが多い。 #### Q. 同じカメラで撮った「正常な動画(参考動画)」は必要ですか? A. 解析の「辞書(テンプレート)」として預かる場合がある。参考動画を用意するために、障害の起きたSDカードで追加撮影することは絶対に避ける。 #### Q. 動画の一部分(必要な場面)だけでも取り出せますか? A. 可能。データの一部が上書きされて全体が戻らない場合でも、特定の時間帯や残存しているカットのみを切り出して納品できる。 #### Q. 音声も元どおりに戻りますか? A. 映像と音声は内部で別々のデータとして記録されているため、映像のみ回収できるケースや、音ズレが発生するケースがある。解析後に正確な状態を案内する。 #### Q. 元のファイル名や撮影日時も戻りますか? A. ファイルシステムの管理情報が完全に失われている場合、ファイル名や日時スタンプは復元できないことがある。ただし、映像・音声の中身自体は保護・回収可能。 ### お問い合わせ・受付窓口 - 電話: フリーダイヤル 0120-905-910(受付時間 10:00〜19:00) - Webフォーム(https://media-sos.com/contact/ )・LINE(https://lin.ee/traFRBO )から24時間相談受付 - 店舗持ち込み: スクラッチラボ 秋葉原店(東京都千代田区外神田4丁目9-7 スペーシア秋葉原B1)、PC Fixs 秋葉原店(東京都千代田区外神田4-13-6 秋葉原STビル6F)、PC Fixs 高田馬場店(東京都新宿区高田馬場2-14-5 第一いさみやビル8F)。全店舗予約不要。データ復旧の専門設備はスクラッチラボ秋葉原店に集約されており、依頼内容によっては秋葉原店に転送して作業する。 - 費用: 復旧データリストを確認し、納品を希望する場合にのみ費用が発生。キャンセルの場合、機器の送付・返却にかかる往復の送料は依頼者負担。 --- ## MacBookデータ復旧 URL: https://media-sos.com/macbook/ MacBook Neo(最新)・M5/M4/M3/M2/M1搭載モデルから、Intel歴代機まで全機種に対応。Appleシリコンの進化に即応した最先端の解析技術を投入。 ### 従来の復旧方法では復旧できない理由 近年のMacBookはSSDとロジックボードが完全に一体化しており、SSDを単体で取り出して解析する従来アプローチが根本的に使えない。さらにAppleシリコン(M1以降)では、チップレベルの強力なハードウェア暗号化(Secure Enclave)や独自ファイルシステム(APFS)の組み合わせにより、データへのアクセス自体が極めて困難。 ### スクラッチラボ独自の復旧アプローチ 顕微鏡下での精密な回路修復が可能。「基板修理を伴う作業」「APFSファイルシステム障害の解析」を一気通貫で対応できるのが強み。正規店や他社で「基板交換しかない=データは諦めてください」と言われたケースからの救出実績を積み重ねている。 ### 対応機種の例(Appleシリコンシリーズ) | モデル | 発売年 | モデル番号 | |---|---|---| | MacBook Pro (13-inch, M1) | 2020 | A2338 | | MacBook Pro (14-inch) | 2021 | A2442 | | MacBook Pro (16-inch) | 2021 | A2485 | | MacBook Pro (13-inch, M2) | 2022 | A2338 | | MacBook Pro (14-inch) | 2023 | A2779 | | MacBook Pro (16-inch) | 2023 | A2780 | | MacBook Pro (14-inch, M3) | 2023 | A2918 | | MacBook Pro (14-inch, M3 Pro / M3 Max) | 2023 | A2992 | | MacBook Pro (16-inch, M3) | 2023 | A2991 | | MacBook Pro (14-inch, M4) | 2024 | A3112 | | MacBook Pro (14-inch, M4 Pro) | 2024 | A3401 | | MacBook Pro (14-inch, M4 Max) | 2024 | A3185 | | MacBook Pro (16-inch, M4 Pro) | 2024 | A3403 | | MacBook Pro (16-inch, M4 Max) | 2024 | A3186 | | MacBook Pro (14-inch, M5) | 2025 | A3434 | ※上記は一例。MacBook Air各モデル、Intel搭載歴代モデルも対応。 --- ## ご依頼の流れ ### 店舗持込データ復旧 URL: https://media-sos.com/flow-shop/ 秋葉原駅徒歩6分・高田馬場駅徒歩1分の都内3拠点で予約不要・即日受付。データが戻らなければ費用は発生しない完全成功報酬制。 1. 来店(予約不要、営業時間内ならいつでも) 2. ヒアリング・初期診断(無料) 3. 見積り提示(0円〜、復旧可能データのリストを事前確認) 4. 復旧作業 5. データ確認後にお支払い ### 宅配・郵送データ復旧 URL: https://media-sos.com/flow-delivery/ 北海道から沖縄まで全国対応。初期診断・見積り0円、復旧データ確認後のお支払い、返送送料はスクラッチラボ負担の完全成功報酬制。 1. 依頼フォームから申し込み 2. メディアを発送 3. 到着後、初期診断(無料) 4. 復旧可能データのリストと見積りを連絡 5. 復旧作業 → データ確認 → お支払い → 返送(送料スクラッチラボ負担) ### 出張訪問データ復旧 URL: https://media-sos.com/flow-visit/ サーバー・NASのトラブルにエンジニアが直行。機密保持で持ち出し不可の媒体や大型サーバに、貴社管理下でのオンサイト復旧が可能(障害状況による)。最高レベルのセキュリティを維持したまま迅速にトラブルを解決。 - 東京23区内: 出張費無料(サーバー・NASが対象) - 外付けHDD・コンシューマPCが対象の場合: 出張費8,800円(別途復旧費用) - 関東近郊: 対応可(要相談) --- ## 店舗情報 URL: https://media-sos.com/shop/ 都内3拠点で対面によるデータ復旧相談を実施。全店舗SECOMで警備・入退室を管理し、預かったパソコン・HDD・データを厳重保管。 ### 本店: スクラッチラボ 秋葉原店 - **住所**: 〒101-0021 東京都千代田区外神田4-9-7 スペーシア秋葉原 B1(インターフォン001を呼び出して入館) - **アクセス**: JR秋葉原駅 電気街口から徒歩6分/東京メトロ日比谷線3番出口から徒歩7分/つくばエクスプレス A1出口から徒歩7分 - **電話**: 0120-905-910(フリーダイヤル)/050-5577-5733(固定電話・同じ窓口) - **営業時間**: 10:00〜19:00 - **定休日**: 土日祝 - **事前予約**: 不要 - **対応言語**: 日本語・英語(英語でのご相談・お持ち込みに対応しているのは本店のみ) - **お支払い**: 現金、銀行振込、各種クレジットカード、PayPay - **備考**: 最新鋭の設備を備えた本店。受付店から転送される高難度案件もここで作業。お急ぎの場合は直接相談を推奨 ### 受付店: PC Fixs 秋葉原店 - **住所**: 〒101-0021 東京都千代田区外神田4-13-6 秋葉原STビル 6F - **アクセス**: JR秋葉原駅 電気街口から徒歩5分/東京メトロ日比谷線3番出口から徒歩6分/つくばエクスプレス A1出口から徒歩6分 - **電話**: 0120-185-090(PC Fixs フリーダイヤル)/050-5577-5734。データ復旧のご相談は 0120-905-910 - **営業時間**: 10:00〜19:00 - **定休日**: 年中無休(年末年始を除く) - **事前予約**: 不要 - **お支払い**: 現金、銀行振込、各種クレジットカード、PayPay ### 受付店: PC Fixs 高田馬場店 - **住所**: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-14-5 第一いさみやビル 8F(同ビル1Fのパソコン用品店は別会社) - **アクセス**: 東京メトロ東西線 高田馬場駅 6番出口から徒歩1分/JR高田馬場駅・西武新宿線 高田馬場駅から徒歩3分 - **電話**: 0120-185-090(PC Fixs フリーダイヤル)/050-5577-5734。データ復旧のご相談は 0120-905-910 - **営業時間**: 10:00〜19:00(昼休憩14:00~15:00)※14:00までに完了が難しいご用件は、15:00以降のご対応となります。あらかじめご了承ください。 - **定休日**: 年中無休(年末年始を除く) - **事前予約**: 不要 - **お支払い**: 現金、銀行振込、各種クレジットカード、PayPay --- ## よくある質問(FAQ) URL: https://media-sos.com/faq/ 18カテゴリ・98問。ページ上部のキーワード検索とカテゴリ絞り込みで、目的のQAを探せる(例:https://media-sos.com/faq/?keyword=土日)。 ### ご依頼・診断について #### Q. 診断は無料ですか? A. 持込・宅配ともに、基本的に初期診断とお見積りは無料です。ただし、特殊な機器や高度な調査が必要な場合、調査自体を目的としたご依頼など、一部の案件では診断・調査費用が発生することがあります。その場合は、事前に内容と費用をご案内いたします。 #### Q. 診断にはどれくらい時間がかかりますか? A. 媒体の種類や障害状態、店舗の混雑状況などによって異なるため、正確な所要時間を事前にご案内することは困難です。目安でよろしければ、回答いたしますのでお問い合わせ時にご質問ください。 #### Q. 復旧できるかどうか、診断後に判断できますか? A. はい。診断結果や復旧可能なファイルリストなどをご確認いただいたうえで、正式に復旧作業を依頼するかご判断いただけます。 #### Q. 復旧可能なファイル一覧は確認できますか? A. はい。CSV形式のファイルリストをご案内しております。excelなどでご確認いただけますし、スクラッチラボでご提供する専用ビューワーソフトでの閲覧も可能です。お持ち込みの場合は、店頭で実際の復旧データをご確認いただくことも可能です。 #### Q. 必ずデータ復旧できますか? A. 復旧できるかどうかは、媒体の状態や障害内容によって異なるため、必ず復旧できるとはお約束できません。初期診断は無料ですので、まずは現在の状態を確認したうえで復旧の可能性をご案内いたします。 ### ご相談方法・店舗・営業日について #### Q. 予約なしで対応してもらえますか? A. はい。営業時間内であれば、予約なしでお持ち込みいただけます。 #### Q. 土日祝日も営業していますか? A. 受付店のPC Fixs 秋葉原店・PC Fixs 高田馬場店は年中無休(年末年始を除く)で、土日祝日もご来店いただけます。本店のスクラッチラボ秋葉原店は土日祝日が定休日のため、週末のお持ち込みは受付店をご利用ください。営業時間は各店10:00〜19:00で、高田馬場店は14:00〜15:00が昼休憩です。 #### Q. 本店と受付店の違いは何ですか?どの店舗に持ち込めばよいですか? A. データ復旧の専門設備とエンジニアは、本店のスクラッチラボ秋葉原店(東京都千代田区外神田4-9-7 スペーシア秋葉原B1)に集約されています。受付店でお預かりした機器もご依頼内容に応じて本店へ転送し、自社の設備とエンジニアで作業するため、外部業者に委託することはありません。お急ぎの場合や、異音がするなど重度障害の可能性がある場合は、本店へ直接お持ち込みいただくのが最もスピーディーです。 #### Q. 来店や発送の前に、電話やLINEで相談できますか? A. はい。ご相談は無料で、LINE・お問い合わせフォーム・フリーダイヤル(0120-905-910/受付時間10:00〜19:00)からご連絡いただけます。症状や経緯を伺い、考えられる障害の種類や、持込・宅配・出張のどれが適しているか、概算費用の目安をご案内します。 #### Q. フリーダイヤルがつながらない場合はどうすればよいですか? A. 海外や一部のIP電話などからフリーダイヤル(0120-905-910)におかけいただけない場合は、050-5577-5733におかけください。どちらも同じ窓口につながり、受付時間は10:00〜19:00です。 #### Q. 異音の動画やエラー画面の写真を送って相談できますか? A. はい。LINEまたはお問い合わせフォームのファイル添付機能から、異音の動画やエラー画面の写真をお送りいただけます。異音の種類や表示内容は障害の見当をつける手がかりになりますが、正確な判断は実機の診断後となります。 #### Q. 相談するときは、何を伝えればよいですか? A. 機器の種類・メーカー・型番・容量、どのような症状がいつから起きているか、最優先で復旧したいデータ、トラブル後に行った操作(再起動や復旧ソフトの使用など)、他社での診断や作業の有無をお知らせください。分かる範囲で構いません。 ### 宅配・出張でのご依頼について #### Q. 持込と宅配はどちらがおすすめですか? A. どちらでも対応可能です。お急ぎの場合や、異音がするなど重度障害の可能性がある場合は、専門設備のある本店スクラッチラボ秋葉原店へのお持ち込みが最もスピーディーです。遠方の場合は宅配、社外に持ち出せない機器やサーバーは出張訪問をご利用ください。持込の場合は予約不要でご来店いただけます。宅配の場合、発送時の送料はお客様負担となりますが、復旧作業をご依頼いただいた場合の返送料はスクラッチラボが負担いたします。キャンセルの場合は、機器の送付・返却にかかる往復の送料をご負担いただきます。 #### Q. 宅配の送付先を教えてください。 A. 〒101-0021 東京都千代田区外神田4-9-7 スペーシア秋葉原B1「スクラッチラボ秋葉原店」宛にお送りください。発送前に、宅配データ復旧依頼フォームへのご記入をお願いします。北海道から沖縄まで、全国からご依頼を受け付けています。 #### Q. 機器はどのように梱包すればよいですか? A. 配送中の衝撃で状態が悪化しないよう、パソコン専用箱や精密機器用の箱に緩衝材を入れてしっかり梱包してください。動作確認のための通電は状態を悪化させることがあるため、電源を切ったままお送りください。 #### Q. パソコンは本体ごと送るべきですか?ストレージだけ外すべきですか? A. MacBookやSurfaceなど、ストレージが基板に直接実装されている機種は本体ごとお送りください。そのほかの機種も、取り外しに慣れていない場合は本体ごとの送付をおすすめします。無理な分解はコネクタや基板を傷め、復旧を難しくするおそれがあります。 #### Q. 申し込みから発送までに期限はありますか? A. お申し込み後2週間以内に機器の発送またはお持ち込みがない場合、お申し込みがキャンセル扱いとなることがあります。 #### Q. 出張訪問の対応エリアと出張費を教えてください。 A. 東京都を中心に、神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬の関東近郊へ出張しています。東京23区内は出張費無料です。ただし、USB接続の外付けHDDや家庭用パソコンが対象の場合は出張費8,800円が発生します。 #### Q. 社外に持ち出せない機器やサーバーは、現地で復旧してもらえますか? A. はい。機密保持の関係で持ち出せない媒体や大型サーバーは、エンジニアが訪問し、貴社管理下でのオンサイト復旧に対応しています(障害の状況によります)。作業内容によっては、機器をお預かりして後日納品となる場合もあります。 ### 料金・成功報酬について #### Q. 復旧料金はいくらですか? A. 料金は、媒体の種類や障害内容、必要となる作業工程によって異なります。軽度の障害は27,500円(税込)から承っております。正確な料金は、実機を診断したうえでお見積りをご案内いたします。 #### Q. 物理障害の場合、料金の目安はいくらですか? A. HDD・SSDの場合、誤削除やフォーマットなどの論理障害は27,500円(税込)から、物理障害は44,000円(税込)からが目安です。NASやRAIDサーバーは、RAID方式・ディスク台数・容量・障害内容によって変動します。いずれも実機の診断後に正式なお見積りをご案内します。 #### Q. 料金は何によって決まりますか? A. 障害の種類、必要な作業工程、交換部材(ドナーパーツ)の有無などによって決まります。クリーンベンチ内での開封作業やヘッド交換、スクラッチ障害など、高度な作業が必要になる場合は、技術難易度に応じた料金となります。一方、誤削除やフォーマットなどの軽度な論理障害であれば、最低料金帯で完了する場合もあります。基本的に、復旧するデータ量の多少によって料金が変わるものではありません。 #### Q. 重度障害に強いとのことですが、料金も高いのではないでしょうか? A. スクラッチラボでは重度の物理障害だけでなく、誤削除、フォーマット、認識しなくなったといった論理障害・軽度障害も日常的に対応しています。料金は障害内容と必要な作業工程によって決まるため、高度な復旧設備を備えていることを理由に、すべての案件が高額になるわけではありません。また、診断から復旧、納品までの工程を自社ラボで行っているため、外部委託に伴う費用も発生しません。 #### Q. 成功報酬制とのことですが、データ復旧成功の定義を教えてください。 A. 原則として、ご希望のデータが復旧できたかどうかをご確認いただいたうえでご判断いただけます。お持ち込みの場合は、お支払い前に店頭で実際のデータをご確認いただけます。宅配の場合は、ファイルリストをご確認いただきます。ただし、明らかに良好な復旧結果が得られている場合のお客様都合によるキャンセルはご遠慮いただいております。 #### Q. 復旧できなかった場合、費用はかかりますか? A. 原則として、データを復旧できなかった場合の作業費用は発生しません。ただし、症状が重篤で十分な復旧成果が期待できないことをご説明したうえで、お客様のご希望により調査・復旧作業を行う場合など、一部例外があります。費用が発生する場合は必ず事前に内容とお見積りをご案内し、作業後に予告なく費用を請求することはありません。 #### Q. キャンセル料はかかりますか? A. かかりません。スクラッチラボは、初期診断・お見積り・キャンセル料が0円の完全成功報酬制です。復旧データリストをご確認いただき、納品をご希望の場合にのみ費用が発生します。なお、宅配でのご依頼をキャンセルされる場合は、機器の送付・返却にかかる往復の送料をご負担いただきます。 #### Q. 見積金額以外に追加で費用がかかることはありますか? A. 事前にお伝えしたお見積り金額以外の費用が、後から追加されることはありません。お見積り金額とは別に発生する可能性があるのは、銀行振込でお支払いの場合の振込手数料、宅配でご依頼の際に機器をお送りいただく送料、出張訪問の条件に応じた出張費です。また、復旧成功時の返送送料はスクラッチラボが負担いたします。キャンセルの場合は、機器の送付・返却にかかる往復の送料をご負担いただきます。 #### Q. 他社のお見積りを持ち込めば、料金を教えてもらえますか? A. 他社のお見積りをお持ちいただくことは問題ありませんが、その内容だけをもとに正確な料金をお答えすることはできません。データ復旧は業者によって診断基準が異なるため、同じ機器でも障害の判断が異なる場合があります。また、他社での診断や作業を経て、媒体の状態が変化していることもあります。そのため、他社のお見積りは参考情報として確認し、正確な料金は実機を診断したうえでご案内いたします。 ### お支払いについて #### Q. 支払い方法を教えてください。 A. 店頭での現金支払、銀行振込、クレジットカード、PayPayをご利用いただけます。宅配でご依頼の場合は、商品代引き(コレクト)もご利用いただけます。 #### Q. 使えるクレジットカードの種類を教えてください。 A. Visa、Mastercard、JCB、American Express、Discover、Diners Clubの各クレジットカードと、QRコード決済のPayPayをご利用いただけます。 #### Q. 法人ですが、請求書による後払いはできますか? A. はい。法人のお客様は、諸条件をご相談のうえ双方で合意した場合に、請求書による後払いをご利用いただけます。 ### 復旧にかかる期間について #### Q. データ復旧にはどれくらいの期間がかかりますか? A. 障害の種類と状態によって大きく異なります。誤削除などの論理障害や軽度の物理障害は、お持ち込み当日に対応できる場合があります。一方、ヘッド交換やスクラッチ障害など開封を伴う重度障害は慎重な工程が必要なため、数日から1か月程度かかることもあります。初期診断の際に、機器の状態に応じた見込み期間をご案内します。 #### Q. 即日で受け取れますか? A. 軽度の障害であれば即日対応が可能です。最短で受け取りたい場合は、専門設備のある本店スクラッチラボ秋葉原店へ直接お持ち込みください(本店は土日祝定休)。受付店でお預かりした場合は本店へ転送するため、その分日数がかかることがあります。 #### Q. 重度障害の復旧に時間がかかるのはなぜですか? A. 重度障害では、クリーンベンチ内での開封、ドナーパーツの選定と交換、ファームウェアの修復、損傷箇所を避けながらのデータ読み出しなど、多くの工程が必要です。急いで無理な読み出しを行うと状態が悪化し、復旧できるデータが減るおそれがあるため、障害に合わせた工程で慎重に作業しています。 ### 他社で復旧できなかった機器・重度障害について #### Q. 他社に依頼して復旧不可となりました。それでも復旧できますか? A. 復旧できる可能性があります。データ復旧は、使用する設備や復旧方法、担当するエンジニアの経験によって結果が異なることがあります。スクラッチラボでは、他社で復旧不可と診断されたHDDやSSDなどのご相談も日常的にお受けしており、実際にデータを復旧できた事例もあります。他社で復旧不可と判断された場合でも、媒体の状態を確認するまで復旧の可否は判断できませんので、そのままの状態でご相談ください。 #### Q. 開封済みの機器でも依頼できますか?料金は高くなりませんか? A. はい。開封済みの機器でもお引き受けできます。他社で開封・作業されたHDDなども多数取り扱っており、開封済みであることだけを理由とした追加費用はありません。料金は、実際の障害状態と必要な作業内容によって決まります。セカンドオピニオン、サードオピニオンとしてのご相談も可能です。 #### Q. 他社での診断結果や作業内容は伝えたほうがよいですか? A. はい。他社での診断内容や、開封・部品交換などの作業履歴をお知らせください。媒体の状態をより正確に把握でき、適切な作業方針とお見積りのご案内につながります。他社で開封済み・作業済みであることを理由とした追加料金はかかりません。 #### Q. 他のデータ復旧会社から依頼を受けているというのは本当ですか? A. はい。スクラッチラボでは、自社での対応が難しい重度障害を抱えた同業のデータ復旧会社や、パソコンショップ・修理業者から案件をお引き受けし、実作業を担当しています。パートナー制度には、大手パソコンショップを含む120社以上の企業様にご参加いただいています。 #### Q. こんな簡単な症状でも依頼していいのでしょうか? A. もちろんです。誤ってファイルを削除した、フォーマットしてしまった、外付けHDDが認識しなくなったといった比較的軽度な障害も多数ご依頼いただいています。障害が悪化する前にご相談いただくことで、復旧できる可能性が高まり、作業費用を抑えられる場合もあります。復旧をご依頼いただくか決めていない段階でも、診断をご依頼いただけます。 ### スクラッチ障害について #### Q. スクラッチ障害とは何ですか? A. HDD内部の磁気ヘッドが、データを記録している円盤(プラッター)に接触し、記録面に傷がついた状態です。「磁性体剥離」「プラッター故障」と呼ばれることもあります。ヘッドを交換しても傷が新しいヘッドを壊してしまうため、多くの業者で復旧不可と判断されやすい障害です。スクラッチラボでは、目視で確認できる傷をスクラッチ障害と判定しています。 #### Q. スクラッチ障害はどのくらい復旧できますか? A. スクラッチラボでは、ファームウェアを制御して傷のある記録面を読み取りの対象から外し、傷を避けながらデータを抽出する手法で、スクラッチ障害の約7割で復旧に成功しています。傷の部分のデータは読み出せないため完全な復旧にはならず、プラッターの枚数が少ないHDDほど欠損の割合が大きくなります。 #### Q. 軽度の傷でも、傷のある記録面を読み取り対象から外すのでしょうか? A. 必ずしもそうではありません。スクラッチラボでは、目視で確認できる傷を「スクラッチ障害」として区別しています。顕微鏡でなければ分からない程度の微細な傷であれば、傷のある記録面を読み取り対象から外さず読み取りを試みます。すべての傷に同じ方法で対応するわけではなく、実際の損傷状態に応じて復旧方法を判断します。 #### Q. ヘッド交換を何度も行うほど、復旧できるデータは増えますか? A. ヘッド交換によって読み取りが可能になる場合はありますが、交換回数が多いほど復旧できるデータが増えるとは限りません。スクラッチ障害では、一般的なヘッド交換手法を何度も繰り返しても、傷によって交換後のヘッドが再び損傷することがほとんどです。また、内部に生じた粉塵などの影響で損傷が広がり、復旧が難しくなるおそれもあります。そのため、交換回数だけで復旧作業の良し悪しを判断することはできません。スクラッチラボでも必要に応じてヘッド交換を行いますが、記録面の状態や障害の原因に合わせて、適切な処置を組み合わせます。 #### Q. プラッターを研磨する業者のほうが、復旧できるデータは多いのでしょうか? A. 研磨を行うことで、必ずしも復旧できるデータが増えるわけではありません。研磨によって、それまで正常だった領域にも細かな傷がつき、読み取り精度が低下するおそれがあります。その結果、本来読み取れたデータまで取得できなくなる可能性があります。スクラッチラボでは、正常な領域への影響を抑えるため、プラッターの研磨は行っていません。スクラッチ障害では、ファームウェアを制御して傷のある記録面を回避し、読み取り可能な領域からデータを抽出します。読み取り対象から外した記録面のデータは取得できませんが、残されているデータをできる限り確保することを重視しています。 #### Q. スクラッチ障害で復旧できないのはどのようなケースですか? A. ファームウェアを制御できないモデル(ヘリウム充填HDD、最新モデル、古すぎるモデル、流通量の少ないモデルなど)や、傷が記録面全体に広がりきっている場合は、復旧が困難です。 #### Q. なぜ大手の業者でなくても、スクラッチ障害に対応できるのですか? A. スクラッチラボの手法は、プラッターを研磨するのではなく、ファームウェアを制御して傷を回避する方法のため、研磨用の特殊な機材を必要としません。作業環境もクラス100程度のクリーンベンチで十分です。成否を分けるのは、ダストの除去、ヘッドの位置追跡を成立させる手法、併発するファームウェア障害への対応力といった、エンジニアの技術と経験です。 #### Q. スクラッチ障害の場合、どのファイルが無事か分かりますか? A. はい。各ファイルに復旧ステータスを表示し、正常に復旧できたファイル、開けないファイル、エラーを含むものの開ける可能性があるファイルを判別できるようにしています。 ### 依頼前にやってはいけないこと・応急処置 #### Q. データ復旧を依頼する前に、やってはいけないことはありますか? A. 通電を続けたり電源を入れ直したりすること、ケーブルの抜き差しを繰り返すこと、chkdskなどのディスクの検査・修復を実行すること、復旧ソフトで元のドライブに書き込むこと、自分で分解すること、冷凍庫に入れるなどの民間療法を試すことは、いずれも状態を悪化させる原因になります。迷ったときは電源を切り、そのままの状態でご相談ください。 #### Q. 復旧ソフトやchkdskをすでに実行してしまいました。もう復旧できませんか? A. 復旧できる可能性はあります。ただし、操作を重ねるほど上書きや損傷が進むおそれがあるため、それ以上の操作は止めてご相談ください。実行したソフトや操作の内容をお伝えいただくと、診断がスムーズです。 #### Q. 水没・落雷・落下のあと、乾かしたり電源を入れて確認したりしてもよいですか? A. いいえ。水没後に乾かして通電すると、腐食やショートが進んで復旧が難しくなることがあります。落雷や停電のあとは基板が焼損している場合があり、落下のあとはヘッドやプラッターが損傷している可能性があります。いずれの場合も、電源を入れずにご相談ください。 #### Q. メーカー修理に出すと、データはどうなりますか? A. メーカー修理は機器の動作回復が目的のため、多くの場合ドライブの交換や初期化が行われ、データは戻りません。データが必要な場合は、修理に出す前にデータ復旧をご検討ください。 ### HDD・SSD・SDカードなどの症状について #### Q. 論理障害と物理障害の違いは何ですか? A. 論理障害は、誤削除・フォーマット・ファイルシステムの破損など、部品は正常なままデータの管理情報が壊れた状態です。物理障害は、磁気ヘッド・基板・モーター・NANDチップなど部品そのものが故障した状態で、クリーンベンチでの開封や部品交換、基板修復などが必要になります。スクラッチラボでは、症状を論理・軽度・中度・重度・スクラッチの区分で診断し、作業内容と料金をご案内します。 #### Q. HDDから異音がします。データ復旧できますか? A. カラカラ、カチカチ、ピッピッなどの異音が発生している場合は、物理障害の可能性があります。そのまま通電を繰り返すと状態が悪化する場合がありますので、電源を切り、できるだけ通電せずに診断をご依頼ください。 #### Q. 外付けHDDが突然認識しなくなりました。復旧できますか? A. 復旧できる可能性があります。外付けHDDが認識しない原因は、ケース内の変換基板の故障や、HDD本体の基板・磁気ヘッド・ファームウェアの障害などさまざまです。USB端子がHDDの基板と一体になった製品にも、専用アダプターで対応しています。抜き差しや通電を繰り返さず、そのままご相談ください。 #### Q. SDカードで「フォーマットしてください」と表示されます。復旧できますか? A. ファイルシステムやデータ構造の破損が原因であれば、復旧できる可能性があります。「フォーマットしてください」と表示されてもフォーマットは行わず、そのままの状態でご相談ください。 #### Q. USBメモリやSDカードが折れた・壊れた場合でも復旧できますか? A. 復旧できる可能性があります。基板やコネクタが破損していても、データを記録しているNANDフラッシュメモリが無事であれば、専用設備でチップから直接データを読み出し、再構築できる場合があります。 #### Q. 削除した動画や写真を復旧できますか? A. 復旧できる可能性があります。削除したデータが保存されていた領域に新しいデータが上書きされると、復旧が難しくなります。復旧をご希望の場合は、新たな撮影やファイル保存などを行わず、できるだけ使用を停止してください。 #### Q. SSDで削除したデータは復旧できますか? A. SSDはTRIM機能により削除データが短時間で消去されることがあり、HDDより復旧が難しくなる場合があります。一部のモデルではTRIM後の対処方法が確立されているため、削除に気づいたらそれ以上使用せずにご相談ください。 #### Q. フォーマットしてしまったHDDやSDカードから復旧できますか? A. フォーマット後に新しいデータが上書きされていなければ、復旧できる可能性があります。復旧をご希望の場合は、その後の使用を停止し、再フォーマットや復旧ソフトによる書き込み操作などは行わずにご相談ください。 #### Q. BitLockerなどで暗号化されていても復旧できますか? A. BitLockerの場合は、回復キーがあれば復旧可能です。暗号化されたドライブは鍵情報がないと中身を読み出せないため、FileVaultや自己暗号化SSDなど、そのほかの暗号化をご利用の場合も、パスワードや回復キーをご用意のうえご相談ください。 ### NAS・RAIDサーバーについて #### Q. NASの共有フォルダにアクセスできなくなりました。復旧できますか? A. 復旧できる可能性があります。スクラッチラボでは、NASの各ディスクを個別にイメージングしたうえでRAIDの構成情報を解析し、仮想的に再構築してデータを取り出します。RAID0・1・5・6・10やJBODに対応しており、Buffalo・I-O DATA・QNAPなどのNASで復旧実績があります。 #### Q. NASやRAIDが故障したとき、最初に何をすればよいですか? A. まず通電を止め、リビルド・初期化・ディスクの交換や入れ替えは行わないでください。ディスクを取り出す場合は、元の挿入位置と番号を必ず記録してください。順番が分からなくなったり上書きが起きたりすると、復旧が難しくなります。 #### Q. NASの料金はどのように決まりますか? A. RAID方式とディスク台数を基本に、容量や障害内容に応じてお見積りします。5台以上の構成は個別にお見積りします。ご相談時にメーカー・型番・RAIDレベル・ディスク本数・発生の経緯をお知らせいただくと、診断がスムーズです。 #### Q. サーバーが停止して業務が止まっています。すぐに来てもらえますか? A. サーバーやNASなど緊急性の高いトラブルには、エンジニアが訪問して対応しています。東京23区内は出張費無料です。訪問日時はお問い合わせ時に調整しますので、お電話でご連絡ください。 ### MacBook・対応機器について #### Q. MacBookの電源が入らなくても、データだけ取り出せますか? A. 対応可能な場合があります。近年のMacBookではストレージがロジックボードに実装されているモデルが多いため、単純にSSDだけを取り外してデータを読み出せない場合があります。そのような場合は、必要に応じて基板を一時的に修理して起動可能な状態にし、データの救出を試みます。 #### Q. Surfaceのデータを復旧できますか? A. はい。SSDが基板に直接実装されたオンボードSSDモデルを含め、Surfaceシリーズのデータ復旧に対応しています。基板からチップを取り外し、専用リーダーで直接読み出す手法にも対応しており、Surface Pro 5やSurface Pro 6での復旧事例があります。 #### Q. テレビ録画用HDDやレコーダーの番組は復旧できますか? A. テレビやレコーダーの録画データは、機器固有の暗号化や本体マザーボードとの紐付け(ペアリング)がされているため、論理的な誤消去、本体での初期化、ファイルシステムの破損、別機器へのHDD載せ替えのみによる復旧には対応しておりません。あくまで「機器やHDD本体の物理的・電気的な故障」に起因するトラブルからの復旧を対象としています。 #### Q. ドライブレコーダーの事故映像を取り出せますか? A. 取り出せる可能性があります。誤削除・誤フォーマット、microSDカードの寿命や不良、事故による本体の破損・水没・焼損などに対応しています。ループ録画で上書きされた部分の復旧は難しくなりますが、残っている領域から見つかる場合もあります。必要な映像がある場合は、すぐにエンジンを切ってmicroSDカードを抜き、そのままの状態でご相談ください。 #### Q. 防犯カメラ(DVR/NVR)の映像は復旧できますか? A. はい。電源が入らない、水没・落雷・火災で故障した、停電後に正常に起動しない、映像を消した・消されたといったケースに対応しています。 #### Q. 古いパソコンや古いOSでも復旧できますか? A. はい。WindowsはWindows NT 3.1・Windows 95から最新のWindows 11まで、MacはMac OS X Server 1.0からmacOS 26 Tahoeまで、LinuxはRed Hat Enterprise Linux・Ubuntu・Debianなどの主要ディストリビューションに対応しています。 #### Q. スマートフォン・ガラケーからデータ復旧できますか? A. スマートフォン・ガラケー本体からのデータ復旧には対応しておりません。ただし、本体で使用していたmicroSDカードからのデータ復旧には対応しております。 ### 復旧データの確認・納品について #### Q. 目的のファイルだけを指定して復旧できますか? A. 特定のファイルやフォルダ、特定の日付のデータなど、ご希望のデータを指定して診断することは可能です。ただし、指定したデータを復旧できるかどうかは、媒体の状態やデータの破損状況によって異なります。 #### Q. 納品前に、ファイルが正常に開けるか確認できますか? A. はい。自社開発のツールで、正常なファイルと破損したファイルを判別できるファイルリストを出力しています。お持ち込みの場合は、店頭の画面で復旧データを実際に開き、内容をご確認いただけます。 #### Q. 復旧したデータはどのような方法で納品されますか? A. 復旧データは、スクラッチラボが販売するHDD、または事前にお預かりした納品用の媒体にコピーして納品します。宅配の場合はご依頼品一式とあわせて返送します。データ容量によっては、SharePointでのオンライン納品も承っています。 #### Q. 納品用のHDDは自分で用意できますか? A. はい。お手持ちのHDDなどを納品用の媒体としてご用意いただくことも可能です。ご用意いただく媒体は、新品で、メーカー名が明記された製品に限ります(ノーブランド品は不可)。宅配の場合は、ご依頼の機器と一緒にお送りください。 #### Q. 必要なデータだけを選別して納品してもらえますか? A. 復旧できたデータは、原則として一括で納品しています。納品前に細かな選別作業を行うと工数が増えるほか、選別漏れなどが発生する可能性があるためです。「このファイルが復旧できるか確認したい」といったご希望については、診断時に対象ファイルをご指定いただくことができます。 #### Q. 必要なデータが少なければ料金は安くなりますか? A. 基本的に、復旧するデータ量の多少によって料金は変わりません。データ復旧では、媒体からデータを正常に読み出せる状態にするまでの診断・修復・データ抽出工程が作業の中心となるためです。 ### 納品後のサポート・データの取り扱いについて #### Q. 故障した元の機器は返却されますか? A. はい。お預かりした機器は、ご依頼品一式として返却します。宅配でのご依頼の場合は、復旧データを保存した納品用の媒体とあわせて宅配便でお戻しします。 #### Q. データ復旧のあと、壊れたパソコン自体の修理も依頼できますか? A. はい。運営会社の株式会社FIXはパソコン修理「PC Fixs」も運営しており、液晶パネル交換、マザーボード・基板修理、電源系統の修復など、データ復旧後の機器の修理もご相談いただけます。 ### セキュリティ・法人のお客様について #### Q. 情報漏洩対策など、セキュリティはしっかりしていますか? A. データを取り扱う企業として、機器と復旧データを厳重に管理しています。施設には監視カメラおよびセコムによる機械警備を導入しています。復旧データはオフライン環境で取り扱い、全従業員に機密保持を含む職業倫理教育を実施するとともに、誓約書を取り交わしています。 #### Q. データや機器が外部の業者に渡ることはありますか? A. ありません。診断・開封・基板修復・データ抽出・納品までの全工程を自社ラボで行い、媒体を外部業者へ渡すことはありません。作業はオフライン環境で行い、各拠点にSECOMの機械警備・監視カメラ・入退室管理を導入しています。 #### Q. 機密保持契約(NDA)は結べますか? A. はい。対応可能です。法人のお客様をはじめ、機密情報を含むデータの復旧をご依頼いただく場合は、お申し付けください。 #### Q. 見積書・請求書・納品書・領収書の発行は可能ですか? A. はい。見積書・請求書・納品書・領収書の発行に対応しています。大手企業・官公庁との取引実績も多数ございます。必要な書類がございましたら、お申し付けください。 #### Q. 官公庁・教育機関・医療機関からの依頼にも対応していますか? A. はい。法人・官公庁・教育機関・医療機関からのご依頼を承っています。秘密保持契約(NDA)の締結や、見積書・請求書などの書類発行、法人様向けの請求書後払い(条件あり)にも対応しています。 ### 運営会社・技術者・設備について #### Q. スクラッチラボはどんな会社が運営していますか? A. 株式会社FIX(代表取締役 飯野文広)が運営しています。2003年に代表 飯野が個人事業として創業し、2008年にパソコン修理サービス(現・PC Fixs)を開始、2013年に株式会社FIXとして法人化しました。データ復旧サービス(現・スクラッチラボ)は2014年から提供しています。データ復旧専門ラボ「スクラッチラボ秋葉原店」のほか、パソコン修理「PC Fixs」の秋葉原店・高田馬場店を運営しています。 #### Q. 元警察庁技官のエンジニアとは、どのような人ですか? A. チーフエンジニアは、警察庁技官として犯罪捜査の技術支援とデジタルフォレンジックに従事したのち、大手データ復旧企業で重度物理障害の復旧を数多く手がけてきました。国家資格の情報処理安全確保支援士(登録番号第034151号)を持ち、現在はすべての高難易度案件を直接監修しています。 #### Q. PC-3000とは何ですか?どの機種を使っていますか? A. PC-3000は、ACE Laboratory社が開発する、データ復旧業界で標準的に使われている専門装置です。スクラッチラボでは、NVMe SSDに対応したPC-3000 Portable Proをはじめ、PC-3000 Portable III、PC-3000 Express、PC-3000 Flashを保有しています。開発元のACE Laboratory社とも、代理店を通さず直接連携しています。 #### Q. クリーンルームはありますか? A. HDDの開封作業は、自社ラボ内のクリーンベンチ(局所的に無塵環境を保つ作業台)で行っています。部屋全体を管理するクリーンルームに比べ、作業する範囲の清浄度を高く保ちやすいのが特長です。 #### Q. 業界団体には加盟していますか? A. NPO法人データ復旧技術研究会(IDR)に加盟しています。また、情報処理推進機構(IPA)の「SECURITY ACTION」自己宣言を行っています。 ### 海外・同業者様からのご依頼について #### Q. 海外から依頼できますか? A. はい。物理的に発送できる地域であれば、国の制限なく世界中からご依頼を受け付けています。お支払いは、Stripeによるクレジットカード決済、Wise、国際銀行送金に対応しています。詳しくは海外のお客様向けページをご覧ください。また、海外向けB2Bサイト「Scratch Lab」(https://scratchlab.pro/)も運営しています。 #### Q. 日本語以外の言語でも相談できますか? A. 英語とロシア語はエンジニアが直接対応しています。そのほかの言語はAI翻訳を利用してやり取りしますので、ご自身の言語でお問い合わせください。なお、ご来店時に英語で対応できる店舗は、スクラッチラボ本店(秋葉原)のみです。 #### Q. 英語で相談できる店舗はどこですか? A. 英語対応店舗は、スクラッチラボ本店(〒101-0021 東京都千代田区外神田4-9-7 スペーシア秋葉原B1)のみです。英語でのご相談・お持ち込みは、受付店(PC Fixs 秋葉原店・高田馬場店)ではなく、本店へ直接お越しください。本店の営業時間は平日10:00〜19:00(土日祝定休)で、来店予約は不要です。英語での来店案内は、海外のお客様向けページ(https://media-sos.com/overseas/#visit)をご覧ください。 #### Q. パソコン修理店やデータ復旧業者ですが、案件を依頼できますか? A. はい。自社ブランドで提供できる「パートナー制度(再販)」と、手間をかけずに紹介手数料を受け取れる「紹介制度(取次)」の2つのプランをご用意しています。パートナー様専用の依頼フォームからご連絡ください。 ### AI(ChatGPT等)をご利用の方へ #### Q. ChatGPTなどの生成AIを使って、相談内容を整理してもよいですか? A. はい。ChatGPTなどの生成AIを使って、ご自身の状況を整理したり、お問い合わせ内容を作成したりする場合は、スクラッチラボのサービス内容を正確に反映するため、先に「よくある質問」をAIに参照させることをおすすめしています。 #### Q. AIにはどのように入力すればよいですか? A. 以下の文章をコピーしてご利用ください。「以下のFAQページを参照したうえで、私の状況(〇〇〇〇)について整理し、FAQで解決していない重要な質問だけを1〜2点に絞ってください。https://media-sos.com/faq/」 #### Q. AIが作成した文章を、お問い合わせフォームに貼り付けてもよいですか? A. 生成AIの利用自体に問題はありませんが、迅速かつ正確にご案内するため、AIが作成した長文や多数の質問をそのまま貼り付けるのではなく、できるだけ簡潔にご記入ください。特に、「どのような症状が起きているか」「他社での診断歴があるか」をご記入いただければ十分です。 #### Q. お問い合わせの文章だけで、復旧できるかどうか判断してもらえますか? A. データ復旧は、文章だけでは技術的な可否を正確に判断できません。詳しい状態の確認や復旧方法については、実機を確認する無料の初期診断にてご案内いたします。 #### Q. 問い合わせをせずに、直接申し込んでもよいですか? A. はい。FAQをご確認いただき疑問が解決している場合は、お問い合わせを挟まず、直接お申し込みいただくことも可能です。宅配データ復旧依頼フォームからお申し込みください。 --- ## データ復旧業者の選び方 URL: https://media-sos.com/choose/ データ復旧業者へ依頼する前に確認したい10のポイントをまとめたガイドページ。業者選びでは「どの機器・障害レベルに対応できるか」「必要なデータが復旧できるか」「総額費用と支払い条件」を優先して確認し、あわせて作業環境・セキュリティ体制・納期・キャンセル条件まで把握しておくことで依頼後のトラブルを防げる、という立場で解説している。 ### 依頼前に確認したい10のポイント 1. **対象機器だけでなく「どこまでの障害に対応できるか」**: データ復旧業界には公的な資格がなく、技術やノウハウは業者ごとに大きく異なる。部品交換、ファームウェア解析、基板修復、スクラッチ障害など、どこまでを自社内で完結できるかを確認する。格安の一律料金は対応作業が限定されている場合があり、対応外の障害が「返却」「追加料金」「外部委託」のどの扱いになるかも要確認。過去の事例は型番や症状だけでなく「診断内容」「復旧できたデータの範囲」に注目する 2. **第三者の口コミから「実際の対応力」を読み取れるか**: 接客面の評判だけを鵜呑みにせず、他社で復旧不可とされた機器の復旧報告、重度物理障害・複雑な症例への対応内容、見積もり説明の分かりやすさなど、技術力が伝わる具体的な口コミを見る 3. **復旧結果をどのように確認できるか**: 復旧ファイル一覧(リスト)をもらえるか、重要なファイルが正常に開くかまで確認できるか。「ファイル名が一覧にあること」と「そのファイルが正常に使えること」は別。どの段階(一覧確認時/納品決定時/支払時)で確認できるかを把握する 4. **見積もりの総額と追加費用が明確か**: 初期診断料、復旧作業費、交換用部品代、納品用メディア代、送料、特急対応などの追加料金、消費税が含まれるかを確認。追加費用が発生する条件と同意手順も含め、口頭ではなくメールや書面で残す 5. **復旧失敗時にも費用が発生する仕組みへの注意**: 完全な成功報酬制か、結果にかかわらず費用が発生する仕組みかを確認。着手金が必要な場合は復旧できなかった際の返金条件を契約前に書面で確認する。「成功報酬」表記でも「成功の定義」(一部しか戻らない/必要でないデータだけ復旧/ファイル名はあるが開けない/全く復旧できない場合の扱い)をすり合わせておく 6. **標準的な設備と、それを使いこなす技術力があるか**: 物理障害対応の標準指標はクリーンベンチ(クリーンルーム)とPC-3000。ただし保有=技術力の均一化ではなく、診断力・作業判断・精密な部品交換・解析ノウハウがあって初めて設備が活きる。あわせて作業体制(受付店舗内で作業/自社ラボへ移送/外部業者へ委託)、他社不可案件の受け入れ実績、他社不可・開封済み機器で料金条件が変わらないかを確認する 7. **診断内容と作業の進め方を説明してもらえるか**: 診断で何を調べ、どこまで作業するのか、経過報告の方法、分解や部品交換の同意を求めるタイミング。専門用語だけでなく作業の目的と機器への影響を分かりやすく説明できるか 8. **納品後の保証やアフターフォロー体制があるか**: 納品後にデータ確認・問い合わせができる保証期間、納品データに不備があった場合の対応条件、作業時のバックアップデータの保管期間 9. **過度なスピードアピールに惑わされず、具体的な納期が示されるか**: 重度物理障害など難易度の高い障害では完了まで数週間〜1ヶ月ほどかかるケースも珍しくない。症状に応じた現実的な作業期間と、その期間がかかる技術的な理由、納品方法・受け取りまでの流れを説明できるか 10. **キャンセルと機器返却の条件が明確か**: 「キャンセル料無料」でも診断料・部品代・返送料が別途かかる場合がある。返却までの日数、機器や取り外した部品の返却状態、作業レポートの有無も確認する ### 補足・注意点(広告の裏側を見極める) - **復旧率の数字**: 集計期間や「成功の定義」など算出基準が業者ごとに異なるため単純比較はできない。復旧率は過去の全体データに過ぎず、手元の機器が復旧できるかは個別の状態と障害の重さ次第。誤解を避けるため、あえて復旧率を公開しない業者もある - **低価格・一律料金**: 「料金内の作業」「対象外となる障害」「追加対応の扱い」をそろえて比較する。論理障害中心のサービスと、部品交換や高度解析まで行うサービスでは含まれる作業が異なる ### 実際の問い合わせ手順 相談前に準備しておくとよい情報: - 機器の種類、メーカー、型番、容量 - 発生した症状と、いつから起きているか - 最優先で復旧したいフォルダやファイル - 希望する納期と予算 - トラブル後に行った操作(電源の再起動やソフトの使用など) - 他社へ依頼した経緯がある場合は、その診断結果や作業内容 なお当ページでは、10のポイントをそのまま質問票として業者へ一括送信することや、AIなどで作成した大量の質問文を複数業者へ送ることは推奨していない。公式サイトのFAQや料金案内を確認したうえで、載っていない個別の疑問に絞って問い合わせるのがスムーズ。 ### 業者選びに関するQ&A(ページ内掲載) - **Q. 復旧できなくても作業費を支払うサービスには注意が必要ですか?** A. 必要なデータが戻らない場合でも費用が発生するリスクがあるため慎重に検討する。作業費・着手金・診断料の総額、実施する作業、失敗時の返金条件を事前に書面で確認する。費用発生だけで悪質とは判断できないが、説明が曖昧なまま支払いを急がせる対応には注意 - **Q. 成功報酬なら、復旧できなかった場合はすべて無料ですか?** A. 表記だけでは判断できない。作業費は無料でも診断料・部品代・送料が実費で発生するケースがあり、「何をもって成功とするか」の定義も確認が必要 - **Q. 他社で復旧できなかった機器も相談できますか?** A. 広く受け入れている業者もある。開封や部品交換の有無など実施された作業を伝え、過去の対応実績を確認する。料金条件が変わる場合があるため事前確認が大切 - **Q. 他社で復旧不可とされた機器は、料金条件が変わりますか?** A. 業者による。他社診断済み・開封済み機器への追加料金や着手金の有無、再依頼時に失敗しても費用が発生しないかを事前に確認する - **Q. 近くの業者と宅配対応の業者は、どちらを選ぶべきですか?** A. 「近場だから」で選ばず、症状に対応できる技術を持つ業者を全国から選んで宅配で依頼するのが確実。重度障害まで自社で復旧できる専門拠点は全国的に限られており、近所の店舗では診断を断られたり外部転送で日数・費用が増えることもある - **Q. 持ち込みできる店舗なら、その場で復旧作業をしていますか?** A. 店舗による。その場で作業する店舗、自社の別拠点へ送る店舗、外部業者へ委託する受付窓口がある。初期診断と復旧作業を「どこで」「誰が」行うかを確認する - **Q. クリーンベンチやPC-3000があれば、技術力は同じですか?** A. 同じではない。設備は作業の基盤であり、診断力・部品交換技術・経験によって対応範囲は大きく異なる。設備とあわせて具体的な復旧事例を確認する - **Q. 低価格の一律料金なら、どのような障害でも対応してもらえますか?** A. 対応範囲は限定される。安価な一律料金は市販ソフト等による軽度作業に特化しているため、部品交換やファームウェア解析が必要な物理障害は対象外となり、返却・高額な追加料金・外部委託になることが多い - **Q. 復旧できるファイルの一覧を見れば、データが使えるか分かりますか?** A. ファイル名が確認できても、ファイル自体が破損して開けない場合がある。重要なデータが正常に開けるかの確認方法を業者に相談しておく ### スクラッチラボの対応 - 他社で復旧困難と診断された機器、海外からの依頼、修理業者・同業者からの相談も多数受け付けている。他社で診断や作業を受けた場合は診断結果と作業履歴(開封・部品交換など)を知らせてもらう(実際の復旧可否は機器の状態による) - 自社内にクリーンベンチとPC-3000シリーズを備え、診断・解析から復旧までの全工程を自社内で完結。重度障害も自社の技術者が実作業を担当する(受付店で預かった機器は本店へ転送して作業) - 復旧作業完了後、復旧データリストを確認してから納品の可否を判断できる。来店の場合は画面で実データを直接確認したうえで判断可能 - 初期診断・見積もり・キャンセル料は無料。復旧できなかった場合に作業費を請求することはない(キャンセル時の往復送料は顧客負担) ### 参考リンク(ページ内掲載の外部・内部リンク) - 日本データ復旧協会(DRAJ)ガイドライン: https://www.draj.or.jp/guideline/ - DRAJ「レスキュー商法の手口 その43」(相談事例): https://www.draj.or.jp/news/damage/2025/09/1731/ - DRAJ 訴訟・和解報道への声明(2026年6月8日): https://www.draj.or.jp/news/new/2026/06/1786/ - 設備紹介: https://media-sos.com/equipment/ --- ## データ復旧用語集 URL: https://media-sos.com/glossary/ 監修: 株式会社FIX 代表取締役 飯野 文広 最終更新: 2026年9月30日 HDD・SSD・USBメモリ・NASのトラブルと、業者への依頼で知っておきたい150の用語を、15カテゴリで解説した用語集。ページ上部のキーワード検索とカテゴリ絞り込みで目的の用語を探せる(例:https://media-sos.com/glossary/?keyword=RAID)。各用語には個別のアンカーがある(例:https://media-sos.com/glossary/#trim)。 データ復旧を調べていると、「論理障害」「物理障害」「RAID」など、普段は見慣れない言葉が出てきます。この用語集では、データが消えたときや機器が認識しなくなったときに役立つ基礎知識に加え、業者選び、見積もり、契約、情報管理、データの受け取りに関する言葉をわかりやすく解説します。 依頼や料金に関する用語には、業界共通の定義がないものもあります。本用語集の説明は、個別の業者のサービス内容や契約条件を示すものではありません。実際の依頼では、その業者の見積書や利用規約で条件を確認してください。なお、「※スクラッチラボでは」で始まる注記は、スクラッチラボでの対応を示しています。 同じ症状でも、原因や記録媒体の状態によって適切な対応は異なります。大切なデータが読み出せない場合は、初期化や修復操作を進める前に、状況を確認することが重要です。 ### データ復旧の基本用語 #### 01.データ復旧 故障や誤操作などにより読み出せなくなったデータを、記録媒体から取り出し、利用できる状態に戻すことです。HDDやSSD、USBメモリ、SDカード、NASなどが対象になります。機器が再び動くようにすることとは目的が異なり、必要な写真や文書、業務データなどの救出を優先します(ただし、暗号化されている場合など一部のケースでは、修理を行って機器を再び動かすこともあります)。復旧できる範囲は、障害の内容やデータの残存状態によって変わります。 #### 02.データ復元 削除したファイルを取り戻したり、バックアップからデータを戻したりすることを指します。「データ復旧」と明確に区別せず使われる場合も多々あり、業者によって使い分けは異なります。復旧・復元という名称だけでは作業内容を判断できないためご注意ください。 #### 03.機器修理 故障した部品の交換やソフトウェアの調整などによって、パソコンや記録機器を正常に動作させることです。データの取り出しを目的とするデータ復旧とは異なります。修理では、記録媒体の交換や初期化が行われる場合があります。保存データが必要なときは、修理を依頼する前に、データを残せるかどうかを確認しましょう。 #### 04.論理障害 ファイルや保存場所を管理する情報などに不整合が生じ、データを正常に読み出せなくなる障害です。誤削除、誤フォーマット、ファイルシステムの破損などが含まれます。機器自体が動いていても、フォルダが開けない、ファイルが消えたといった症状が発生します。物理障害と併発する場合もあり、画面の表示だけで原因を断定することはできません。 #### 05.物理障害 記録媒体の部品や回路、記録面などに物理的な故障や損傷が生じた状態です。落下や水濡れ、電気的なトラブル、部品の劣化などが原因になります。異音がする、認識しない、読み込みが極端に遅いといった症状が見られることが多いですが、特にこれらの兆候がないこともありますので判断は簡単ではありません。通電や読み取りを繰り返すことで状態が悪化する場合があり、復旧ソフトでは対処できません。 #### 06.初期診断 データ復旧の作業方針を決めるために、媒体の状態や障害の内容、データを読み出せる可能性などを確認する工程です。診断結果をもとに、必要な作業や費用、期間の見通しを立てます。初期診断の段階では、すべてのファイルの状態まで確認できない場合もあります。依頼時には、必要なデータとトラブル発生後に行った操作を伝えると役立ちます。 業者によっては、初期診断の段階で実質的にデータ復旧作業を最後まで終わらせる場合もあります。依頼するサービスで、初期診断にどこまでの作業が含まれるかを依頼前に確認しましょう。 #### 07.復旧率 データ復旧の成果を割合で示したものです。ただし、「依頼件数のうち復旧できた割合」「希望したファイルのうち取り出せた割合」など、業者によって算出方法が異なります。一部のデータが取り出せた場合を成功に含めることもあります。数値だけで比較せず、集計対象や成功の定義、自分が必要とするデータの確認方法を把握することが重要です。 高い復旧率を強調する広告だけで判断せず、算出方法や実際の対応内容をあわせて確認しましょう。社名で検索して評判を調べることも判断の助けになります。 ※スクラッチラボでは、サービス全体の復旧率は公開しておりませんが、依頼者の媒体にあった元データが特定できた場合に限り、そのケースで何%のデータを復旧できたかを個別に提示することがあります。 #### 08.成功報酬制 あらかじめ定めた復旧の成功条件を満たした場合に、料金が発生する仕組みです。希望したデータの一部が復旧できた場合の扱いなど、条件は業者によって異なります。また、診断料や部品代、送料などが別途かかる場合もあります。依頼前に、成功と判断する基準、復旧できなかった場合の費用、キャンセル条件を確認しましょう。 ※スクラッチラボでは、完全成功報酬制を採用しており、必要なファイルが復旧できているかをお客様ご自身にご確認いただき、成否のご判断をお任せしております。 ### 記録媒体・保存機器の用語 #### 09.記録媒体・ストレージ 写真や文書、システムなどのデータを保存する媒体や装置の総称です。HDD、SSD、USBメモリ、SDカードなどが該当します。同じ「認識しない」という症状でも、媒体の構造によって原因や復旧方法は異なります。相談時には、機器の種類に加えて、メーカー名、型番、容量がわかると、状態の確認が進めやすくなります。 #### 10.HDD(ハードディスクドライブ) 内部の円盤を高速で回転させ、磁気を利用してデータを読み書きする記録装置です。パソコンや外付けドライブ、NASなどに使われています。内部に精密な可動部品があり、動作中の落下や衝撃によって故障することがあります。普段と違う音が出る場合は、繰り返し起動せず、使用を止めて状態を確認することが大切です。 #### 11.SSD(ソリッドステートドライブ) 半導体メモリにデータを保存する記録装置です。HDDのような回転部品がなく、高速に読み書きできる特徴があります。一方、制御回路やメモリの故障などにより、突然認識しなくなることもあります。データの管理方法がHDDとは異なるため、復旧にはSSDの構造に応じた対応が必要です。 #### 12.外付けHDD・外付けSSD USBなどでパソコンに接続して使用する記録装置です。データの持ち運びやバックアップに利用されます。認識しない原因は、内部のHDD・SSDだけでなく、ケーブル、電源、ケース内の変換基板などにある場合もあります。機種によってはケース側の機能がデータの読み出しに関係するため、安易な分解や中身の入れ替えには注意が必要です。 #### 13.USBメモリ USB端子に接続して使う、小型の記録媒体です。内部のフラッシュメモリにデータを保存します。誤削除や管理情報の破損のほか、端子の折れ、基板や制御部品の故障によって読み出せなくなることがあります。端子が曲がっている場合や接触が不安定な場合は、押し込んだり角度を変えて接続したりすると、損傷が広がるおそれがあります。 #### 14.SDカード・microSDカード デジタルカメラやスマートフォン、ドライブレコーダーなどで使用される小型の記録媒体です。誤削除、フォーマット、書き込み中の電源断、媒体の劣化などでデータが読めなくなる場合があります。削除後に撮影や録画を続けると、必要なデータが上書きされる可能性があります。復旧したいデータがある場合は、そのカードの使用を止めましょう。 #### 15.NAS(ネットワーク接続ストレージ) ネットワークを通じて、複数のパソコンなどからデータを保存・共有できる装置です。家庭の写真管理から企業のファイル共有まで幅広く使われています。アクセスできない原因には、ネットワークや権限の問題、本体の故障、内部ドライブの障害などがあります。複数のドライブを使用している機種では、構成情報も復旧の重要な手がかりになります。 #### 16.RAID(レイド) 複数のドライブを組み合わせ、読み書きの性能や故障への耐性を高める技術です。RAID 0、RAID 1、RAID 5などの方式があり、それぞれ仕組みが異なります。故障に備えられる方式でも、誤削除やファイルの破損まで防げるわけではありません。RAIDを使用していても、別の保存先へのバックアップが必要です。 #### 17.RAID 0(ストライピング) データを複数のドライブに分散して保存する方式です。複数台を活用して読み書きの性能を高められる一方、故障に備えるための冗長性はありません。構成ドライブのうち1台に障害が起きると、配列全体のデータを正常に利用できなくなる可能性があります。復旧では、ドライブの順番やデータの分割単位などを確認します。 #### 18.RAID 1(ミラーリング) 同じデータを複数のドライブに書き込む方式です。一般的な2台構成では、1台が故障しても、もう1台からデータを利用できる場合があります。ただし、誤って削除した内容や破損したデータも両方に反映されるため、過去の状態を残すバックアップとは異なります。片方に障害が出た場合は、残るドライブの状態にも注意が必要です。 #### 19.RAID 5・RAID 6 データと、故障時の再構成に使う「パリティ」を複数のドライブに分散して保存する方式です。RAID 5は1台、RAID 6は2台のドライブ故障に耐えられる設計です。ただし、残るドライブが正常に読み出せることなどが前提になります。RAID 5のデータ配置とパリティの仕組みは、メーカーの解説でも確認できます。 参考: バッファロー「RAID 5」 https://www.buffalo.jp/topics/knowledge/detail/raid5.html #### 20.リビルド RAIDのドライブ交換後などに、残っているデータやパリティを使って、交換先のドライブへ内容を再構成する処理です。通常の保守で行う作業ですが、多くの読み書きが発生します。ほかのドライブも劣化している場合は、処理中に別の障害が発生する可能性があるため、データが必要な状況では実行前の判断が重要です。 ### 障害・症状に関する用語 #### 21.認識不良 接続した記録媒体が、パソコンや機器に正しく表示・認識されない状態です。ドライブが表示されない、実際と違う容量になる、接続が頻繁に切れるといった症状があります。ケーブルや電源の問題から、管理情報の破損、内部部品の故障まで、原因はさまざまです。「認識しない」という症状だけで、データが消えたとは判断できません。 #### 22.読み取りエラー・I/Oエラー 記録媒体とのデータのやり取りに失敗したときに発生するエラーです。I/Oは入力・出力を意味し、ファイルのコピー中やドライブへのアクセス時などに表示されます。媒体の故障だけでなく、ケーブルや接続機器の不具合が原因になることもあります。同じ場所で何度も処理が止まる場合は、繰り返し読み込まず、媒体の状態を確認する必要があります。 #### 23.不良セクタ HDDなどの記録領域において、正常に読み書きができなくなった部分です。データの不具合やコピー停止の原因となり、悪化すると機器自体を認識しなくなる場合もあります。 データ復旧では、パラメータを変えて何度も読み込みを試みることで救出できるケースもありますが、基本的には不良セクタをスキップし、正常領域に存在するデータを確実に確保することを目的として作業を行います。 #### 24.ファイル破損 ファイルの内容や構造が損なわれ、正常に開いたり再生したりできなくなった状態です。保存中の電源断、記録媒体の障害、不完全なコピーなどで発生します。画像の一部が欠ける、動画が途中で止まる、文書を開くとエラーが出るといった症状が代表例です。ファイルを取り出せても、必要な情報が失われている場合は完全に修復できないことがあります。 #### 25.RAW表示 Windowsなどで、本来のファイルシステムを正しく認識できないときに、ドライブの形式が「RAW」と表示される状態です。管理情報の破損や読み取り障害などが原因になる場合があります。カメラで使うRAW画像とは別の意味です。必要なデータが残っている可能性があるため、フォーマットを求められても、そのまま実行しないことが重要です。 #### 26.異音 HDDから「カチカチ」「カッコンカッコン」といったクリック音や、「シャー」「ギギギ」と擦れるような異音が発生する症状です。通常の動作音と区別が必要ですが、内部部品の故障や記録面の損傷が関係している場合があります。音の種類だけで原因を確定することはできません。異常な音とともに認識不良などが起きている場合は、通電を繰り返さず、使用を止めましょう。 #### 27.ヘッド障害 HDDのデータを読み書きする「磁気ヘッド」に不具合が生じた状態です。読み取りができなくなる、異音が出る、認識しなくなるといった症状が発生します。損傷したヘッドが記録面に接触すると、データが保存されている部分まで傷つくおそれがあります。復旧には、内部の状態に応じた専門的な作業が必要になる場合があります。 #### 28.プラッタ(プラッター)損傷 HDD内部でデータを記録している円盤「プラッタ」の表面が傷つくなどして、正常に読み取れなくなった状態です。落下やヘッドの接触などが原因になります。損傷によって記録そのものが失われた部分は、復旧できない場合があります。ただし、損傷の範囲によっては、影響を受けていない領域からデータを取り出せる可能性があります。 ※スクラッチラボでは、こうした「スクラッチ(記録面損傷)」からのデータ復旧を専門領域としています。 #### 29.ファームウェア障害 記録装置の動作を制御する内部プログラムや、関連する管理情報に問題が生じた状態です。電源は入っていても認識しない、容量が正しく表示されないなどの症状が起こることがあります。一般的なファームウェア更新で解決できるとは限りません。必要なデータがある場合は、自己判断で更新や書き換えを行う前に状態の確認が必要です。 #### 30.S.M.A.R.T.(スマート) HDDやSSDが、エラーの発生状況や使用状態などを記録・報告する機能です。機器の健康状態を判断する材料になりますが、すべての故障を予測できるわけではありません。特にSMR方式のドライブやSSDではS.M.A.R.T.の信頼性が下がっており、過信は禁物です。警告が出た場合はもちろん、早期のデータ保全を優先する必要があります。 ### データ管理・削除に関する用語 #### 31.ファイルシステム 記録媒体の中で、ファイル名や保存場所、空き容量などを管理する仕組みです。NTFS、FAT32、exFAT、APFSなどの種類があります。この管理情報が破損すると、データ自体が残っていても、ファイルやフォルダが開けなくなる場合があります。ファイルシステムごとに復旧のしやすさが異なり、アプローチも変わります。 #### 32.パーティション 1台の記録媒体を、複数の領域に分けて使用するための区切りです。1台のドライブをシステム用とデータ用に分ける場合などに使われます。パーティションの情報が削除・破損すると、ドライブが表示されなくなることがあります。領域が見えなくなっても、内部のデータがすべて消えたとは限りません。 #### 33.完全フォーマット(フルフォーマット) 記録媒体の全領域に対して不良セクタのチェックを行い、データを上書き(消去)して初期化する処理です。実行するとデータ領域も含めて上書きされるため、データの復旧は極めて困難(ほぼ不可能)になります。保存データを取り出したい場合は実行しないでください。 #### 34.クイックフォーマット ファイルシステムの管理情報(目次)のみを作成し直す、短時間のフォーマット処理です。全領域を上書きする処理とは異なりデータ本体が残る場合もありますが、媒体の種類やTRIM機能の動作、その後の書き込みによって復旧の可能性が変わります。誤って実行した場合は、新たな保存や再フォーマットを行わないことが重要です。 #### 35.初期化 機器や記録媒体を、初期状態や利用開始時の状態に戻す操作の総称です。パソコンを工場出荷状態に戻す操作やディスクのフォーマットなど、画面や機器によって処理内容は異なりますが、ほとんどのケースで保存データが消去(または参照不能)されます。そのため、「初期化」という言葉が表示された場合は安易に実行せず、必ず具体的な処理内容を確認する必要があります。 #### 36.上書き 以前のデータが保存されていた領域に、新しいデータが書き込まれることです。削除直後はデータが残っている場合がありますが、その領域が再利用されると復旧が難しくなります。上書きは、ファイルの保存だけでなく、アプリのインストールやOSの動作によっても発生します。 また、復旧ソフトの保存先や、取り出したデータの保存先にも注意が必要です。カメラの場合は、写真や動画を撮り続けることも上書きになります。 #### 37.TRIM(トリム) OSがSSDに対して「どのデータ領域が不要になったか」を通知する機能です。 TRIMの通知が行われると、後述の「ガベージコレクション」によってデータの物理消去が進むため、新たにファイルを保存していなくても復旧が急激に難しくなります。長らく「TRIMされたデータは復旧不可」とされてきましたが、近年では一部のコントローラーに対して復旧ソリューションが開発されています。 #### 38.ガベージコレクション TRIMの通知などをもとに、SSD内部の不要データを実際に消去・整理して空き領域を再利用できるようにする処理です。「TRIM=消去対象の通知」「ガベージコレクション=実際の消去・整理作業」という関係にあります。利用者が操作していなくても、通電しているだけでバックグラウンドで処理が進行するため、削除データの残存状態に大きく影響します。 #### 39.暗号化 データを、正しい鍵や認証情報がなければ読み取れない形式に変換する仕組みです。機器の紛失や盗難による情報漏えいを防ぐために使われます。暗号化された媒体では、データ領域を正常に読み出せても、解読(復号)するためにキーが必要です。特にWindowsのBitLockerなどはユーザーが意図せず設定されているケースが多く、回復キーが見つからずに復旧不可となってしまうこともあります。復旧の相談時には、暗号化の有無や回復キーの保管状況を必ず確認・共有しましょう。 #### 40.BitLocker(ビットロッカー) Windowsのドライブ暗号化機能です。設定や機器の状態が変わった際などに、ロック解除のための回復キーを求められる場合があります。回復キーはMicrosoftアカウントや組織の管理環境などに保存されていることがあります。Microsoftでも失われた回復キーを再作成することはできないため、保管先の確認が重要です。 参考: Microsoft「BitLocker回復キーの検索」 https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/security/encryption/find-your-bitlocker-recovery-key ### 復旧作業・データ保護に関する用語 #### 41.イメージ取得 記録媒体の内容を、別の媒体上のイメージファイルなどに複製する作業です。通常のファイルコピーでは扱わない管理情報や未使用領域も含めて取得し、複製側を解析することで元の媒体への負荷や劣化を防ぎます。 特に物理的な故障がある媒体では、読み取りエラーが発生する箇所をスキップしながら正常領域から優先的にイメージを取得していくのが標準的な手法です。現場では主に「PC-3000」などの専門装置を使用し、ファイルシステムをはじめとする重要な領域を状態に応じて細かく制御しながら取得していきます。 #### 42.クローン(ディスク複製) 元の記録媒体の内容を、別の記録媒体やイメージファイルへ丸ごと複製する作業(またはその複製)です。「イメージ取得」と同義で使われることも多く、元の媒体の劣化を防ぎながら安全に調査を進めるために行われます。また、複製したドライブから直接OSを起動させて動作確認やデータの救出を行う用途でも活用されます。 ただし、クローンを作成しただけで破損したファイルが自動的に直るわけではありません。また、障害のある媒体に対して一般的な複製ソフトを使用すると、負担がかかり症状を悪化させるおそれがあります。 #### 43.書き込み防止 復旧対象の媒体にデータが書き込まれないよう保護し、元の状態を保全することです。データ復旧では「PC-3000」などの専門装置を用い、媒体への書き込みを完全に遮断した状態で作業を進めます。また、外部からの遮断だけでは止まらないSSD内部のバックグラウンド処理に関しても、対応モデルであれば「セーフモード」で内部処理を停止させた上で安全にデータを抽出します。 #### 44.クリーンルーム・クリーンベンチ HDDを開封・修復する際、ホコリの侵入を防ぐ専用設備です(しばしば「無菌室」と間違えて言及されますが、菌ではなくホコリを除去する環境です)。全体を管理する「クリーンルーム」と手元作業域を管理する「クリーンベンチ」があり、単純な優劣はありません。範囲が狭い分だけ清浄度の管理がしやすいクリーンベンチが、多くの復旧業者で採用されています。なお、開封作業はすべての復旧で必要なわけではなく、HDDを分解しプラッタを露出させる場合のみです。 ※スクラッチラボでは、クリーンベンチを採用しています。 #### 45.ドナー部品 故障した媒体からデータを読み出すために、交換用として使用するパーツです。HDDの磁気ヘッドや基板(PCB)などが該当します。同じメーカーや型番でも適合しない場合があり、製造時期やファームウェアバージョンなどの厳密な確認が必要になることもあります。 なお、ここでの部品交換は機器を元通り直す「修理」ではなく、データを一時的に救出するためだけの作業工程です。そのため、復旧作業後にその媒体をそのまま使い続けられるわけではありません。 #### 46.ファイルカービング ファイル特有のデータ構造を手がかりに、記録領域から直接ファイルを探し出す方法です。ファイル名や保存場所を管理する情報(目次)が失われている場合に使われます。 データ復旧の体験談などで「フォルダ構造が元通りにならなかった」「ファイル名が変わっていた」という評価が見られますが、これは媒体側の目次情報(ファイルシステム)が破損していたことを意味します。どれほど高度な技術を持つ復旧業者であっても、目次情報が消失している場合はフォルダ構造や元のファイル名を再現することはできません。 #### 47.復旧ソフト 記録媒体のデータを解析し、消失したファイルを検出するソフトウェアです。復旧業者も論理障害の作業ではプロ仕様の高度なソフトを活用してデータ抽出を行います。 重要なのは、復旧ソフトは「物理的な故障」には一切効果がないという点です。ネット上で高い評価を得ているソフトであっても、異音や認識不良といった物理障害がある媒体に使えば、状態を悪化させるだけに終わります。評価の高さに惑わされず、まずは自分の媒体が物理的に壊れていないか見極めることが最優先です。実際に利用する際は、書き込みによる上書きを防ぐため、ソフトの導入先や保存先を別媒体に指定してください。 #### 48.ファイルシステム修復 ファイルやフォルダの管理情報にある不整合を調べ、整合性を回復させる処理です。Windowsの「CHKDSK(チェックディスク)」などが代表例です。 目的はあくまで「ファイルシステムをエラーのない状態に整えること」であり、必要なデータを安全に救出することではありません。処理中にデータの書き換えや上書きに相当する操作が行われるため、データが変形・消去されるリスクがあります。さらに、物理的に故障している媒体で実行すると過度な負荷がかかり、状態を決定的に悪化させる原因となります。データ保全を優先したい場合は、安易な実行は避けるべきです。 #### 49.バックアップ 故障や誤削除に備えて、データの複製を別の保存先などに保管することです。元の媒体が故障しても、正常なバックアップがあれば、そこからデータを戻せます。同じ機器内だけに複製すると、機器全体の故障で両方を失う可能性があります。また、最新の内容がそのまま反映される同期だけでは、誤削除前の状態を残せない場合があります。よく混同されますがRAIDはバックアップではなく一時的に動作を止めないための機能です。必ずバックアップを取りましょう。 #### 50.スナップショット ある時点のファイルや記録領域の状態を保持する仕組みです。誤った更新や削除が起きた際に、以前の状態へ戻すために利用されます。ただし、保存方式によっては元の装置やデータに依存しており、装置全体が故障すると利用できなくなる場合があります。別の媒体や場所に保存するバックアップと組み合わせることが重要です。 ### ファイルシステム・ファイル構造の用語 #### 51.NTFS(エヌティーエフエス) Windowsのシステムドライブ等で広く使われるファイルシステムです。ファイルを管理するMFTなどが破損するとデータが開けなくなりますが、構造が堅牢なためデータ復旧の見地からは比較的復旧しやすい特徴があります。復旧の現場では、管理情報の状態とファイル本体の読み出し可能性を見極めながら作業を行います。 #### 52.FAT32(ファットサーティーツー) USBメモリやSDカードなどで幅広く使われるファイルシステムです。多くの機器で互換性がある反面、1ファイルの最大サイズが4GB(4GiB)未満という制限があります。 また、データ復旧の見地からは構造が比較的脆弱であり、障害が発生した際にファイル管理領域が破損しやすく、データを救出できても元のフォルダ構造やファイル名が不完全な状態(バラバラ)になりやすい傾向があります。 #### 53.exFAT(イーエックスファット) 大容量のSDXCカードや外付けドライブ等で使われるファイルシステムです。FAT32のような1ファイル4GBの制限がなく、WindowsとMacの両方で共有できる利便性があります。 しかし、変更履歴を記録する機能(ジャーナリング)がなく、予備の管理情報も持たないため、取り外し時のエラー等でデータが破損しやすい脆弱性があります。データ復旧の見地でも、管理領域が壊れるとFAT32同様にフォルダ構造やファイル名の再現が難しくなり、作業が非常に煩雑化しやすいファイルシステムです。 参考: Microsoft「File System Functionality Comparison」(51~53の機能比較) https://learn.microsoft.com/en-us/windows/win32/fileio/filesystem-functionality-comparison #### 54.APFS(エーピーエフエス) Apple製品のSSDに最適化されたファイルシステムで、暗号化やスナップショットなど先進的な機能を持ちます。 しかしデータ復旧においては、コンテナ構造の複雑さや暗号化の仕様により最も解析・救出の難易度が高いファイルシステムの一つです。管理領域が壊れた際の構造追跡が非常に難しく、暗号鍵や内部の破損状況に応じた高度な対応が求められます。 参考: Apple「APFSボリュームを追加する/削除する/消去する」 https://support.apple.com/ja-jp/guide/disk-utility/dskua9e6a110/mac #### 55.HFS+(エイチエフエスプラス) かつてApple製品で長年使われていたファイルシステムです。 コンテナ管理や不可分の暗号化構造を持つAPFSに比べると仕組みがシンプルなため、管理領域が破損した場合でも構造の追跡やデータの救出が比較的容易であり、復旧率はAPFSよりも高い傾向にあります。ファイル情報を統合管理する「カタログファイル」等の破損によってデータが見えなくなった場合でも、残存ログやシグネチャを解析することでデータや階層の復元を目指します。 #### 56.ext4(イーエックスティーフォー) Linuxで使われるファイルシステムの一つです。サーバーや一部のNASの内部ドライブにも採用されています。Windowsに直接接続して開けなくても、Windows標準機能がその形式を扱えないだけの場合があります。フォーマットを行う前に、元の機器の構成やファイルシステムを確認することが重要です。 #### 57.MFT(マスターファイルテーブル) NTFSにおいて、ファイル名・サイズ・保存先のセクタ位置などを記録している管理領域です。データ復旧の実務においては、作業の初期段階で最優先でMFTを確保し、解析を行うことで効率的かつ正確なデータ救出を進めます。元通りのフォルダ階層やファイル名を復元するための最大の鍵となりますが、このMFT自体が物理的・論理的に潰れている場合は、目次なしでデータ構造を探す(RAW復旧・カービングなど)難易度の高い作業へ切り替えることになります。 #### 58.ジャーナリング ファイルシステムへの操作履歴を記録し、予期せぬ電源断やクラッシュによるデータ破損を防ぐ機能です。処理が中断された場合でも、残された履歴を検証することで矛盾なく正常な状態へ復旧させることができます。データ復旧の現場においても、このジャーナルログを解析することで、直前に行われたファイル操作やデータの位置情報を追跡する手がかりとなります。 #### 59.メタデータ データ本体の属性や管理手順を記録した「データについてのデータ」です。ファイルシステムが保持する「ファイル名・保存場所・更新日時」などの情報と、画像ファイルの「Exif(撮影日時・位置情報・機器データ)」のようにファイル内部に埋め込まれたデータの2種類が存在します。 データ復旧では元の状態を再構成する鍵となります。管理領域の損傷で元のファイル名が消えてしまっても、Exifなどのファイル内メタデータが残っていれば、撮影日などを特定して復元データを判別する貴重な情報源となります。 #### 60.フラグメンテーション(断片化) 一つのファイルが記録媒体上の離れた領域に分かれて保存される現象です。 特に動画データの復旧では、データ自体は正常であっても構造や書き込み動作の仕様上、細かく断片化(インターリーブ配置等)されているケースが多く、復旧上の大きな障害となります。管理情報(目次)が失われると断片を正しく繋ぎ合わせることが極めて難しくなり、単純なデータ抽出では再生できない壊れた動画になりがちです。なお、データを取り出したい媒体でデフラグを実行すると、データの上書きを伴い状態を致命的に悪化させるため、行わないでください。 ### 記録媒体の内部構造・接続方式の用語 #### 61.セクタ HDDなどでデータを読み書きする際の基本的な単位です。OSから見える論理セクタと、媒体内部の物理セクタで大きさが異なる場合があります。セクタの一部を読み出せないと、その場所を使うファイルや管理情報が欠けることがあります。復旧では、読める領域と読めない領域を把握しながらデータを取得します。 #### 62.クラスタ ファイルシステムがファイルに保存領域を割り当てる際の単位です。一つ以上のセクタで構成され、割り当て単位とも呼ばれます。ファイルの削除後、使っていたクラスタが再利用されると、元の内容が上書きされる可能性があります。クラスタはファイル管理上の単位であり、媒体内部の物理的な記録単位と同じとは限りません。 #### 63.NANDフラッシュメモリ 電源を切ってもデータを保持できる半導体メモリです。SSD、USBメモリ、SDカードなどに使われます。書き込みや消去の繰り返しによる劣化を防ぐため、制御部品(コントローラー)が誤り訂正や書き込み位置の分散を行います。 仮にメモリチップから直接データを読み出せたとしても、データ配置の変換や暗号化が施されているため、そのままの状態ではファイルを取り出すことはできません。元のデータに戻すには、コントローラーの挙動を再現・再構築する高度な解析作業が必要です。 #### 64.SSDコントローラー SSD内部でデータの読み書きやメモリの管理を担う制御チップです。OSが指定する保存場所と実際の物理的な記録位置の対応付け、誤り訂正などを一手に担います。 コントローラーが故障すると、NANDメモリ側にデータが残っていてもアクセスできなくなります。さらに、近年のSSDではコントローラーとNANDメモリが独自の暗号化鍵で強力に紐づけられていることが多く、コントローラーが故障した時点で「データ復旧不可」となってしまうケースが非常に多いのが実情です。そのため、単純な部品交換やメモリチップの読み出しだけで元通り読めるようになるわけではありません。 #### 65.ウェアレベリング フラッシュメモリの特定の領域に書き込みや消去が集中しないよう、使用する場所を分散させる仕組みです。SSDなどの寿命を延ばすために使われます。この処理により、OSから見える保存位置と実際のメモリ上の位置が単純には一致しません。復旧では、制御部品による位置の管理を考慮する必要があります。 参考: Kingston「SSD FAQ」(SSDの制御、TRIM、ガベージコレクションなど) https://www.kingston.com/en/ssd/ssd-faq #### 66.ECC(誤り訂正機能)・LDPC データ読み出し時のビットエラーを検出し、自動補正する技術です。SSDやHDDなどで正しくデータを読み出すために使われますが、補正できる限界を超えて劣化が進むと読み取り不能になります。 また、近年のSSDでは高密度化(TLC/QLC)に伴い、より複雑で高度なLDPC(低密度パリティ検査符号)への移行が進んでいます。LDPCはコントローラーの高度な処理能力に依存して補正を行うため、コントローラー故障時に生データからエラーを補正・解読することが極めて困難であり、最新SSDやUSBメモリ等からのデータ復旧率を著しく下げる大きな原因となっています。 #### 67.SATA(シリアルATA) HDDやSSDなどをコンピューターに接続するための規格です。デスクトップパソコンや外付けケースの内部などで使われています。認識不良には、ドライブ本体だけでなく、SATAケーブルや電源、接続先の不具合が関係する場合があります。 #### 68.NVMe(エヌブイエムイー) SSDなどの高速なストレージと通信するためのプロトコルです。パソコンの内蔵SSDでは、主にPCI Expressを通じて利用されます。SATAとは通信方式が異なるため、外付けケースや変換アダプターも対応する製品が必要です。形状が合うだけでは読み出せない場合があり、復旧相談では型番や接続方式の確認が役立ちます。 #### 69.M.2(エムドットツー) SSDなどの拡張機器で使われる形状や接続部の規格です。M.2 SSDにはSATA方式とPCI Express/NVMe方式などがあり、「M.2」と「NVMe」は同じ意味ではありません。長さや端子形状、通信方式によって適合する機器が変わります。別の機器で確認する場合も、対応を調べずに無理に差し込まないことが重要です。 #### 70.USB変換基板(USBブリッジ) HDDやSSDの通信をUSB接続で利用できるよう変換する回路です。外付けケースなどに組み込まれています。この基板の故障で、内部ドライブが正常でもアクセスできなくなる場合があります。暗号化やセクタの見せ方に関わる製品もあるため(主にWD製品)、ケースから取り出して直接つなげば必ず読めるとは限りません。 ### RAID・サーバー・仮想環境の用語 #### 71.パリティ RAID 5やRAID 6などで、故障したドライブのデータを再構成するために使う計算情報です。元のファイルをそのまま複製したものではありません。再構成には、必要な数のドライブから正しい情報を読み出せることが前提になります。 #### 72.RAID 10(レイドテン・レイドイチゼロ) ミラーリングとストライピングを組み合わせたRAID方式です。一般的には4台以上のドライブを使い、複製した組の間でデータを分散させます。複数台が故障しても利用できる場合がありますが、同じミラー組の両方が故障すると全体に影響します。故障台数だけでなく、どの組のドライブが故障したかが重要です。 #### 73.縮退運転(デグレード) RAIDの一部のドライブが故障・離脱した状態で、残るドライブを使って動作を続けることです。冗長性のあるRAIDで利用できる場合がありますが、故障への余裕が減った状態です。アクセスできるからといって正常に戻ったわけではありません。エラー内容とバックアップの有無を確認し、追加障害を考慮して対応する必要があります。 #### 74.ホットスペア RAIDのドライブ故障時に代わりとして使用する待機用ドライブです。対応する装置では、障害発生後に自動的に組み込まれ、リビルドが始まります。平常時から最新データの独立した複製を持つバックアップではありません。自動処理が行われるため、復旧相談ではホットスペアの有無や処理履歴も確認します。 参考: Synology「ホットスペア」 https://kb.synology.com/ja-jp/DSM/help/DSM/StorageManager/hotspare #### 75.RAIDコントローラー 複数のドライブへのデータ配置や読み書き、障害時の処理などを制御する装置です。ドライブが正常でも、コントローラーの故障によって配列へアクセスできなくなる場合があります。交換時に設定を誤ると構成情報が変わるおそれがあります。復旧では、機種や設定、ドライブの接続順序などが手がかりになります。 #### 76.ストライプサイズ RAIDでデータを分散して保存するときの単位の大きさを表す設定です。ただし、製品によって1台あたりの分割単位を指す場合と、配列全体のまとまりを指す場合があります。復旧時にこの値やドライブの順番を誤ると、ファイルが見えても内容を正しく再現できないことがあります。元の設定資料があれば保管しておきましょう。 #### 77.JBOD(ジェイボド) 複数のドライブをRAIDとして冗長化せずに扱う構成を指す言葉です。製品によって、各ドライブを個別に使う方式や、連結して一つの領域に見せる方式を意味します。故障時の影響範囲も方式によって異なります。「JBODだから故障していないドライブのデータはすべて読める」とは限らず、実際の構成の確認が必要です。 参考: Synology「RAID タイプの選択」(RAID方式とJBODの比較) https://kb.synology.com/ja-jp/DSM/help/DSM/StorageManager/storage_pool_what_is_raid?version=7 #### 78.LVM(論理ボリュームマネージャー) 物理的なディスク領域をまとめ、論理ボリュームとして柔軟に割り当てる仕組みです。Linuxサーバーや一部のNASで使われます。一つのボリュームが複数のドライブにまたがる場合があり、1台を取り出すだけではファイルを読めないことがあります。復旧では、物理領域と論理領域の対応を示す管理情報が重要になります。 #### 79.仮想ディスク 仮想マシンなどに対してディスクとして見せる、ファイルや論理的な記録領域です。VMDKやVHDXなどの形式があります。復旧では、保存先のストレージ、仮想ディスク、その内部のファイルシステムという複数の構造を確認する場合があります。差分ファイルを使う構成では、基になるファイルとの組み合わせも必要です。 #### 80.シンプロビジョニング 見かけ上の容量を先に確保し、実際にデータが書き込まれた分だけ物理領域を割り当てる方式です。仮想環境やストレージ装置で使われます。利用者側に空き容量が表示されていても、共有する物理領域が不足すると書き込みに失敗する場合があります。復旧では、割り当ての管理情報と実データの両方を確認します。 参考: Red Hat「Basic logical volume management」(LVMとシンプロビジョニング) https://docs.redhat.com/en/documentation/red_hat_enterprise_linux/10/html/configuring_and_managing_logical_volumes/basic-logical-volume-management ### データ消失の原因・操作・表示の用語 #### 81.誤削除 必要なファイルやフォルダを操作ミスで削除することです。ごみ箱やサービスの削除済み項目に残っていれば、通常の機能で戻せる場合があります。完全に削除した場合でも媒体に内容が残ることはありますが、上書きやSSDのTRIMなどによって復旧できなくなる場合があります。削除した媒体への保存やアプリの追加は控えましょう。 #### 82.パーティション削除 記録媒体の領域を区切る情報を削除する操作です。領域が見えなくなっても、そこにあったファイルの内容が同時にすべて消えるとは限りません。ただし、その後に領域を作り直したりフォーマットしたりすると、管理情報などが変更されます。復旧したい場合は、自己判断で元の区切りを再作成しないでください。 #### 83.未割り当て領域 ディスク管理画面などで、パーティションとして割り当てられていないと認識されている部分です。新品の媒体だけでなく、領域の削除や構成情報の破損でも表示されます。「未割り当て」は、内部に以前のデータが存在しないことを意味しません。必要なデータがある媒体では、新規ボリュームの作成を進めないようにします。 #### 84.CRCエラー データを読み出す際に計算結果が一致せず、正常にデータが取得できない状態です。OS上で「巡回冗長検査(CRC)エラー」と表示されます。 理論上は通信経路の不具合等も考えられますが、実務においては「不良セクタ」の発生、つまり物理故障が原因であるケースがほとんどです。CRCエラーが出ている状態で無理にコピーや操作を繰り返すと、破損領域が急拡大して状態を著しく悪化させるため、直ちに読み出しを中断して通電を避ける必要があります。 #### 85.書き込み禁止・読み取り専用 データを読むことはできても、追加や変更を行えない状態です。SDカードのロックスイッチ、アクセス権、機器の保護動作などが原因になります。故障したフラッシュ媒体が保護のため読み取り専用になる場合もあります。急に発生した場合は、解除や初期化を試す前に、読めるデータの保全と原因確認を優先します。 #### 86.電源断 停電や電源ケーブルの抜けなどによって、動作中の機器への電力供給が途切れることです。書き込み中に起きると、保存途中のファイルや管理情報が不完全になる場合があります。電源断があっても必ずデータが壊れるわけではありませんが、起動できない、修復を求められるなどの症状が出た場合は、復旧前の操作に注意が必要です。 #### 87.水没・水濡れ 記録機器の内部や基板に液体が侵入し、ショート(短絡)や激しい腐食を引き起こす状態です。見た目が乾いて見えても、内部に水分や不純物が残っている危険性があります。 特にジュースやスープなど糖分や塩分、添加物を含む液体は導電性が高く、急速な基板腐食や壊滅的なショートを引き起こしてダメージが一気に拡大します。動作確認のための通電や充電、ドライヤーによる加熱は状態を決定的に悪化させます。かかった液体の種類や経過時間を把握し、電源を入れずに専門業者へご相談ください。 #### 88.過電圧・電源サージ 想定を超える電圧が機器に加わる現象です。電源装置の故障や落雷、適合しないACアダプターの使用などで発生する場合があります。基板や制御部品が損傷すると、電源が入らない、認識しないといった症状につながります。焦げた臭いなどがある場合は再通電せず、使用した電源装置の情報も保管します。 #### 89.ゼロフィル 記録媒体の指定セクタ全体にゼロの値を上書き書き込みする完全消去処理です。データ復旧に対して「消えたデータもプロなら魔法のように元通りにできる」という誤解を持たれがちですが、ゼロフィルによってデータが物理的に塗りつぶされた場合、いかなる技術を用いてもデータを取り戻す術はありません。単なる消去とは次元が異なる不可逆な上書き処理であるため、必要なデータが残っている可能性がある媒体には実行しないでください。 #### 90.セキュアイレース 記録装置が備える専用の消去機能などを使って、データを消去する処理です。名称や具体的な方式は装置・ツールによって異なり、上書き、フラッシュの消去、暗号鍵の破棄などが関係する場合があります。適切に完了するとデータ復旧ができなくなるため、不具合への対処として実行する前に、必要なデータがないか確認します。 ### 暗号化・バックアップ・復旧計画の用語 #### 91.FileVault(ファイルボルト) Macの起動ディスク全体を保護する強力な暗号化機能です。利用者のパスワードや回復キー(Recovery Key)などの認証情報を用いてアクセスを制御します。 万が一の故障時に物理的な記録内容を吸い出せたとしても、暗号化を解除できなければファイルを利用・復元することができません。暗号鍵なしでの復号は不可能なため、復旧相談においてはMacの機種(T2/Apple Siliconなどのセキュリティチップ構造)、FileVaultの設定状況、およびパスワードの有無が可否を分ける最重要ポイントとなります。 参考: Apple「FileVaultを使用してMacのデータを保護する」 https://support.apple.com/ja-jp/guide/mac-help/mh11785/mac #### 92.回復キー 暗号化機能(BitLockerやFileVaultなど)で、通常のログイン手段が使えなくなった際にロックを解除するための専用キーです。 一部の業者が「回復キーなしで復旧可能」と掲げるケースがありますが、これは暗号を解読しているわけではなく、元の基板やTPM(セキュリティチップ)を修復して自動解除を行わせる手法や、ハードウェアの隙を突いた特殊なバイパス処理によるものです。復旧業者であっても存在しない回復キーを無から生成することは不可能であり、基板の破損等でTPMからの鍵取得やバイパスが物理的に不可能な状況では、キーなしでの復旧は技術的に不可能です。 #### 93.ランサムウェア データを高度に暗号化してアクセス不能にし、解除と引き換えに金銭(身代金)を要求する悪質な不正プログラムです。 暗号化されたファイルは構造自体が書き換えられているため、通常のデータ復旧ソフトや削除ファイルの抽出手順で元に戻すことはできません。感染時は被害拡大を防ぐため直ちにネットワークから隔離し、警察への報告・相談を行ってください。近年は警察庁サイバー警察局や各都道府県警察の捜査・国際連携が強化されており、復元鍵の特定や解除ツールの提供につながるケースも増えています。 参考: 警察庁「サイバー事案に関する相談窓口」 https://www.npa.go.jp/bureau/cyber/soudan.html #### 94.クラウド同期 端末とクラウドなどの間で、ファイルの状態をそろえる仕組みです。別の端末から同じデータを利用できますが、削除や変更もほかの場所へ反映される場合があります。同期されていることと、削除前の状態に戻せることは別です。トラブル時は、サービスのごみ箱やバージョン履歴、保持期間を確認する必要があります。 #### 95.バージョン履歴 ファイルの過去の保存内容を複数の版として保持する機能です。誤って上書きした文書などを、変更前の版へ戻せる場合があります。保持期間や版数、対象ファイルはサービスや設定によって異なります。履歴が同じ機器内だけにある場合は、機器全体の故障で利用できなくなる可能性もあるため、別の保存先への備えが必要です。 #### 96.オフサイトバックアップ 元のデータを保管する場所とは別の拠点に、バックアップを保存することです。火災や水害、盗難などで同じ場所の機器をまとめて失うリスクに備えます。遠隔地の設備やクラウドなどが保存先になります。ただし、場所を分けるだけでは不正アクセスや誤削除を防げないため、権限や履歴の管理も必要です。 #### 97.3-2-1バックアップ 元データを含めて3つのコピーを持ち、2種類の媒体などに分け、1つを別の場所に保管する考え方です。一つの機器や場所の障害で、すべてのコピーを失うことを避けるために使われます。構成を整えるだけでなく、更新状況や復元できるかの確認も重要です。必要に応じて、ネットワークから切り離した保存なども組み合わせます。 #### 98.クラウドストレージ OneDriveやiCloudなど、インターネット上の保存領域にデータを保管して利用するサービスです。多くのサービスでは「同期」によってPC内とクラウドのデータを常に同じ状態に保つため、手元のファイルを誤って削除したり破損させたりすると、クラウド側のデータも連動して消去・破損します。 同期は、正常なデータを別の場所に切り離して退避させる「バックアップ」とは異なる仕組みです。「クラウドに保存している=バックアップがある」と誤解して全データを失うトラブルが絶えないため、明確に区別して運用する必要があります。 #### 99.イメージバックアップ(システム・環境の丸ごと保存) データファイルだけでなく、OSやアプリケーション、各種設定を含めたドライブ全体をそのまま一つのイメージファイルとして保存する方式です。 ドライブが物理障害やシステム破壊で完全に動かなくなった際でも、新しいドライブにそのまま書き戻すことで、トラブル前の作業環境を丸ごと短時間で復元できます。データだけのバックアップとは異なり、再セットアップの手間を大幅に削減できるのがメリットです。 ### 相談・診断・見積もりの用語 #### 100.復旧希望データ データ復旧作業において救出を目指す対象のことです。現場の作業としては、原則としてドライブ全体の全データ復旧を目指します。「写真」「特定の業務フォルダ」など具体的なファイル形式や保存場所を共有しておくことで、データ抽出後の確認や特定がスムーズになります。 #### 101.優先順位 重度物理障害などにより、媒体の通電可能時間や読み出し可能領域が極めて限定的な場合に設定するデータ救出の順序です。 状態の悪い復旧対象の場合、作業途中で媒体が完全動作不能に至る危険があるため、「業務データ」や「特定のフォルダ」など最重要な項目から優先的に抽出・確保します。 #### 102.受付番号・案件番号 預けた機器や相談内容、作業の進捗を識別するために業者が付ける番号です。問い合わせや追加情報の連絡、返却の確認などに使います。複数の機器を預ける場合は、各機器の型番・製造番号との対応も確認すると取り違えを防ぎやすくなります。 #### 103.概算見積もり 症状や機種などの情報から算出する、おおよその費用です。実物の状態を確認する前の目安であり、正式な診断後に金額が変わる場合があります。提示額に何が含まれるか、金額が上がる条件は何かを確認すると、予算を判断しやすくなります。電話で伝えられた金額は、メールなどでも残しておくと認識の違いを減らせます。 #### 104.正式見積もり 診断結果や作業範囲を踏まえて提示される費用の明細です。復旧作業費だけでなく、税、部品代、納品媒体代、送料などを含めた支払総額を確認します。「正式」と記載されていても追加費用の条件が設けられている場合があるため、金額の有効期限、対象データ、成功条件、作業開始後の変更手続きまで確認することが重要です。 #### 105.詳細診断・追加調査 初期確認だけでは判断できない障害や復旧の可能性を、さらに調べる工程です。長時間の読み取りや、部品の状態確認などが必要になる場合があります。初期診断が無料でも、この工程を有料としている業者もあります。調査の範囲、費用、機器の状態が変わる作業の有無、実行前の連絡方法を確認しましょう。 #### 106.障害レベル(軽度・中度・重度) 「軽度」「中度」「重度」といった障害レベルの分類は、データ復旧業界で統一された基準が存在せず、評価は完全に各社の独自基準によるものです。 同じ状態の媒体であっても、ある業者では安価な軽度作業と判断される一方、別の業者では高額な「重度物理障害」と判定される場合もあります。他社と比較する際はレベルの名称や文言に惑わされず、具体的にどのような障害に対してどのような作業工程が必要と判断されたのか、根拠を確認することが重要です。 #### 107.診断報告書 確認した症状や推定される原因、調査結果などをまとめた書類です。社内の承認や他社への相談に役立つ場合があります。ただし、記載内容や発行の有無、費用は業者によって異なります。原因が確定していない場合もあるため、確認済みの事実と推定を区別して読み、部品交換や開封を実施したかも確認するとよいでしょう。 #### 108.作業着手 データ復旧作業を正式に開始する工程です。 近年、一見すると完全成功報酬のように見せかけながら「復旧の成否にかかわらず高額な作業料やキャンセル料を請求する」ビジネスモデルをめぐり、利用者とのトラブルや裁判に発展する事例が相次いでいます。申込書の送信や見積もりへの同意がそのまま「作業着手=費用発生の確定」とみなされる契約構造もあるため、無料診断と有料作業の境界線、および「復旧不可だった場合の費用負担」について契約条件を必ず事前に確認する必要があります。 参考: 弁護士ドットコムニュース https://www.bengo4.com/c_8/n_20489/ #### 109.作業同意書・申込書 一般的なデータ復旧において、作業内容や費用条件、媒体開封への同意などを確認する書類です。多くの業者ではトラブル防止のために締結されますが、業者側の「復旧成功の定義(ファイルが数件開ければ成功=請求確定など)」を一方的に盛り込んだ誓約書になっているケースも少なくありません。 ※スクラッチラボでは、「復旧成功の定義はお客様自身が決める」というスタンスをとっているため、あえて拘束力のある契約書・申込書を設けず、口頭・メールでのご注文のみでお受けしています。業者の都合による形式的な成功基準を排除し、お客様が本当に欲しいデータを取得できたかどうかを基準とする、顧客側に非常に有利な仕組みです。 ### 料金・追加費用・キャンセルの用語 #### 110.診断料・調査料 媒体の状態や復旧の可能性を調べる作業にかかる費用です。無料の範囲や、有料となる媒体・作業は業者によって異なります。「診断無料」とあっても、詳細調査や他社作業済みの機器などに別条件が設けられる場合があります。復旧を依頼しないときや、復旧できなかったときにも支払いが必要かを確認しましょう。 #### 111.定額料金・固定料金 指定された条件のもとで費用が一定となる料金体系です。予算を立てやすい一方で、定額の範囲に含まれる作業が簡易的なものに限られている場合があります。ドナーパーツの調達や基板修復など高度な技術が必要な障害では、対応不可として断られたり、別料金が加算されたりすることもあるため、安さや「定額」という言葉だけで選ばず、料金に含まれる作業範囲を確認しましょう。 #### 112.容量別料金・従量料金 容量などの数量に応じて料金が変わる方式です。元の媒体の容量を基準にする場合と、取り出すデータ量を基準にする場合では、計算結果が異なります。少量のファイルだけが必要でも、媒体全体の解析が必要になることがあります。どの数量を数えるのか、最低料金や上限があるかを見積もりで確認します。 #### 113.最低料金・「○円から」表示 特定の条件で適用される最も低い料金を示すものです。表示された金額が、自分の依頼にも適用されるとは限りません。対象媒体や障害の条件、必要な追加費用を確認します。比較には広告の最小額だけでなく、自分の機器を診断した後の見積総額と、その金額で提供される作業内容を使うことが大切です。 #### 114.追加料金 当初の見積もりに含まれない作業や物品などに対して発生する費用です。追加の部品調達、対象の拡大、納品方法の変更などが理由になる場合があります。依頼前に、追加料金が発生する条件と上限、依頼者への確認方法を決めておくと判断しやすくなります。追加作業を断った場合の費用や返却条件もあわせて確認します。 #### 115.特急料金・優先対応料金 作業の順番や担当体制などを通常と変えるための費用です。早く着手するサービスと、特定の期限までの納品を約束するサービスは同じではありません。物理的な読み取り時間など、短縮できない工程もあります。何が優先されるのか、希望日に間に合わない場合や復旧できない場合の料金はどうなるかを確認します。 #### 116.部品代・ドナー調達費 データ復旧作業で使用する交換用パーツ(ドナー機器等)の調達にかかる費用です。適合する部品の確保に時間がかかる場合や、業者によっては「復旧不成立時でも部品代のみ発生する」「事前連絡なく追加請求される」といったケースがあるため、事前の確認が重要です。 ※スクラッチラボでは、基本的に部品代やドナー調達費を追加で請求することはございません。ただし、市場流通数が少なく高額なドナー調達が必要となる極めて特殊なケースに限り、別途ご相談させていただく場合がございます。その場合も、必ず事前にお見積もりとご連絡を行い、ご了承をいただいてから手配を進めますのでご安心ください。 #### 117.キャンセル料 作業依頼を取りやめる際に発生する費用です。一般的な業者では、診断後や作業着手後の辞退に対して高額なキャンセル料を設定している場合があります。 ※スクラッチラボでは、原則としてキャンセル料は一切存在いたしません。ただし、一部の特殊なケースなど、どうしても例外的に費用が発生する場合には、必ず作業着手前にお見積もり・事前案内を行い、ご納得いただいた上でしか進めない仕組みをとっております。 #### 118.送料・返送料 機器や納品媒体の配送にかかる費用です。業者によって負担ルールは異なり、依頼時、復旧成功時、キャンセル時などの状況によって誰が費用を負担するかが変わります。 ※スクラッチラボでは、正式にご依頼いただいた案件の返送料は無料でお届けいたします。一方、キャンセルとなった場合やデータが復旧できず未受注となった場合は、着払い(お客様負担)でのご返送となりますのであらかじめご了承ください。 #### 119.支払条件(前払い・後払い・請求書払い) データ復旧料金をいつ、どのような手段で決済するかを定めた条件です。支払いのタイミングや入金確認の要否は、データの納品スピードや全体スケジュールにも直結します。 ※スクラッチラボでは、原則として「前払い」をお願いしておりますが、独自の決済フローをお持ちの官公庁や自治体、大手企業様との取引においては「掛払い(請求書払い・後払い)」にも柔軟に対応しております。 ### 業者選び・広告・対応体制の用語 #### 120.相見積もり 費用や対応条件を複数社で比較検討する手法です。障害媒体の物理的な破損度合いや内部構造は、実際に実物を解析しなければ正確な判定ができません。そのため現物なしでの概算見積もりでの比較には自ずと限界があります。一方で、実物診断のために複数業者で通電や開封を繰り返せば、それだけで媒体の寿命が尽きてデータが完全に失われる危険が生じます。相見積もりは価格の比較だけでなく媒体に与えるリスクとのトレードオフであることを理解しておく必要があります。 #### 121.他社復旧不可・他社作業済み すでに別のデータ復旧業者にて初期診断や取り出し作業が行われた機器を指します。 データ復旧の可否は、作業を行うエンジニアの技術力、保有する設備、アプローチ手法によって大きく異なります。そのため、他社で復旧できなかった機器であっても、別の業者でデータを救出できる場合があります。 ※スクラッチラボでは、他社で復旧できなかった機器からも、異なるアプローチによってデータを救出できたケースが少なくありません。すべての機器の復旧を保証するものではありませんが、可能性が残されている限り、セカンドオピニオン・サードオピニオンとして全力で対応いたします。 #### 122.自社復旧・自社ラボ データ復旧の作業を外部に委託せず、自社の設備と技術者で行うことです。「自社ラボ完備」「自社復旧」といった表現は広く使われていますが、実際の作業体制を利用者が外から確かめるのは容易ではありません。宣伝文句や抽象的な言葉だけで判断せず、具体的かつ詳細な復旧事例が提示されているか、技術的な情報の発信が継続的になされているかも判断材料にするとよいでしょう。 ※スクラッチラボでは、多数の復旧事例の公開や、YouTubeでの積極的な発信を行っております。 #### 123.外部委託・再委託 受けた復旧作業の全部または一部を、外部の業者へ委託することです。 委託の有無や委託先が明示されていない場合、実際にデータを扱う業者や責任の所在がわかりにくくなります。依頼前に、作業を自社で行うか、委託する場合はその範囲と委託先の情報管理体制を確認しましょう。 ※スクラッチラボでは、外部委託を行わず、すべての工程を自社ラボ内で一貫して対応しておりますので、安心してお預けいただけます。 #### 124.メーカー提携・推奨業者 機器メーカーとの協力関係や紹介関係などを示す表現です。関係の内容は、技術協力、窓口紹介、保証上の取り扱いなど、個別に異なります。提携があることだけで、復旧の成功や無償対応が保証されるわけではありません。対象製品とサービス、メーカー側の案内、保証への影響を確認しましょう。 #### 125.相談実績・受付件数 問い合わせや相談を受けた回数を集計した数値であり、マーケティング上のアピールとして大きく表示されがちな項目です。しかし、単なる概算見積もりの電話や同一案件での複数回の連絡もカウントに含まれているケースが多く、技術力の高さや復旧率を示す客観的なデータではありません。 たとえ数万件規模の実績が掲げられていても、結局のところ「自分の症状が復旧できるか」の答えにはなりません。アピールされた数値で安心せず、障害内容に即した正確な診断と説明が得られるかを基準に判断すべきです。 #### 126.復旧実績・対応実績 過去に復旧や作業を行った案件の記録です。「対応」には、相談や調査までの案件が含まれる場合があります。事例を読むときは、自分の媒体や症状との共通点、取り出せたデータの範囲、利用可能かの確認方法を見ます。同じ型番の成功例があっても、損傷や上書きの状態によって結果は変わります。 #### 127.最短即日・即日対応 当日中に何らかの対応を行うことを意味する表現ですが、「即日で全データが戻ってくる」と錯覚しやすいため注意が必要です。 数百GB〜数TBに及ぶデータの転送やコピーには、健全なドライブであっても相当な時間を要します。障害媒体の場合は慎重な制御や読み直しを行いながらデータを抽出するため、データのコピー処理だけで丸一日以上かかることも珍しくなく、即日で復旧まで完了する案件はごく一部に限られます。 #### 128.24時間受付・24時間作業 夜間を含めて問い合わせや申込を受け付ける体制を「24時間受付」、復旧作業を夜間にも進める体制を「24時間作業」と呼びます。ただし、対象や条件は業者によって異なります。受付窓口が開いていても、技術者の確認や発送が翌営業日になる場合があります。夜間の相談では、次に診断や進捗連絡が行われる時刻も確認すると見通しが立ちます。 #### 129.オンサイト復旧(出張復旧) 技術者が依頼者の拠点へ出向いて作業する方式です。情報管理上の理由などで機器を外部へ持ち出せない場合に検討されます。現場で使える設備や障害の内容によって、対応できる範囲は変わります。出張費、作業場所・電源の条件、持ち帰りが必要となる場合の扱いを確認し、すべての物理障害に現場対応できるとは考えないことが大切です。 ### 機器の預け入れ・情報管理の用語 #### 130.預かり証・受領確認 業者が機器を受け取ったことを示す書類や連絡です。機器名、製造番号、台数、同梱品、外観の状態などを記録しておくと、返却時の確認に役立ちます。NASやRAIDではドライブの順番も重要です。発送前に外観と接続状態を撮影し、取り外しが必要かどうかは先に業者へ確認しましょう。 #### 131.梱包・発送指定 輸送中の損傷を抑え、必要な機器を正しく届けるための案内です。緩衝材で動かないように固定するなど、媒体の種類や状態に応じた扱いが必要です。水濡れ機器やバッテリーを含む機器には個別の注意点があります。NASを本体ごと送るか、電源装置を同梱するかなども、自己判断せず受付先の指定を確認します。 #### 132.本人確認・依頼権限の確認 申込者が誰で、その機器やデータの復旧を依頼できる立場かを確かめる手続きです。会社所有の機器や代理人による依頼などでは、所有者や管理者の確認が必要になる場合があります。求められる書類や手続きは業者・案件によって異なります。本人確認書類などは、指定された安全な方法で提出します。 #### 133.秘密保持契約(NDA) 作業で知り得た情報の利用や開示などについて、当事者間で取り決める契約です。顧客情報や社内資料を含む機器を預ける場合に検討します。対象情報、利用目的、委託先への適用、契約終了後の扱いなどを確認します。契約の締結だけで情報管理が完了するわけではなく、実際の閲覧制限や保存・消去の運用も重要です。 #### 134.データ閲覧範囲 復旧や動作確認のために、担当者がどの情報を確認するかという範囲です。ファイル名の確認だけでなく、画像や文書を開く必要が生じる場合があります。機密性の高い情報があるときは、閲覧が必要となる工程や担当者の制限、依頼者自身で確認できる方法を相談します。内容を見ずにすべてのファイルの正常性を保証できるとは限りません。 #### 135.個人情報の取り扱い 申込者の連絡先や、媒体内に含まれる個人に関する情報を、どのように利用・管理するかという方針と運用です。問い合わせで入力する情報と、預けた媒体内の情報の双方が対象となり得ます。利用目的、作業上の閲覧、委託、保管、消去、問い合わせ窓口を確認します。会社の顧客データを預ける場合は、社内の管理規程との整合も必要です。 #### 136.ISMS認証 組織の情報セキュリティ管理の仕組みを、規格に基づいて第三者が審査・認証する制度です。業者の情報管理体制を確認する材料になります。ただし、データ復旧技術の性能や、情報漏えいが起きないことを保証する認証ではありません。認証の有効性に加え、依頼するサービスや実際の作業拠点が認証範囲に含まれているかを確認します。 参考: 情報マネジメントシステム認定センター「ISMS適合性評価制度」 https://isms.jp/isms.html #### 137.プライバシーマーク(Pマーク) 個人情報を適切に取り扱う体制を整備していると評価された事業者に、使用が認められるマークです。個人情報の管理体制を見る際の材料になりますが、復旧率や復旧技術を認定するものではありません。表示されている事業者名と契約先が一致するか、有効な付与状況かを確認し、個別のデータ管理条件もあわせて確認します。 参考: JIPDEC「プライバシーマーク制度」 https://privacymark.jp/index.html #### 138.データ保管期間 業者が復旧データや作業用の複製などを保持する期間です。納品後の問い合わせや再納品に備える場合がありますが、対象や期間はサービスによって異なります。期間を過ぎると再納品できない場合があるため、起算日と削除予定、延長の可否を確認します。機密データの保管を望まない場合は、納品後の確認方法と消去のタイミングを相談しましょう。 #### 139.作業用データの消去 データ復旧完了後に、業者の作業用ストレージやサーバーに残された「解析用コピーデータ」を破棄・消去するプロセスです。 データ復旧業者は消去サービス事業者ではないため、元の故障媒体に対する消去証明書などを発行することは通常ありません。対象となるのはあくまで「復旧作業のために一時保存された顧客データ」であり、納品確認後に情報漏えいを防ぐため速やかにデータが完全消去される運用になっているかどうかがポイントとなります。 ### 復旧結果の確認・納品・依頼後の用語 #### 140.データ整合性確認 復旧されたデータが構造的に壊れていないかを確かめる処理です。全データの中身までを個別に確認するわけではありませんが、ヘッダー情報等の解析によってファイルとして機能するかを判別します。データ復旧の可否判断において重要となる工程です。 ※スクラッチラボでは、この確認結果を次項の復旧データリストに明記しています。ファイル名が残っているだけでなく、実際に開ける状態にあるかを事前に確認できるため安心です。 #### 141.復旧データリスト 復旧できたファイルやフォルダの一覧を示した確認用リストです。 一般的な業者で提示されるリストはファイル名や容量が並んでいるだけのケースが多く、リストに名前が載っていても実際にファイルが開ける(壊れていない)状態かまでは判断できません。 ※スクラッチラボでは、自社開発した専用検証ツールを用いてファイルごとの破損の有無まで判別したデータリストを提供しております。 #### 142.一部復旧・部分復旧 希望データのうち一部を取り出せた状態です。多くのファイルが戻っていても、最も必要なデータが含まれない場合があります。逆に、少量でも重要なデータが取り出せれば目的を満たすことがあります。一部復旧を成功として料金が発生するか、希望データをどの方法で確認するかを、作業開始前に取り決めておくことが重要です。 #### 143.プレビュー・サンプル確認 抽出されたファイルが正常に開けるか、内容を確認するプロセスです。 一般的な業者では、業者が選んだ数枚の写真サムネイル画像を提示する程度にとどまることが多く、重要文書や動画が本当に最後まで正常に閲覧・再生できるかまでは判断できません。 ※スクラッチラボでは、ご来店いただければ実際の復旧結果をご自身で納得がいくまで直接開いてご確認いただけます。データが正しく使える状態かを目の前で徹底的にチェックした上で、費用発生や正式なご依頼の可否を判断していただける安心の仕組みです。 #### 144.納品媒体 復旧したデータを保存して受け取るHDDやSSDなどです。業者が用意する場合や、依頼者が持ち込める場合があり、料金や条件は異なります。媒体が譲渡品か貸出品か、必要容量、利用するパソコンとの互換性、暗号化の有無を確認します。貸出品の場合は、返却期限までに別の保存先へコピーし、内容を確認する必要があります。 #### 145.オンライン納品 ダウンロードなどの方法で復旧データを受け取ることです。物理的な媒体の到着を待たずに受け取れる場合がありますが、データ量や通信速度によって転送に時間がかかります。ダウンロード期限、認証方法、容量制限、保存先の空き容量を確認します。URLやパスワードの共有範囲にも注意し、受領後はファイルがそろっているかを確かめます。 #### 146.先行納品・分割納品 復旧できたデータの一部を先に渡すなど、複数回に分けて納品する方法です。業務再開に必要な少量のファイルを急いで受け取りたい場合に役立つことがあります。対応できるかは媒体の状態や作業工程によります。追加料金、先に渡す対象、残りのデータの予定、全体の完了条件を確認しましょう。 #### 147.検収・確認期限 データ復旧業界において、データ受領後に確認期間を置いてキャンセルを判断するような「検収」の仕組みは一般的に存在しません。データを送付・手渡しした段階で請求および契約が確定します。データをお渡しした後のキャンセルを認めると、データのコピーや持ち逃げといったトラブルを防止できないためです。 データの品質確認は必ず「納品前(決済前)」の段階で行われるのが原則であり、発送後の取り消しや検収の猶予期間は一切ないことを理解しておく必要があります。 #### 148.元媒体返却・原状返却 依頼時に預けた故障媒体を返してもらうことです。返却されることと、依頼前の状態に完全に戻ることは同じではありません。開封や部品交換などが行われると、外観や内部の状態が変わる場合があります。「原状返却」の範囲、交換前の部品や付属品の扱い、返却時期を確認し、再相談が必要なら実施作業の記録も受け取ります。 #### 149.再調査・再納品 納品後に不足や読み取り不良などが見つかった際に、再度調べたりデータを渡し直したりする対応です。保管中のコピーで対応できる場合と、元媒体の再作業が必要な場合があります。受付期間、対象となる不具合、追加料金を確認します。必ず追加のデータを取り出せるとは限りません。 #### 150.納品後のバックアップ 復旧データを受け取った後に、納品媒体とは別の保存先へ複製を取っておくことです。 データ復旧の現場では、手元に届いた納品用HDDをそのままメインストレージとして使い続け、数ヶ月後や1年以上経ってから「また壊れて読めなくなった」と再依頼になるケースが時折あります。新品で正常な媒体であっても絶対に壊れないハードウェアは存在せず、1台の媒体に依存し続ける限りデータ消失のリスクは常に残ります。 納品データを受け取ったら、必ず別のPCやクラウドなどにもバックアップを取り、複数の場所に分けて保存してください。一度救出した大切なデータを二度と失わないための正しい運用が不可欠です。 ### 監修者プロフィール 飯野 文広(株式会社FIX 代表取締役) 株式会社FIX代表取締役。2003年の創業以来、パソコンやネットワークのトラブル対応に携わる。2008年にパソコン修理、2014年にデータ復旧へと事業を広げ、2025年にはデータ復旧事業を専門ラボ「スクラッチラボ」として独立させ、秋葉原に開設。診断から納品までを自社ラボで完結させ、状況と作業内容をきちんと説明できる復旧を重視している。現在は他社で「復旧不可」とされた重度物理障害やスクラッチ障害を中心に、同業者からの依頼にも応えている。 ### データのトラブルが発生したときは データ復旧の可能性は、障害の原因だけでなく、トラブル発生後の操作によっても変わります。大切なデータが読み出せなくなった場合は、初期化やフォーマット、新たなデータの保存を控え、発生した症状や画面に表示された内容を記録してください。 相談時には、機器の種類・型番、症状が起きたタイミング、その後に行った操作、優先して取り出したいデータを伝えると、状況を把握しやすくなります。異音や落下、水濡れなどがある場合は、繰り返し動作確認をせず、専門業者へ相談しましょう。 --- ## お客様の声・アンケート URL: https://media-sos.com/voice/ 「他社で復旧不可と言われたHDDが蘇った」「3社断られたデータが復旧できた」など、Google評価5.0に裏打ちされたリアルな感謝の声を多数掲載。重度物理障害・スクラッチ障害・MacBookロジックボード一体型SSDなど、難易度の高い案件の復旧成功事例が中心。 --- ## 復旧事例 URL: https://media-sos.com/case-studies/ 他社不可のスクラッチ障害・プラッター故障・異音・起動不可など難易度の高い案件を多数掲載。HDD・SSD・USBメモリ・SDカード・MacBook・NAS・RAIDサーバーなど幅広いメディアに対応した実例集。 代表的な掲載事例カテゴリ: - スクラッチ障害・磁性体剥離(Seagate ST3000DM001、東芝DT01ACA300等) - 重度物理障害(WD WD1001FAES等) - マザーボード一体型SSDの基板修復(Surface Pro 5・Surface Pro 6、DELL Venue、Lenovo S21e等) - 異音・起動不可からの大容量ファイル救出 --- ## コラム URL: https://media-sos.com/column/ データ復旧の最新技術、復旧事例、失敗しない業者の選び方、料金相場、業界の裏事情まで、スクラッチラボのエンジニアが専門家ならではの視点で発信。 --- ## お知らせ URL: https://media-sos.com/news/ 営業時間・臨時休業のご案内、キャンペーン情報、メディア掲載、復旧サービスに関する最新情報を掲載。年末年始休業や臨時休業など営業日程の変更は、このページで告知する。 - 緊急性の高いお知らせ(臨時休業・設備トラブル等)は、日付に関係なく一覧の最上部に固定表示。トップページにも「緊急のお知らせ」として掲出される - 通常時はトップページに最新のお知らせ1件を掲載し、一覧ページへ誘導 - 個別記事URL: `https://media-sos.com/news/{記事ID}/` --- ## 販売パートナー募集 URL: https://media-sos.com/partner/ 大手パソコンショップを含む120社以上が選ぶデータ復旧パートナー。重度物理障害・スクラッチ障害・SSDファームウェア故障に対応し、完全成功報酬型・開封済み追加料金ゼロ。 ### 2つのプラン - **再販プラン**: パートナー自社のサービスとして再販 - **紹介プラン**: 顧客を紹介し、紹介手数料を得る 専用の[宅配データ復旧依頼フォーム](https://media-sos.com/partner-form/)を用意。 --- ## 海外のお客様向け / Data Recovery for Overseas Customers URL: https://media-sos.com/overseas/ 言語: 英語(English) 海外の個人・法人のお客様向け、および来日中に持ち込みを希望するお客様向けの英語ページ。国内では「media-sos(秋葉原データ復旧スクラッチラボ)」、海外向けの専門復旧業務は同じ秋葉原ラボが「Scratch Lab(https://scratchlab.pro/)」として運営しており、エンジニア・クリーン設備・機材はすべて共通。海外からの依頼受付・問い合わせは Scratch Lab のフォームで行う。 ### 概要(English summary) - Japan-based specialists in HDD platter scratch-damage recovery, serving individuals and businesses worldwide. - Scratched platters are recovered by firmware control, without polishing or burnishing the surface. Recovery rate on scratch-damaged platters: ~70%. - Location: Akihabara, Tokyo, Japan. 100% in-house, zero outsourcing. Full PC-3000 series and in-house cleanroom. - Physical recovery led by a Chief Engineer who previously served as a forensic technical official at Japan's National Police Agency. - 100% offline recovery environment, 24/7 security monitoring, CCTV and access control. NDA available on request. Oversight by a Japanese Government-Certified Information Security Specialist (RISS). - Policy: No Data, No Charge — a file list of recoverable data is provided before the customer commits. Limited exceptions apply (extremely severe cases, or cases assessed in advance as having minimal chance of recovery that the customer still asks to attempt); the customer's agreement is always obtained before any chargeable work. - Drives previously opened or attempted by another lab are accepted with no surcharge. ### 対応する障害 / What we handle - Physically scratched platters - Failed or degraded read/write heads - Drives not detected, not spinning, or making abnormal noise - Firmware-level corruption - Drives previously opened or attempted by another lab ### 海外からの依頼の流れ / How it works from abroad 1. Tell us about your case (submit drive and failure details) 2. Ship your media to our lab in Tokyo (we confirm the safest shipping method from your country) 3. Diagnosis and file list of recoverable data 4. You decide — approve the recovery only if your data is there 5. Recovered data is returned on new media - 発送 / Shipping: 国・地域の制限なし(物理的に発送可能であれば世界中から受付)。通電せずに梱包し、発送前に修理を試みないよう案内。 - 支払い / Payment: クレジットカード(Stripe)、Wise、海外銀行送金 - 対応言語 / Languages: 英語・ロシア語で直接対応。その他の言語はAI翻訳で対応(母国語での問い合わせ可)。対面での英語対応は本店(スクラッチラボ秋葉原店)のみ ### 来日中のお持ち込み / Visiting Japan(https://media-sos.com/overseas/#visit) - 来日中(旅行・出張)の方は、英語対応の本店に直接お持ち込み可能。国際発送・通関が不要で、損傷したドライブを輸送中の衝撃から守れる。初期診断は無料、復旧可能なファイルのリストと料金を確認してから依頼を判断できる - 店舗 / Location: Scratch Lab Akihabara (Main Location)/スクラッチラボ 秋葉原店(本店) - 住所 / Address: Spacia Akihabara B1, 4-9-7 Sotokanda, Chiyoda-ku, Tokyo 101-0021, Japan/〒101-0021 東京都千代田区外神田4-9-7 スペーシア秋葉原B1(インターフォン001 / Ring intercom 001) - 営業時間 / Hours: 10:00–19:00, Monday to Friday(土日祝定休 / Closed on weekends and Japanese public holidays) - 予約 / Appointment: 不要 / Not required - 対応言語 / Languages: English and Japanese(英語対応は本店のみ / English support at this location only) - アクセス / Access: JR秋葉原駅 電気街口 徒歩6分/東京メトロ日比谷線 秋葉原駅3番出口 徒歩7分/つくばエクスプレス 秋葉原駅A1出口 徒歩7分 - 支払い / Payment: 現金(日本円)、クレジットカード(Visa, Mastercard, JCB, American Express, Discover, Diners Club)、PayPay - 案内: 渡航前に症状と滞在日程を連絡するよう推奨。ドライブは通電せず機内持ち込み手荷物で持参。平日に来店。重度の物理障害は日数を要し、帰国までに完了しない場合は復旧データを海外へ送付可能(送料はお客様負担 / International shipping is charged to the customer) ### 窓口 / Contact - 依頼(Submit a Case): https://scratchlab.pro/submit-a-case/#shipping - 事前の質問(Have a Question First?): https://scratchlab.pro/submit-a-case/#general - 個人・法人・データ復旧業者/B2Bパートナーいずれも受付。診断は無料。 --- ## お問い合わせ・依頼 - **お問い合わせフォーム**: https://media-sos.com/contact/ ── 一般的な相談・問い合わせ窓口 - **宅配データ復旧依頼フォーム**: https://media-sos.com/delivery-form/ ── 全国対応の宅配復旧 - **パートナー専用依頼フォーム**: https://media-sos.com/partner-form/ ── 販売パートナー専用 - **海外からのご依頼(English)**: https://media-sos.com/overseas/ ── 依頼・問い合わせは Scratch Lab のフォーム(https://scratchlab.pro/submit-a-case/)で受付 - **電話**: 0120-905-910(受付10:00〜19:00)/固定電話 050-5577-5733(同じ窓口) - **LINE相談**: https://lin.ee/traFRBO --- ## 会社概要 URL: https://media-sos.com/company/ データ復旧専門ラボ「スクラッチラボ」を運営する株式会社FIXの会社情報。2003年に代表 飯野文広が個人事業として創業し、パソコンやネットワークのトラブル対応から事業を始めた。2008年にパソコン修理サービス(現・PC Fixs)を開始し、2013年に株式会社FIXとして法人化。2014年に「PC-3000」を導入して自社でのデータ復旧サービス(現・スクラッチラボ)を開始し、2016年にクリーンベンチを設置して重度物理障害への対応を開始、2025年にデータ復旧事業を専門ラボブランド「スクラッチラボ」として独立させた。データ復旧は費用の根拠や作業内容が利用者から見えにくいサービスであるため、診断から復旧・納品までの全工程を自社ラボ内で行い、状況と復旧の可能性をきちんと説明できる復旧を方針としている。現在は他社で「復旧不可」と判断された重度物理障害・スクラッチ障害を主に引き受け、同業のデータ復旧事業者やパソコン修理事業者からも「最後の砦」として依頼を受ける。2026年8月には海外・法人パートナー向けの英語サイト「Scratch Lab」を公開し、海外からの依頼にも対応している。 ### 経営理念・行動指針 - **技術で可能性を広げる**: 他社が断った案件こそ自社の役割と考え、設備・技術・知見への投資を続ける。可能性が残っている限り最後まで諦めない - **情報を預かる責任を最優先する**: 預かった媒体とデータは外部に委託せず自社内のみで取り扱う。情報を外に出さないことは復旧そのものと同じくらい重要と位置づける - **分かりやすく、正直に伝える**: できること・できないこと・費用を最初に明示する。診断結果を偽らず、完全成功報酬制のもとで納得を得てから納品する ### 会社データ | 項目 | 内容 | |---|---| | サービス名 | 秋葉原データ復旧スクラッチラボ(スクラッチラボ)※パソコン修理事業は「PC Fixs」として運営 | | 運営会社 | 株式会社FIX(英文表記: FIX inc.) | | 代表者 | 代表取締役 飯野 文広 | | 創業 | 2003年(平成15年)個人事業として創業(2008年にパソコン修理〈現・PC Fixs〉、2014年にデータ復旧〈現・スクラッチラボ〉を開始) | | 設立 | 2013年4月8日(株式会社FIXとして法人化) | | 従業員数 | 13名 | | 本店所在地 | 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-14-5 第一いさみやビル8F | | 本社 | 〒101-0021 東京都千代田区外神田4-13-6 秋葉原STビル6F | | データ復旧ラボ | 〒101-0021 東京都千代田区外神田4-9-7 スペーシア秋葉原B1(スクラッチラボ 秋葉原店/診断・復旧作業はすべて当ラボ内で実施) | | 電話 | 0120-905-910(データ復旧の相談・フリーダイヤル) | | 営業時間 | 10:00〜19:00(定休日は店舗ごとに異なる) | | 事業内容 | データ復旧サービス、パソコン・サーバー修理(PCリペア)、ネットワークシステム構築、各種システムトラブルサポート | | 認証・認定 | SECURITY ACTION(独立行政法人情報処理推進機構)自己宣言 | | 加盟団体 | NPO法人 データ復旧技術研究会(IDR) | | 主なお取引先 | 同業のデータ復旧事業者、パソコン修理事業者、パソコンショップ・量販店(BtoB・二次対応)、法人・官公庁・教育機関・医療機関、個人 | | 取引銀行 | 三菱UFJ銀行/三井住友銀行/興産信用金庫 | | お支払方法 | 現金・銀行振込・各種クレジットカード・PayPay(法人は請求書による後払いも相談可) | | 関連サイト | 株式会社FIX 公式サイト https://www.fixinc.co.jp/ / PC Fixs(パソコン修理)https://www.pc-fixs.com/ / Scratch Lab(海外・法人パートナー向け英語サイト)https://scratchlab.pro/ | ### 事業内容 - **データ復旧事業**: HDD・SSD・NAS・RAIDサーバー・USBメモリ・SDカード・パソコン/Mac・Surface・ビデオカメラ・レコーダー・監視カメラ・ドライブレコーダー等からのデータ復旧。論理障害から他社で「復旧不可」と判断された重度物理障害・スクラッチ障害まで対応。完全成功報酬制(初期診断・キャンセル料0円)。宅配郵送(全国対応)/店舗持込/出張訪問の3経路で受付 - **データ復旧の受託・二次対応**: パソコンショップ・修理事業者・同業データ復旧事業者からの難案件の引き受け(BtoB)。販売パートナー制度あり(https://media-sos.com/partner/) - **PCリペア事業**: 液晶パネル交換、マザーボード・基板修理、電源系統の修復、パソコン・サーバーの各種修理(PC Fixsとして運営) - **PCサポート事業**: ネットワークシステム構築(LAN/VPN拠点間接続、サーバー構築)、ウイルス・スパイウェア駆除、PCリプレイス、各種トラブルシューティング ### 沿革 | 時期 | 内容 | |---|---| | 2003年 | 代表 飯野が個人事業として創業 | | 2008年5月 | パソコン修理サービスを開始(現・PC Fixs) | | 2013年4月 | 株式会社FIXを設立(個人事業から法人化) | | 2014年11月 | データ復旧サービスを開始(現・スクラッチラボ/「PC-3000 Express」導入) | | 2015年6月 | PC Fixs 高田馬場店(東京都新宿区高田馬場/第一いさみやビル)を開設 | | 2016年5月 | クリーンベンチを設置し、重度物理障害への対応を開始 | | 2017年2月 | NPO法人データ復旧技術研究会へ加盟 | | 2017年7月 | 基板修復(マザーボード修理)技術を導入し、サービスを開始 | | 2018年4月 | PC Fixs 秋葉原店(東京都千代田区外神田/秋葉原STビル)を開設 | | 2022年9月 | PC Fixs 両店舗がApple 独立系修理プロバイダ(IRP)として承認 | | 2023年11月 | 元警察庁技官のチーフエンジニアが技術責任者として参画 | | 2025年7月 | データ復旧事業の拡大に伴い、専門ラボブランド「スクラッチラボ」として独立し、秋葉原店(東京都千代田区外神田/スペーシア秋葉原)を開設 | | 2026年4月 | 情報セキュリティ基本方針を制定 | | 2026年8月 | 海外・法人パートナー向け英語サイト「Scratch Lab」を公開 | ### 拠点一覧 - **スクラッチラボ 秋葉原店(本店・ラボ)**: 〒101-0021 東京都千代田区外神田4-9-7 スペーシア秋葉原B1/JR秋葉原駅 電気街口から徒歩6分/営業時間 10:00〜19:00・定休日 土日祝 - **PC Fixs 秋葉原店(受付店)**: 〒101-0021 東京都千代田区外神田4-13-6 秋葉原STビル6F/JR秋葉原駅 電気街口から徒歩6分/営業時間 10:00〜19:00・年中無休(年末年始を除く) - **PC Fixs 高田馬場店(受付店)**: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-14-5 第一いさみやビル8F/東京メトロ東西線 高田馬場駅6番出口から徒歩1分/営業時間 10:00〜19:00(昼休憩14:00〜15:00)・年中無休(年末年始を除く) 各拠点はSECOMの機械警備・入退室管理を導入。詳細は[店舗情報](https://media-sos.com/shop/)を参照。 ### 技術・設備体制 - **技術体制**: チーフエンジニア(元警察庁技官/情報処理安全確保支援士 登録番号 第034151号)が技術責任者としてすべての高難易度案件を直接監修。コンポーネントレベルの基板修復を専門とするデータ復旧エンジニアも在籍し、物理・基板・論理それぞれに専門技術者を配置(詳細: https://media-sos.com/engineer/) - **主な設備**: PC-3000シリーズ(Portable Pro/Portable III/Express/Flash)、NANDフラッシュメモリ解析・データ再構築設備、eMMC/Surface チップリーダー、USB to SATA プローブボード、クリーンベンチ(HDD開封作業用)、ナノはんだ付ステーション、ホットエア リワークステーション、三眼実体顕微鏡、オシロスコープ、安定化電源、デジタルマルチメータ、サーモグラフィーカメラ(詳細: https://media-sos.com/equipment/) - **自社完結体制**: 診断・開封・基板修復・データ抽出・納品までの全工程を自社ラボ内で実施し、媒体を外部業者へ渡すことはない。ACE Laboratory社(PC-3000開発元)とも直接連携 ### 情報セキュリティへの取り組み - **物理的セキュリティ**: 機械警備システム(SECOM)、監視カメラ、入退室管理を全拠点に導入。復旧作業はオフライン環境で実施 - **人的セキュリティ**: 全従業員に対する倫理教育の実施と秘密保持誓約書の取得。要望に応じて秘密保持契約(NDA)を締結 - **方針・規程**: 個人情報保護方針・情報セキュリティ基本方針(情報セキュリティ基本方針 制定日: 2026年4月17日)https://media-sos.com/privacy-policy/ --- ## 特定商取引法に基づく表記 URL: https://media-sos.com/commercial-transactions/ | 項目 | 内容 | |---|---| | 名称 | スクラッチラボ | | 運営会社 | 株式会社FIX | | 代表責任者 | 飯野 文広 | | 事業内容 | パソコン修理、データ復旧、各種システムトラブルサポート | | 所在地 | 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-14-5 第一いさみやビル8F | | 電話番号 | 050-5577-5734 | | 販売価格 | 各サービス・修理内容ごとの見積り金額に基づく | | 追加費用 | 銀行振込手数料、修理品の配送料、出張修理の出張費 | | 支払方法 | 現金・銀行振込・各種クレジットカード・PayPay(法人は条件付き請求書後払いも可) | | 支払期限 | 宅配: 発送前/出張: 作業完了時(一部法人は掛払い可) | | 引渡し時期 | 宅配: 決済確認後発送/出張: 訪問日時を決定し納品時決済 | | 申込み有効期限 | 申し込み後2週間以内に修理品の発送・持込がない場合キャンセル | | 返品返還の特約 | 作業完了後のサービスキャンセルは原則不可。例外時は実費請求 | --- ## プライバシーポリシー / 情報セキュリティ基本方針 URL: https://media-sos.com/privacy-policy/ ### 個人情報の取扱い(プライバシーポリシー) - **事業者・管理者**: 株式会社FIX/個人情報保護管理責任者 飯野 文広 - **利用目的**: データ復旧に関する電話・メールでの問い合わせ対応、修理品等の配送および輸出入に伴う住所記載、採用選考および従業員の雇用管理。問い合わせ対応の品質向上と内容確認のため、通話を録音する場合がある - **第三者提供**: 本人の同意がある場合または法令に基づく場合を除き、第三者に提供しない - **取扱いの委託**: 個人情報の取扱いを外部へ委託しない - **自動取得される情報**: 利用者が自ら入力しない限り、個人を特定できる情報を自動的に取得しない。サイトの利便性向上と利用状況の分析のためにCookieを利用する - **アクセス解析**: Google Analytics(サイトの利用状況の把握)とMicrosoft Clarity(ヒートマップ・セッションの記録)を利用。いずれもGoogle タグマネージャーで設置しており、Google タグマネージャー自体は個人を特定できる情報を取得しない - **セキュリティ対策**: お問い合わせフォーム等へのスパムや不正な送信を防ぐため、Cloudflare, Inc.の「Cloudflare Turnstile」を利用。人によるアクセスかを判定するため、IPアドレスやブラウザ・端末に関する情報などをCloudflare, Inc.へ送信する。これらの情報は不正な送信の検知・防止のほか、Cloudflare, Inc.によるTurnstileの改善にも利用される - **アフィリエイト広告の成果測定**: 株式会社ジオコードが提供する広告計測サービス「CAST」を利用。提携メディアの広告リンク経由のアクセスと、問い合わせ等の成果の発生をCookie等で測定し、成果の確認と広告報酬の算定に利用する。成果確認のため、Google Analyticsで取得した流入元および成果に関する統計情報を同社と共有している - **安全管理**: 取得した個人情報の漏洩・滅失・毀損の防止と是正など、安全管理のために必要かつ適切な措置を講じる - **開示等の請求・問い合わせ窓口**: 本人の求めに応じ、保有個人情報の通知、開示、訂正・追加・削除、利用停止、消去、第三者提供の停止に対応する。窓口は 0120-905-910(10:00〜19:00) ### 情報セキュリティ基本方針 株式会社FIXは、顧客から預かった情報資産を事故・災害・犯罪などの脅威から守るため、以下の方針で全社的に情報セキュリティに取り組む。 1. **経営者の責任**: 経営者主導で組織的かつ継続的に情報セキュリティの改善・向上に努める 2. **社内体制の整備**: 情報セキュリティの維持・改善のための組織を設置し、対策を社内の正式な規則として制定 3. **従業員の取組み**: 全従業員が情報セキュリティに必要な知識・技術を習得 4. **法令及び契約上の要求事項の遵守**: 関係法令・規制・規範・契約上の義務を遵守 5. **違反及び事故への対応**: 法令違反・契約違反・事故発生時には適切に対処し再発防止に努める 制定日: 2026年4月17日 / 株式会社FIX 代表取締役 飯野 文広 --- ## 関連ファイル - 概要版: [llms.txt](https://media-sos.com/llms.txt)